「楽天モバイルへ乗り換えたいけれどやり方がわからない」
「ソフトバンクから乗り換えるメリットがあるのか知りたい」
近年登場した楽天モバイルは、無制限プランや豊富なキャンペーンで注目を集める格安SIMです。
しかし現在、ソフトバンクを使っている場合、乗り換えの面倒さに不安がある人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、乗り換える際に知っておきたい以下のトピックについて解説していきます。
後悔しないためにも、乗り換えることによるデメリットは事前に把握してみてください。
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ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換え手順
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える手順は、以下の4ステップです。
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手順1. ソフトバンクにMNPの申請
ソフトバンクから乗り換える際には、電話番号を移行するために「MNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)」を取得する必要があります。
ソフトバンクでは以下の方法で、MNP予約番号の取得が可能です。
- 「携帯電話番号ポータビリティお問い合わせ窓口」に電話
- ソフトバンクショップに行く
- マイページ「My SoftBank」で手続きをおこなう
電話やウェブであれば待ち時間もかかりませんが、受付時間は午前9時から午後8時までです。
また、店舗では本人確認書類が必要なため、都合のいい方法を選んでいきましょう。
手順2. 楽天モバイルのWEBサイトで契約する
MNP予約番号を手に入れたら、楽天モバイルの公式サイトに進みます。申し込み自体は簡単で、5分ほどあれば完了するはずです。
事前にMNP予約番号のほか、本人確認書類や銀行口座などの支払いに関するもの、楽天会員ユーザIDとパスワード、登録するキャリアメールアドレスを用意してみてください。
また、契約時には合わせてオプションも選択可能です。
楽天モバイルでは「遠隔サポート」や「国際電話かけ放題」など、さまざまなサービスが用意されています。
ニーズに合わせた契約プランを作るためにも、あらかじめチェックしてみてください。
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手順3. 契約方法を選択する
回線のみを契約する場合
「Rakuten最強プラン」を選択すると、サービスとSIMカードのタイプを選ぶページになります。
回線のみを契約する場合はこの2点を入力したあと、「この内容で申し込む」に進めば完了です。
本人確認書類を提出して必要な個人情報・支払い方法を入力すれば、SIMカードの到着を待つのみとなります。
楽天モバイルだけでなく、端末もセットで購入する場合
一方、端末もセットで購入する場合は、もう1ステップ必要です。
「Rakuten最強プラン」からサービスとSIMカードタイプを選択したら、「製品選択へ進む」に移動します。
スマホやモバイルルーターが選べる画面に切り替わりますので、ここで端末を選択してみてください。その後の流れは回線のみのときと同様です。
手順4. 楽天モバイルでMNPの手続きをする
以上のステップを終えたら、残りは楽天モバイルでMNPの開通手続きをおこなうのみです。その手順は、以下のとおりとなります。
- マイページ「my 楽天モバイル」にアクセスし、ログイン
- 「お申し込み履歴」をタップ
- 該当する申込番号を選択
- 「MNP転入する」ボタンをタップ
開通手続きが終わると、ソフトバンクとの契約も自動的に切れるようになっています。
しばらくすると楽天モバイル回線に切り替わりますので、時間を置いてチェックしてみましょう。
楽天モバイルはMNPワンストップ対応なので手続きをかんたんにできる
楽天モバイルでは2023年5月からMNPワンストップ方式を導入しています。
MNPワンストップ方式は電話番号はそのままで、乗り換え先の手続きのみで他社に乗り換えられる制度のことです。
MNPワンストップ方式を使えばソフトバンクでのMNP予約番号の発行はなしで、楽天モバイルで手続きするだけで、開通手続きまで完結できるようになります。
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ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える6つのデメリット
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えることで起きるデメリットは、以下の6点です。
