本日国内キャリア版がリリースとなるソニーの新型フラッグシップモデル「Xperia 1 V」。
少し前に分解画像から同モデルに搭載されているストレージ規格が1世代前のUFS3.1であることが判明した、という件についてお伝えしました。
しかし今回、同じXperia 1 V分解動画から、同モデルに実装「されなかった」機能に関する興味深い情報がみつかりました。
Xperiaのメインフレームに張られている冷却シートを剥がすと…
その下に大きな「空洞」があるのが確認でき、この動画の解説者によると、これはXperia 1 Vには当初、冷却用のベイパーチャンバーが搭載される予定だったことを示唆している可能性が高いとのこと。
あくまで素人目から見るかぎりでは、確かにこの部分の穴の用途といえばベイパーチャンバーを搭載するくらいしか思い浮かびません。
Xperia Pro-I IIとの共通シャーシ?
一方、Reddit上ではこの謎の穴について「共通パーツを使用する別機種のため」という指摘も。
これは要は、Xperia 1 Vとこの枠組み部分が共通の別機種があり、その機種にVCを搭載するための穴、という意味。
事実であればXperia 1 Vをベースモデルとした別機種が存在するということになり、だとするとそれは「Xperia Pro-I II」こと、2023年モデルの新型Xperia Proということになりそう。
もちろんこれはかなり大胆な推測なので、どちらかというと前者の「Xperia 1 VにVC搭載予定だった説」の方が信ぴょう性はあります。
ちなみにこの動画の解説者はVCが途中で搭載中止となった理由についてはSD8Gen2の発熱が予想以下で、軽量化のためだったのでは?と推測しています。
個人的にはそれに「コストカット」という大きな理由も加わるとは思いますが、こればかりは永遠の謎、といったところでしょうか。