ソニーの2023年版新型ミッドレンジ、Xperia 10 V。
チップセットが前モデルから据え置きのSD695ということで、これに関しては期待外れといった声も少なくありません。
そんなXperia 10 Vですが、今回、ドコモ版SO-52Dおよびau版SOG11の発売日と価格が公開されていました。
ドコモ版、au版、いずれのモデルも発売日は7月6日。
一方、価格に関しては両モデルで結構大きな差がでており、ドコモ版が79,860円、au版が69,550円。
Xperia 10 Vの国内モデルはすでに楽天モバイル版の価格は判明しており、これらの価格を前モデルと比較すると:
ドコモ版Xperia 10 IV→10V:64,152円→79,860円
au版Xperia 10 IV→10V:69,985 円→69,550 円
楽天モバイル版Xperia 10 IV→10V:59,800円→72,800円
ソフトバンク版Xperia 10 IV→10V:74,880円→?
au版の価格は前モデルからほぼ据え置きですが、ドコモ版の価格は約24%の上昇。
これは楽天モバイル版の22%をさらに上回る値上げ率です。
ちなみにフラッグシップのXperia 1 Vのドコモ版ですら、前モデルからの価格上昇率は14%程度。
Xperia 10 Vはメインカメラセンサーのアップグレードなど、前モデルからの進化点がないわけではありませんが、それでもチップセット、メモリ、ストレージ容量などは完全に据え置き。
それにもかかわらずこれだけ販売価格がアップする、というのはやはり少し異常な気がします。