携帯キャリアの乗り換え時は、メリットとデメリットのバランスを見ることが重要です。
乗り換えによるメリットを知る前に、自分に起こり得るデメリットについて知っていきましょう。
デメリット1. ソフトバンクの違約金がかかる
ソフトバンクから他社キャリアへ乗り換える際には、契約解除料として解約金(違約金)が発生します。
金額は契約内容や料金プランによって異なるため、まずは自身が加入しているプランをチェックしてみてください
現在契約解除できる主なプランは「基本プラン」「通話基本プラン・スマ放題/スマ放題ライト」「ホワイトプラン」「標準プラン」の4つとなります。それぞれの契約解除料に関しては、以下のとおりです。
契約期間 | 解約金(税込) | |
基本プラン | 2年契約なし | 不要 |
通話基本プラン スマ放題/スマ放題ライト |
2年契約 | 1〜23カ月目:10,450円 24〜26カ月目:不要 27カ月目以降:10,450円 |
2年契約(フリープラン) | 1〜23カ月目:10,450円 24カ月目以降:不要 |
|
2年契約なし | 1カ月目:10,450円 2カ月目:7,975円 3カ月目:5,500円 4カ月目以降:不要 |
|
ホワイトプラン | 2年契約あり | 1〜23カ月目:10,450円 24〜26カ月目:不要 27カ月目以降:10,450円 |
標準プラン | 2年契約なし | 1カ月目:10,450円 2カ月目:7,975円 3カ月目:5,500円 4カ月目以降:不要 |
ただし上記のように、契約期間によっては解約金が発生しない場合もあります。
まずは自身が加入しているプランを確認して、解約金が発生するかどうか調べてみるようにしてみてください。
※2022年2月1日以降、契約更新月以外の解約でも違約金が発生することはなくなりました。どのタイミングに乗り換えても解約する際の違約金はかかりません。
ソフトバンク光も解約する場合、契約解除料が発生することがあります。
デメリット2. ソフトバンクで端末の残り代金がかかる
ソフトバンクを解約する際には、使用している端末に残っている機種代金を払う必要があります。
残りの機種代金は端末代金やプランによって異なりますが、以下の方法で確認することが可能です。
- ソフトバンクのLINE公式アカウントで「機種代金」をチェックする
- マイページ「My SoftBank」にログインして確認する
- チャットサポートから電話で問い合わせる
ただし一括払いでおこなう必要はありません。
支払い方法は引き続き分割払いとなりますので、毎月の負担が少ないということも覚えてみてください。
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デメリット3. 「Rakuten Link」を使わないと通話料は高め
楽天モバイルでは、オプションサービスのひとつとして「Rakuten Link」を用意しています。「Rakuten Link」は楽天モバイル会員専用で、いつでも無料通話や無料メッセージが楽しめるアプリです。
グループチャットは最大100人まで利用可能で、メッセージ以外にも写真や動画、ファイルを送り合うことができます。楽天モバイルではこのアプリを使える点がメリットとなりますが、通常の通話料には注意が必要です。
「Rakuten Link」を使わない場合の通話料は30秒で22円(税込)となるため、1分で44円(税込)もの料金が発生します。
「Rakuten Link」を使うように心がけていれば問題ないデメリットですが、注意したいのが折り返し時です。相手が楽天モバイルでない場合、当然アプリではなく携帯に着信履歴が残ります。
しかし「Rakuten Link」から折り返すのであれば、履歴の確認後アプリの起動が必要です。履歴を確認してすぐにそのまま折り返してしまうと、通常通話となってしまいます。
せっかくの無料通話が割高な通話料金となってしまいますので、電話利用の多い人は注意してください。
デメリット4. 通信品質が低下する恐れがある
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるデメリットは、通信品質が低下する恐れがある点です。
ソフトバンクと楽天モバイルの、それぞれのユーザーが計測した、平均的な通信速度は次のようになっています。
サービス | 平均Ping値 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
ソフトバンク | 38.04ms | 135.87Mbps | 23.14Mbps |
楽天モバイル | 50.38ms | 46.78Mbps | 23.49Mbps |
参照:みんそく
上記の表を見ると、ダウンロード速度に関しては、ソフトバンクよりも楽天モバイルのほうが低速であることがわかります。
