ゴリラ
今回、かなり価格が下がってきた「iPhone 11(2019)」と「iPhone XR(2018)」に目を付け、その違いを知りたくてこの記事にたどり着いた人も多いことでしょう。
そこでこの記事で、iPhone 11とXRの違いについて解説し、ぶっちゃけどちらを買うのがおすすめかを解説します。
ただ、iPhone XRの方が約1万円安いです。
\新品よりも圧倒的に安い/
iPhone 11とiPhone XRはどこで買える?価格の違いも
▼iPhone 11とXRの発売年▼
iPhone 11とiPhoneXRを比較するにあたって、まずは価格にフォーカスしていきます。
iPhone 11もXRも型落ち機種となり、2023年現在購入できるのは、ほぼ中古品かCertified(キャリアが販売する認定中古品)のみとなっています。
2023年6月現在のiPhone 11・XRの価格
▼iPhone 11▼
- ドコモ(Certified):56,100円〜
- au(Certified):47,800円〜
- ソフトバンク(Certified):51,120円〜
- ワイモバイル(認定中古品):10,800円〜
- IIJmio:52,800円〜
- イオシス:34,800円〜
▼iPhone XR▼
- ドコモ(Certified):37,400円〜
- ソフトバンク(Certified):31,200円〜
- ワイモバイル(認定中古品):9,600円〜
- イオシス:24,800円〜
容量や製品の状態によって違いがありますが、iPhone 11よりだいたい1万円安く買えます。
ちなみに2023年6月現在、キャリアのCertified・認定中古品は、ソフトバンク、ワイモバイルは端末のみ購入することもできます。
iPhone 11とiPhone XRの5つの違い
スクロールできます→
iPhone 11 | iPhone XR | |
---|---|---|
容量 | 64GB 128GB 256GB | 64GB 128GB 256GB |
カラー | ・ブラック ・グリーン ・イエロー ・パープル ・(PRODUCT) RED ・ホワイト | ・イエロー ・ホワイト ・コーラル ・ブラック ・ブルー ・(PRODUCT) RED |
サイズ | 横:75.7mm 縦:150.9mm 厚さ:8.30mm |
|
重量 | 194g | |
ディスプレイ 解像度 | 6.1インチ LCD(液晶) 1,792 x 828 326ppi |
|
最大輝度 | 625ニト(標準) | |
チップ | A13 Bionicチップ 6コアCPU 4コアGPU 8コアNeural Engine | A12 Bionicチップ 6コアCPU 4コアGPU 8コアNeural Engine |
防沫/耐水/防塵 | IP68 (水深2メートルで最大30分間) | IP67 (水深1メートルで最大30分間) |
バッテリー容量 (ビデオ/音楽) | 最大17時間/ 最大65時間 | 最大16時間/ 最大65時間 |
充電 | ・約30分で50%(20W) ・ワイヤレス:最大7.5W |
|
SIM | nano-SIM+eSIM | |
生体認証 | Face ID (顔認証) |
|
決済 | Apple Pay | |
安全 | 緊急SOS | |
通信 | 4G LTE | |
画素数 ƒ値 | ・メイン:1,200万画素・ƒ/1.8 ・超広角:1,200万画素・ƒ/2.4 | ・メイン:1,200万画素・ƒ/1.8 |
光学ズーム | ズームアウト:2倍 | ー |
デジタルズーム | 最大5倍 | |
手ブレ補正 | 光学式手ぶれ補正 | |
ナイトモード | ◯ | ー |
ビデオ 光学ズーム | ズームアウト:2倍 | ー |
ビデオ デジタルズーム | 最大3倍 | |
TrueDepthカメラ (フロントカメラ) | ・1,200万画素 ・ƒ/2.2 | ・700万画素 ・ƒ/2.2 |
iPhone 11とiPhone XRの2機種の性能面での違いを解説します。
両機種のはサイズも重さも、画面サイズも全く同じです。
見た目で判断するなら、カメラの数が2つあるのがiPhone 11で、カメラが1つなのがiPhone XRです。性能面でも最大の違いはカメラです。
▼iPhone 11とXRの主な違い▼
- カメラ性能
- SoC性能
- バッテリー性能
- 防水性能
- カラーバリエーション
カメラ性能がアップ【圧倒的にiPhone 11が使いやすい】
- 超広角カメラがついた
- ポートレート撮影ができるようになった
- 夜景モードが追加
「iPhone XRとiPhone 11の一番の違いは?」という質問に一言で答えるなら「カメラ」となります。
iPhone 11には「超広角カメラ」「ポートレートモード」「夜景モード」など、カメラに詳しくない人でも実感できる便利な機能が備わっています。
「超広角モード」は画角が広くなり、いままで映らなかった部分も撮れるようになります。「ポートレートモード」は手前の物体にピントが合い、それ以外がボケるモードで、誰でもそれっぽい写真が撮れます。
カメラのためだけにiPhone 11にしてもいいくらいの性能差があります。
山塘街
Shot on iPhone 11 pic.twitter.com/XfFetLROGj— 楓々 (@froseiun) March 31, 2023
Yosemite – A Winter Wonderland
Shot on iPhone 11 pic.twitter.com/DR4DHElK2p
— Kai Johnson (@kaijohnsonphoto) December 17, 2021
SoC性能がアップ【ゲームをする人におすすめ】
iPhone 11はA13 Bionicチップを搭載し、XRのA12チップと比べて、消費電力が約30%減少したと言われています。
