Oppoが先日国内向けに発表した「新型」ミッドレンジモデル、Oppo Reno9 A。
このモデルが実は前世代モデルと基本的に同一機種、ということが判明しました。
Oppo Reno9 Aは「R9C-CPH2523」というIDで、6月12日付でFCC認証を通過。
その資料内から判明したもので、これによると、Oppo Reno9 AはOppo Reno7 AのFCC IDを変更しただけのモデル。
そして昨年のOppo Reno7 A(R9C-CPH2353)とOppo Reno9 Aは「電気的に同一機種」との記述が発見されました。
つまり、基本的にReno9 AはReno7 Aのメモリを8GBに増やしただけの事実上アップグレードモデル、ということに。
スペック比較表などを見ても確かに両者の仕様は外装などを除いてほぼ完全一致していたので、ひょっとしてとは思っていました。
が、ほぼ完全にReno7 Aの焼き直しを新機種としてリリースするというのはどうなんでしょう?
Xperia 10 Vも前モデルのXperia 10 IVと同じチップセットを据え置き搭載。
外観もほぼ変化なしで、これについてはなにかと批判されてはいますが、少なくともカメラ仕様の変更など、明らかに異なる機種と言えるだけのスペックの違いはあります。
個人的にはいずれのメーカーも毎年新世代モデルを出す必要はなく、既存モデルのアップグレード版を出す年があってもいいと思います。(例えばOppo RenoA 7sとか?)
しかし、現行モデルのメモリを増量しただけの機種を「次世代モデル」として売り出す、というのはさすがに海外でも前例がなかったような。
これ、さすがに日本のユーザーを軽視し過ぎでは、という気がします。
ソース:FCC via Blog of mobile