ダウンロード通信は、Webサイトの閲覧やSNSの読み込み、動画の視聴などで使用するため、これらの速度が低下する可能性に注意が必要です。
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デメリット5. iPhoneだとAPN設定が別途で必要
iPhoneは、楽天モバイルにおいて動作保証の対象外となります。そのため、乗り換える際には別途でのAPN設定が必要です。
APN設定はインターネットを繋ぐ大切な設定ですので、格安SIMに乗り換える際は忘れないよう注意してください。
ただしこのAPN設定はiPhoneに限らず、大手キャリアからの乗り換えであれば必要になる手順のひとつとなります。必要ないのは、楽天モバイルで製品を購入したケースのみです。
iPhoneの設定方法については、公式のホームページで「動画でかんたん初期設定」として紹介されています。
手順をしっかりと踏めば難しいものではありませんので、ぜひ参考にしてみてください。
デメリット6. 通信エリアが狭まる可能性がある
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるデメリットは、通信エリアが狭まる可能性がある点です。
令和2年度の総務省の調査によると、ソフトバンクの4G LTEの基地局数は全国に172,807局ある一方、楽天モバイルは4,728局となっています。
基地局数は楽天モバイルよりソフトバンクのほうが多いため、乗り換えると通信エリアが狭まってしまうかもしれません。
楽天モバイルの自社回線エリアは、2022年3月の時点で人口カバー率97%を突破したと発表されています。
しかし山間部や離島など、都心部を離れたときには、ソフトバンクのほうがつながりやすい可能性は高いでしょう。
ただし楽天モバイルは、自社回線が接続できない場合は、パートナー回線であるau回線に接続されるシステムとなっています。
au回線での通信は月間5GBまでの上限がありますが、電波が完全になくなるリスクは低いため、安心して利用可能です。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える10個のメリット
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える際のメリットを解説していきます。
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メリット1. 月額料金が安くなる
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるメリットは、月額料金が安くなる点です。
ソフトバンクと楽天モバイルの主要な料金プランを比較すると、次のようになります。
サービス名 | ソフトバンク | 楽天モバイル | |
プラン名 | メリハリ無制限 | ミニフィットプラン+ | Rakuten最強プラン |
月額料金(税込) | 無制限:7,238円 | ~1GB:3,278円 ~2GB:4,378円 ~3GB:5,478円 |
~3GB:1,078円 ~20GB:2,178円 ~無制限:3,278円 ※自社回線エリアの場合 |
このようにソフトバンクの割引前の月額料金と楽天モバイルを比較すると、楽天モバイルのほうが基本料金は大幅に安いことがわかります。
ソフトバンクには家族割やインターネットとのセット割などが豊富ですが、割引を適用したとしても、楽天モバイルのほうが安くなるパターンは多いです。
メリット2. データが無制限に使える
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるメリットとして、月間データ容量を無制限に使える点があります。
ソフトバンクの「メリハリ無制限」は、1カ月間のデータ容量に上限がなく、動画もゲームも楽しみ放題な点が魅力です。
一方の楽天モバイルも、ソフトバンクのメリハリ無制限と同様に、月間データ容量に上限はありません。
楽天回線エリア外のau回線には月間5GBという制限がありますが、楽天回線エリア内で使用するには最強の通信プランとなっています。
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メリット3. Rakuten Linkで国内通話し放題
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるメリットとして、「Rakuten Link」アプリを使えるようになる点が挙げられます。
Rakuten Linkとは、国内通話を何度でも無料でかけ放題のアプリです。
楽天モバイル会員限定で使用でき、かける相手は楽天モバイルユーザーでなくても構いません。
通常の携帯電話や固定電話にもかけられるので、店舗や施設、会社に連絡する場合でも通話料は無料です。
