リサーチ会社、Trendforceが2023年第一四半期のスマートフォン生産台数やシェアに関するレポートの一部を公開していました。
TrendForceによると、2023年第一四半期のスマートフォンの世界生産台数は、前年同期比19.5%減の2億5千万台で、これは、年間では最大の減少幅であるだけでなく、四半期ベースでは2014年以来の歴史的な低水準とのこと。
上の表を見ると、特ににこれまで勢いのあった中華勢、OppoとXiaomiのシェア低下が凄まじく、Xiaomiなどはなんと4割減です。
Oppoも34%減とかなりの減少幅ですが、Xiaomiと比べるとマシで、その結果両者のシェア順位が逆転。
同四半期ではOppoがアップルに続く世界第三位のスマートフォンメーカーになった、ということになります。
もちろん、Xiaomiとの差はたったの0.1%なので、すぐにまた順位が逆転する可能性もあります。
ただ、全四半期と比べると確実に両メーカーのシェアの差が無くなってきていることは事実です。
Oppoと言えば、ドイツなどの欧州の一部で特許侵害の問題で端末販売を終了するなどといったマイナスの動きも見られます。
が、それ以上にシャオミの勢いの低下の方がペースが早いということのなのかもしれませんね。
ソース:TrendForce