Pixel 7aに搭載のTensor G2は「劣化版」、性能でPixel 7/7 Proに劣る可能性

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Googleの最新Pixel、Pixel 7a。
今国内ではAndroidスマホで最も勢いのある機種、と言っても過言ではないと思います。

このPixel 7a、一応Pixel 7/7 Proの廉価版の「ミッドレンジ」という位置づけではありますが、搭載チップセットは上位モデルと「同じ」Tensor G2チップを搭載。

そのため、基本的なプロセッサ性能はPixel 7aもPixel 7/7 Proも同じ、というのが一般的な解釈です。

しかし今回、このPixel 7aに搭載のTensor G2は7/7 Proに搭載のものとは異なるものである可能性が浮上しました。

Pixel 7aのチップセットは廉価版Tensor G2?

Twitter上のリーカー、Kamila氏が伝えたもので、同氏によるとPixel 7aのチップセットはTensor G2の名称を冠しているものの、コスト削減のために開発した異なるチップセットである、とのこと。

具体的には、ご存知のように、Tensor G2はSamsungとの共同開発によるもので、同チップにはFOPLP-PoP技術が採用。
しかし、「Pixel 7a版」のTensor G2は、より安価で少し性能面で劣るIPOPパッキングを採用していると報告されています。

また、サムスンによるとIPOPはFOPLPと比較して、より分厚く、大きく、さらに熱を発生させやすいとのこと。

その結果Pixel 7aはPixel 7やPixel 7 Proよりもわずかに動作が遅くなる可能性があり、また、発熱問題も発生しやすい可能性があるようです。

以前、Pixel 7aのGeekbenchにおけるベンチマークスコアの平均がPixel 7/7 Pro特比較して低め、という件をお伝えしました。

これはひょっとするとこのチップセットのバージョンに違いによるもの、という可能性もありそうです。

ソース

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