ソフトバンクの場合は通話料金が有料であり、30秒ごとに22円の従量料金か、有料オプションの定額かけ放題サービスに加入する必要があります。
楽天モバイルに乗り換えれば、通話料金が浮くので、家計の負担も軽くなるでしょう。
ただしRakuten Linkは、ナビダイヤルなど有料の電話番号にかける場合のみ、個別に料金が発生する点に注意が必要です。
メリット4. 楽天ポイントが貯まる&使える
楽天モバイルでは、支払いに応じて「楽天ポイント」が貯まるのもメリットのひとつです。110円(税込)につき1ポイントを獲得でき、楽天モバイルを使うだけでお得にポイントを貯められます。
さらに、楽天市場での買い物で適用される「SPU(楽天スーパーポイントアップ)」も見逃せません。
「SPU(楽天スーパーポイントアップ)」は買ったもののポイント+1倍がもらえる制度で、普段からネットショッピングが多い方に有益なサービスとなっています。
また楽天モバイルでは、貯まったポイントを使って支払いを済ますことも可能です。支払い用途も幅広く1ポイント=1円として、楽天市場での買い物や、毎月の支払いにも充てることができます。
さらにあらかじめ、ポイントで支払う額の設定も可能です。期間限定ポイントが優先的に使われるので、もらったポイントの利用忘れへの対策としても有効でしょう。
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メリット5. 料金プランがシンプルでわかりやすい
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるメリットとして、料金プランがシンプルでわかりやすい点が挙げられます。
ソフトバンクには次の3種類の料金プランがあり、それぞれ割引サービスが多く複雑な料金体系です。
- メリハリ無制限
- ミニフィットプラン+
- スマホデビュープラン
一方、楽天モバイルの通信プランは、「Rakuten最強プラン」の1種類のみです。
契約者が1カ月間に使用したデータ容量に応じて、自動的に段階料金が適用されるため、データを使わず無駄にする心配はありません。
また楽天モバイルには家族割などはなく、通常料金でも安い価格設定となっています。
ソフトバンクよりシンプルでわかりやすい料金体系のため、自分の現在の通信料金と比較して検討しやすいです。
メリット6. 対応機種であればSIMカードの入れ替えだけでそのまま使える
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える際に、楽天モバイルの対応デバイスを持っていれば、SIMカードを入れ替えるだけでそのまま使えます。
楽天モバイルの対応端末には、ソフトバンクで販売された機種も多数あるため、持ち込みでも契約しやすいのはメリットです。
なお楽天モバイルの対応デバイスは、公式サイトから簡単に確認できます。
SIMのみ契約で乗り換えたい場合は、事前に確認してから申し込みましょう。
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メリット7. デビットカードでの支払いが可能
キャリア名 | 支払い方法 |
ソフトバンク | ・クレジットカード ・口座振替 |
楽天モバイル | ・クレジットカード ・デビットカード ・口座振替 ・楽天ポイント |
ソフトバンクでの支払い方法は、クレジットカードか口座振替の2種類になります。一方楽天モバイルでは、楽天ポイントでも支払うことが可能です。
楽天ポイント払いでは、楽天グループのサービスで貯まったポイントをそのまま使うことができます。
またコンビニやドラッグストアで貯まったポイントも使えるため、非常に使い勝手のいい支払い方法といえるでしょう。
さらに楽天モバイルでは、デビットカードで支払うこともできます。格安SIMを扱う会社のなかでも、珍しく楽天モバイルならではのメリットです。
クレジットカードを持っていない、使いたくないために格安SIMを諦めていた人は、ぜひ楽天モバイルを検討してみてはいかがでしょうか。
メリット8. 楽天モバイルショップがあらゆる場所にある
楽天モバイルショップの店舗数は、全国で約600店舗あります。
あらゆる場所に店舗があることも、楽天モバイルを安心して利用できるポイントのひとつです。店頭では、主に以下のサービスを受けることができます。
- 新規回線契約
- 他社回線から乗り換え(MNP)
- 楽天モバイル(ドコモ回線/au回線)からプラン変更(移行)
- 機種変更
- SIMカードの交換・再発行
ただし機種変更とSIMカードの対応に関しては、家電量販店内の楽天モバイルショップではおこなっていません。この2点で訪れる際は、店舗の形態に注意してください。
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メリット9. セットで買えるスマホの種類が豊富