iPhoneのチップは性能全体に影響し、あらゆる操作、動作の快適さに影響します。
特に実感するのは、高画質・3D・リアルタイム性の高いゲームをプレイしている時でしょう。iPhone XRだとカクカクするところ、iPhone 11なら滑らかに動作することもあります。
中古で安いから買ったiPhone 11
ちょっと感動した、これが4年前の端末なのか。ぼくが使ってるGalaxy S10も同時期の端末だけど、S10よりも性能がいい。
たとえば原神だけど、明らかにS10よりヌルヌルだし、そもそもレンダリング品質が違う。11の方が高画質かつ高fps、さすがL2キャッシュ特盛SoC強いね。 pic.twitter.com/QxGeQTvWNv— お~ともの家持 (@chimolog7) January 16, 2023
バッテリー性能がアップ
Appleはバッテリー容量を公開しておらず「連続ビデオ再生時間」で表しています。
▼連続ビデオ再生時間▼
- iPhone XR:最大16時間
- iPhone 11:最大17時間
iPhone 11の方が1時間長持ちとなっており、この1時間が、夜に自宅に帰り着くまでバッテリーが持つかどうかの分かれ目になるかもしれません。
上述のように、SoC性能が向上し、バッテリー消費が抑えられていることも、電池持ちがよい一因と思われます。
中古で購入するなら、両者のバッテリーの差はさらに大きく感じるかもしれません。
耐水性能が少し向上
iPhone 11は、iPhone XRよりも若干耐水性能が向上しています。
▼耐水性能の比較▼
- iPhone XR:水深1メートルで最大30分間の耐水性能
- iPhone 11:水深2メートルで最大30分間の耐水性能
とはいえ、この差を利用者が実感できるかどうかは微妙です。
とりあえず「iPhone 11の方が少しだけ水に強いんだな」くらいの認識でよいかと思います。
カラーが違う(サイズ、重量は同じ)
▼iPhone 11のカラーバリエーション▼
iPhone 11はブラック、グリーン、イエロー、パープル、レッド、ホワイトの6色です。
▼iPhone XRのカラーバリエーション▼
iPhone XRはレッド、イエロー、ホワイト、コーラル、ブルー、ブラックの6色です。
iPhone XRとiPhone 11なら欲しい色で決めてしまうのもよいですね。
基本的にiPhone 11がおすすめ
iPhone XRとiPhone 11で迷っているなら、基本的にiPhone 11がおすすめです。
その理由はこちらです。
- カメラ性能が圧倒的に高い
- SoC、バッテリーなど地味に高性能
- iPhone XRとの価格差は約1万円
- それでも最新iPhoneより約8万円安い
iPhone 14は最も安いモデルでも約12万円で、3.5〜5万円で購入できるiPhone 11を買うことで、約8万円の節約になっています。
そしてiPhone XRとの価格差は1万円にもかかわらず、「超広角カメラ」「ポートレートモード」などカメラの付加機能が充実しており、SoCやバッテリーなど基本性能も高いです。
特にiPhone 11をおすすめしたいのはこんなひと
- SNSにたくさん写真を投稿したい人
- スマホゲームをたくさんする人
- 長くiPhoneを使いたい人
カメラ性能が高いので、SNSに写真を投稿することが多い人におすすめです。
また、3Dや高画質のゲームをiPhoneですることが多い人も同様です。
そして「せっかくなら長くiPhoneを使いたい」という方にもiPhone 11がおすすめです。
全てのiPhoneには「サポート期間」が設けられており、Apple公式から提供されるiOSの対応期間が定められています。
iPhone XRとiPhone 11では、より新しいiPhone 11の方がサポート期間が長い可能性が高いです。
iPhone XRもギリギリ検討していい機種
とはいえ、1万円の価格差が最重要な方は、iPhone XRを検討しても良いでしょう。
ちなみに、さらに1年古いiPhone「iPhone X」「iPhone 8」は、2023年秋に公開予定のiOS17へのアップデートに対応しないことが決まっています。
XRとの価格差がほとんどないことからも、今から購入することはおすすめできません。
iPhone XRがおすすめな人
- 最低限使えるiPhoneがあればいい人
- サブ機として使う予定の人
- お子様やシニア用に
iPhone XRはLINEやメール、カメラやアプリのダウンロードなど、基本的には最新のiPhoneと同じように使えます。
若干のカクつきや画面の切り替えの遅さ、カメラに物足りなさを感じるかもしれません。しかし通話用やポケットWi-Fi、お子様やシニア用など、使い方次第では十分実用の範囲内です。
まとめ:iPhone 11がコスパ良し。価格差以上の価値がある
iPhone 11とiPhone XRの比較を2023年からの目線で行いました。
どちらも中古やCertified(認定中古品)でかなりお得に購入できますが「超広角カメラ」「ポートレートモード」があるという点で、iPhone 11の方がおすすめです。
とはいえ、約1万円の価格差は無視できないので、節約重視の方はiPhone XRを選びましょう。
また、他の型落ちiPhoneについては以下の記事も参考にしてくださいね!
中古のスマホをお得に買うなら……
フリマもいいんですが、より安心して購入できる販売店、キャリアの「Certified(認定中古品)」がおすすめです。
イオシスは個人的にも使ったことがあります。中古とは言え品質が高く、最大6ヶ月の長期保証もあります。
ゴリラ
イオシスはサイトを見てるだけでも、楽しいな!時間が溶けるから注意な!
乗り換えなら割引を受けられることもある、キャリアの認定中古品もいいですね!
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