クアルコムの次世代ハイエンド向けチップセット、Snapdragon 8 Gen 3。
今のところの情報では11月中に発表され、順当にいけば国内ではXperia 1 VI、Galaxy S24シリーズ、AQUOS 9シリーズなどに搭載されるはず。
そんなスナドラ8Gen3のベンチマークスコアが初めてリークされていました。
Antutuベンチマーク (Ver10.0.2)からのもので、スコアは約177万点。
一方、nanoreview.netによると、現行最新チップSnapdragon 8 Gen 2のAntutuスコアは約128万点です。
もし今回のSD8Gen3の177万点というスコアが同チップの平均的なスコアであれば、前世代チップセットからのベンチマーク上の性能進化は4割近くに達する、ということになります。
SD8Gen1→SD8Gen2の性能向上も3割超えと、ここ最近のスナドラ8シリーズではめざましい進化でしたが、SD8Gen2→SD8Gen3の性能進化はさらにその上を行く、ということになります。
これまでのリーク情報によると、このSD8Gen3はTSMCのN4Pプロセスで製造され、1+5+2の3クラスタ設計に。
10MBのL3キャッシュ、1つのCortex X4プライムコア、5つのCortex A720高性能コア、2つのCortex A520高効率コアに加え、そしてAdreno 750 GPUが搭載される予定です。
ただ、感覚的には今回のスコアは「良すぎる」ような気もします。