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるメリットとして、SIMとセットで購入できるデバイスの種類が豊富な点が挙げられます。
新型のiPhoneやAndroidが豊富に用意されているほか、楽天モバイルのオリジナル端末も購入可能です。
そのほか、Apple純正のアクセサリーや、Apple Watchも販売されています。
デバイス購入の選択肢が豊富であれば、機種変更時にも好みの端末を見つけやすいため、ソフトバンクから乗り換えても安心です。
メリット10. 楽天のキャンペーンがお得
楽天モバイルは、ソフトバンクと比較してもキャンペーンが多く開催される傾向にあります。
月額料金が安くなったり、デバイスの購入で大幅割引やポイント還元を受けられたり、エンタメコンテンツの割引が受けられたりキャンペーン内容はさまざまです。
過去には、「プラン料金1年間無料」や「プラン料金3カ月無料」などの衝撃的なキャンペーンが開催されていました。
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える際は、ぜひお得な入会制度を活用してみてください。
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えがおすすめな人
楽天モバイルに乗り換えた際のメリットと、デメリットについてまとめてきました。
その双方を見てみると、楽天モバイルのメリットを受けやすいのは以下のような人といえます。
やはり楽天モバイルの特徴である「価格の安さ」や「データ無制限」がポイントです。
また乗り換えのしやすさという点では、「スマホの端末残金が残っていない人」にもおすすめとなります。
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月々のスマホ代金が高くて困っている人
ソフトバンクにおける月額料金は、最低でも「スマホデビュープラン」の月額990円(税込)です。
しかもその料金は1年間のみの価格となり、14カ月目からは月額2,178円(税込)までアップします。
データ容量が最大となる「メリハリプラン」では月額3,828円(税込)となりますが、これは家族割やおうち割を併用した金額です。
割引を併用しないのであれば、金額はさらに1,000円、2,000円と加算されていきます。
その点、楽天モバイルでの「Rakuten最強プラン」では、使った分だけ課金する料金システムです。
そのため、メリハリプラン並のデータ容量までアップしても20GB以上は月額3,278円(税込)で固定となります。
どちらにせよ楽天モバイルなら、月々のスマホ料金を最大限まで抑えることができるでしょう。
50GB以上スマホの容量がほしい人
ソフトバンクのメリハリプランは、最大容量のデータ量が特徴のサービスです。
しかしそれ以上のデータ容量を提供しているプランはないため、ソフトバンクにおけるデータ容量は50GBが上限となります。
一方、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」では無制限のデータ容量が魅力のひとつです。
どれだけ使っても変わらない月額料金と合わせて、楽天モバイルが人気を集める理由となっています。
データ容量は普段からオンラインゲームをしたり、動画視聴をしたりする人にとってネックになりやすい点でしょう。そのような用途が多い人は、データ容量が無制限の楽天モバイルがおすすめです。
スマホの端末代を払い終えた人
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるとき、意外と盲点になりやすいのが「分割支払金」です。
スマホの購入時に発生するこの費用は、月々の支払いに分散されます。そのため残金を把握していない場合も多く、乗り換えたら高くついてしまったということにもなりかねません。
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える際には、スマホの端末代を払い終えておくことが大切です。
残金がある場合、乗り換えたあとも継続して払い続ける必要があります。楽天モバイルとの支払いも重なり負担も大きくなるため、充分に注意してください。
反対にスマホの端末代を払い終えた人は、乗り換えとしては絶好のタイミングといえます。契約前に、ソフトバンクでの支払い状況をぜひ一度確認してみてください。
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるベストなタイミング
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるベストなタイミングは以下の4つです。
- ソフトバンクの請求締め日のタイミング
- スマホを買い替えたいタイミング
- 楽天サービスを利用するタイミング
