2023年の国内新型Androidスマートフォン。
前半戦は発表という意味ではほぼ終了といってよいと思いますが、ミッドレンジモデルに関してはかなり期待外れなスペックな機種が多かった、という印象。
また、全体的に展開機種数が少なめで、少し退屈な上半期といった感じでもありました。
ただ、特にここ最近、国内向けにこれから展開されるAndroidスマートフォンがいくつか認証機関を通過しており、後半戦はなかなか興味深い展開となりそう。
未発表、でも国内リリースが確定している2023年Androidスマホまとめ
OPPO A78 5G
- 総務所の「誘導式読み書き設備」としてオウガ・ジャパンが未発表製品「A302OP」および「CPH2541」を申請
- ソフトバンク版とSIMフリーモデルが国内展開
- 搭載チップセットはMediatek製のDimensity 700 (SD695搭載のOppo Reno9 Aより低性能)
- おサイフ対応
Nothing Phone (2)
- 「A065」の型番で総務省の「誘導式読み書き通信設備」、つまりNFCの認証を取得
- つまり国内のFelica/おサイフに対応
- 搭載チップセットはSnapdragon 8+ Gen1
- 外観は前モデルのNothing Phone (1)から大きな変化はなし
Motoro Razr 40 Ulra
- モトローラの縦開き型フォルダブルスマホ
- 国内では2年ぶりのRazrシリーズ
- 6月に「XT2321-1」の型番で総務省の技適通過
- Snapdragon 8+ Gen1搭載のフォルダブルスマートフォン
- 6.9インチのメイン画面
- 前モデルよりもサブスクリーンのサイズが大幅アップ
- 1200万画素(F1.5)のメインカメラ、1300万画素(F2.2 超広角)のデュアルカメラ
Motoro Razr 40 Ulra
- 「XT2303-3」の型番で総務省の技適通過済み
- 搭載チップセットはSnapdragon 7 Gen 1
- 「Ultra」と比べると背面ディスプレイはかなり小さめ
- 中国での価格は10万円以下、フォルダブルとしては過去最安になる可能性大
Moto g53s 5G
- 正式発表済みのmoto g53j 5Gおよびmoto g53y 5Gの兄弟機種
- 型番「XT2335-6」で総務省のNFC関連技適取得
- つまりおサイフ対応は確実
- 搭載チップセットはSnapdragon 480+
- 前モデルにあたるSD695搭載のMoto g52j 5Gからは性能ダウン
京セラの新型TORQUE(正式名称不明)
- 「E7200」の型番でFCC認証を通過済み
- 搭載チップセットはSnapdragon 7 Gen1
- 4270mAh
- ミリ波にも対応
Galaxy S23 Ultra (SIMフリー版)
- 「SM-S918Q」の型番で総務省の技適、Qi認証を通過済み
- 国内では初となるGalaxy SシリーズのSIMフリーモデル
- メモリ/ストレージオプションは確実ではないものの12GB/256GBとなる可能性が高い
なお、ここではメーカーから直接の公式発表はされていないものの、認証機関といった公的機関から存在が確認されているモデルを「未発表、リリース確実機種」としています。
よって、Xperia 5 VやPixel 8/8 Pro、AQUOS sense8シリーズ、Galaxy Z Fold/Flip5など、リリースされることが既定路線ではあるものの、まだ公的機関からの情報がないものに関しては、ここには含めていませんので悪しからず。
また、この記事は随時更新。
公式発表された機種は消去し、未発表ながらリリース確定の機種を判明し次第追加していきます。