- ソフトバンクの料金が高いと感じたタイミング
ソフトバンクの請求締め日のタイミング
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるには、ソフトバンクの請求締め日のタイミングがおすすめです。
ソフトバンクは解約月の日割り計算はなく、満額請求されてしまうからです。
請求締め日は利用期間を1ヶ月として3つのパターンがあります。
請求締め日 | 利用期間(1ヶ月) | 支払い期限 |
---|---|---|
10日 | 前月11日 ~ 当月10日 | 翌月6日 |
20日 | 前月21日 ~ 当月20日 | 翌月16日 |
末日 | 前月21日 ~ 当月20日 | 翌月26日 |
ただし、締め日ギリギリに手続きをしてしまうと請求日を超えてしまい、次月分の料金も請求されてしまう可能性があります。
MNP転入などの期間も考えた上で余裕を持って手続きしましょう。
なお、ソフトバンクを解約する際の契約解除料は2022年2月1日以降免除となっているため、契約更新月は気にしなくて大丈夫です。
楽天モバイルは使った分だけ月額料金を支払う制度なので、どのタイミングで契約しても損をすることはありません。
スマホを買い替えたいタイミング
スマホ端末を最新機種に替えたいときは、楽天モバイルの乗り換えとタイミングをあわせるとお得に買い替えできます。
楽天モバイルでは乗り換えで端末代金が割引になったり、楽天ポイントが還元されるキャンペーンを開催しているからです。
また、最新のiPhone14シリーズを4大キャリア最安値で販売しています。(※2023年3月10日時点)
新しいスマホに買い替えたいと思っている場合、楽天モバイルへの乗り換えにベストなタイミングといえます。
楽天サービスを利用するタイミング
楽天グループは楽天カードや楽天銀行など様々なサービスを展開しており、利用すればするほど多くの楽天ポイントが貯まります。
そのため、日々の買い物や支払いを楽天サービスに統一することで、楽天ポイントを使ったお得なサイクルができあがります。
例えば、楽天モバイルの支払いを楽天カードにし、引き落としを楽天銀行にすることで効率よくポイントを貯めることができます。
ソフトバンクの料金が高いと感じたタイミング
ソフトバンクの料金が高いと感じているなら、楽天モバイルへの乗り換えにベストなタイミングといえます。
ソフトバンクで一番データ通信量が少ないプランを契約しても、楽天モバイルの無制限プラント料金が変わらないからです。
また、「Rakuten Link」アプリを使えば国内通話料を無料にできます。
楽天モバイルの方が圧倒的にコスパが良くなるので、早く乗り換えた方が出費を抑えられます。
ソフトバンクから楽天モバイルへお得に乗り換えできるキャンペーン
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えがお得にできるキャンペーンを紹介します。
- iPhoneトク得乗り換えキャンペーン
- スマホトク得乗り換えキャンペーン
- 楽天モバイルと楽天カード同時申し込みで最大14,000ポイント
iPhoneトク得乗り換えキャンペーン|各種特典の併用で最大32,000円相当お得に
キャンペーン期間 | 2024年2月21日(水)〜終了時期未定 |
特典内容 | 最大32,000円相当がお得になる |
対象機種 | ・iPhone15シリーズ(無印・Plus・Pro・Pro Max) ・iPhone14シリーズ(無印・Plus) ・iPhone13 ・iPhoneSE(第3世代) |
キャンペーン適用の条件 | ・対象のiPhoneと楽天モバイルの申し込み ・RRakuten最強プランのプラン利用開始 ・Rakuten Linkアプリから10秒以上の通話発信 |
キャンペーンの注意点 | ・ポイント還元額は「Rakuten最強プランご契約とiPhone対象製品を一括払いもしくは24回払いのご購入で20,000円割引キャンペーン」「iPhone 対象端末ポイントバックキャンペーン」「【Rakuten最強プランはじめてお申し込み特典】他社から乗り換えでポイントプレゼント」などの合計額 |
iPhoneトク得乗り換えキャンペーンは、楽天モバイルで対象のiPhoneを購入すると適用される特典です。
楽天モバイルでiPhoneを購入すると複数の特典が適用されるため、最大で32,000円相当が還元されます。
楽天モバイルの中でも還元額が非常に大きいキャンペーンなので、忘れずに適用条件をクリアするようにしましょう。
スマホトク得乗り換えキャンペーン
キャンペーン期間 | 2023年8月31日〜終了時期未定 |
特典内容 | 対象のAndroidとセットで最大12,000ptの楽天ポイントが還元される |
対象機種 | ・ Xperia 5 V ・ OPPO A79 5G ・ Galaxy S23 ・ AQUOS sense8 など |
キャンペーン適用の条件 | ・対象のAndroidとRakuten最強プランの申し込み ・Rakuten最強プランの利用開始 ・Rakuten Linkアプリから10秒以上の通話発信 |
キャンペーンの注意点 | Rakuten WiFi Pocket 1円キャンペーン、【楽天モバイル】Rakuten最強プラン紹介キャンペーンとの併用不可 |
対象のAndroidと楽天モバイルを同時に申し込むことで、最大12,000ptの楽天ポイントが還元されるキャンペーンです。
製品により還元されるポイント数は異なりますが、Androidに乗り換えをしたい方はお得に買い替えできます。
楽天モバイルと楽天カード同時申し込みで最大14,000ポイント
キャンペーン期間 | 2023年8月28日〜終了時期未定 |
特典内容 | 楽天モバイルと楽天カードを同時申し込みで最大14,000ポイント還元 |
キャンペーン適用の条件 | ・新規で楽天カードを申し込んだ方 ・楽天モバイル申し込み前に楽天カードを申し込んだ方 ・カード利用期限までに1円以上、1回以上対象カード(楽天カード)を利用された方 ・Rakuten Linkアプリから10秒以上の通話発信 |
キャンペーンの注意点 | すでに楽天カードを持っている方は対象外 |
楽天カードと楽天モバイルを同時申し込みすると最大14,000ポイントが還元されるキャンペーンです。
還元されるポイントの内訳は以下となります。
- 楽天カード新規入会&利用で5,000ポイント
- 楽天モバイルと楽天カード同時申し込みで3,000ポイント
- 楽天モバイルへの乗り換えで6,000ポイント
楽天カードは基本の還元率が1%の高還元率で、楽天市場で使うと還元率が大幅にアップします。
また、楽天カードで貯めたポイントは楽天モバイルの利用料の支払いに使えるので、効率的にポイントを貯めることができます。
楽天サービスを利用するなら楽天カードと同時に申し込んだ方がお得です。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える時の注意点
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えはいたってシンプルですが、以下の4点には注意が必要です。
どれも事前に確認しておけば、問題ない注意点となります。しかし見落としてしまった際には、思いがけないトラブルに見舞われるかもしれません。
ムーズな乗り換えのためにも、この4点については必ずチェックしてみてください。
MNPの有効期限が切れてしまわないように注意する
他社への乗り換え時に必要となるMNPですが、その有効期間は予約日を含めて15日間です。
この期間を過ぎてしまうと予約は失効となりますので、注意してください。有効期限が切れた場合、MNPの発行は最初からやり直しとなります。
有効期限が不安なときは、あらかじめスケジュールを調整しておくと安心です。はじめての乗り換えでは、意外と時間がかかってしまうこともあります。
2週間以上あるからといって放置せず、予約番号を手に入れたら迅速に手続きを済ませるといいでしょう。
楽天モバイルのエリアを確認しておく
楽天モバイルは大手キャリアに比べて、新しく登場したばかりの格安SIMになります。
そのため通信エリアの普及がまだ充分でなく、地方によっては対象外となる場所もまだ少なくありません。現在早急に拡大中ではあるものの、通信エリアはあらかじめ確認しておくことが大切です。
通信エリアの対象は、公式サイトから調べることができます。
毎月のペースで更新もおこなわれていますので、契約後も月に一度確認しておくのがおすすめです。契約前には、自分が使う予定のエリアを一とおりチェックしてみてください。
手持ちのスマホがSIMフリー端末ではないことがある
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えは、SIMカードを入れ替えることでおこないます。そのため、手持ちのスマホをそのまま使うのであればSIMフリー端末であることが前提です。
しかしソフトバンクの機種のなかには、SIMカードが入れ替えられないものもあります。基本的にSIMロックの解除ができるのは、2015年5月以降に発売されたスマホのみです。
それ以前に発売されたスマホはSIMフリー端末でない可能性があり、一度問い合わせなくてはなりません。
手持ちのスマホがSIMフリー端末であるかどうかも、事前にチェックしておくべきポイントです。
SIMカードのサイズを選び間違えないように注意する
SIMカードには3つの種類があり、それぞれ大きさが異なります。
楽天モバイルで用意されているSIMカードは、もっとも小さいサイズの「nanoSIM」です。ソフトバンクでこのタイプを使っている機種は、以下になります。
- iPhone12、iPhone12 mini、iPhone12 Pro、iPhone12 Pro Max
- iPhoneSE (第2世代)
- iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Max
- iPhoneXS、iPhoneXS Max
- iPhoneXR
- iPhoneX
- iPhone8、iPhone8 Plus
- iPhone7、iPhone7 Plus
- iPhone6s、iPhone6s Plus
- iPhone6、iPhone6 Plus
- iPhoneSE (第1世代)
- iPhone5s、iPhone5c、iPhone5
これ以外の機種ではSIMカードのタイプが異なり、入れ替えようとしてもサイズが合いません。手持ちのスマホが比較的古い機種の場合は、注意してください。
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えでよくある質問
楽天モバイルの料金プランは?
楽天モバイルのプランは「Rakuten最強プラン」のみとなっています。データの使用料によって料金が異なり、3GBまでなら1,078円で利用可能です。
さらに、月額3,278円で無制限に使い放題となっています。
楽天モバイルではタブレットも契約可能?
楽天モバイルの回線はタブレットでも利用可能です。ただし現在、楽天モバイルではタブレットの販売はされていません。
楽天モバイルでタブレットを使う場合、自分で対応機種を用意する必要があります。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えることのデメリットは?
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えることには、以下のデメリットがあります。
- ソフトバンクの解約金や端末の残り代金がかかる
- iPhoneだとAPN設定が別途で必要
- 楽天モバイルのエリアはまだ限定的
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ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるのがおすすめなのはどのような人?
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるのがおすすめなのは、以下のような人です。
- 月々のスマホ代金を安くしたい人
- 50GB以上スマホの容量がほしい人
- スマホの残債がないという人
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実店舗で乗り換え手続きをすることはできる?
全国で約600店舗ある楽天モバイルの実店舗でで乗り換え手続きが可能です。
新規・MNP乗り換え申し込みなどの手続のほか、データ移行サポートや保護フィルム貼り付けといった実店舗ならではのサポートをおこなってもらえます。
SIMロック解除やMNP予約番号の発行はソフトバンクショップの実店舗で可能です。
ただし、SIMロック解除には3,300円の手数料がかかる点に注意が必要です。
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えまとめ
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えでは、いくつかのデメリットがあることがわかりました。
内容をまとめると、以下のようになります。
- ソフトバンクの解約金がかかる
- ソフトバンクで端末の残り代金がかかる
- 「Rakuten Link」を使わないと通話料は高め
- 通信品質が低下する恐れがある
- iPhoneだとAPN設定が別途で必要
- 通信エリアが狭まる可能性がある
- 月額料金が安くなる
- データが無制限に使える
- Rakuten Linkで国内通話し放題
- 楽天ポイントが貯まる&使える
- 料金プランがシンプルでわかりやすい
- 一部機種はSIMカードの入れ替えだけでそのまま使える
- デビットカードでの支払いが可能
- 楽天モバイルショップがあらゆる場所にある
- セットで買えるスマホの種類が豊富
- 楽天のキャンペーンがお得
しかし一方で、「価格の安さ」や「楽天ポイントとの併用」などメリットも多く見受けられます。
またデビットカードで支払いができたり、データが無制限で使えたりなどの利点も特徴的です。
スマホ代金の高さやデータ容量の制限に困っている人には、おすすめできるサービスといえます。ただしSIMカードのタイプによっては、乗り換え自体ができないこともあるため注意が必要です。
手持ちのスマホや支払い状況を確認しながら、乗り換えることで得るメリットを押さえてみてください。
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