ゴリラ
2023年5月より「MNPワンストップ」がスタートしました。
今まではケータイキャリアを乗り換えるには「MNP予約番号」を取得する必要がありましたが、今後はその必要がなくなります。
とはいえ、まだ一概には信じられないというか、実感が湧かないですよね。
そこでこの記事で、MNPワンストップについて必要な情報を全て解説します。
ぜひ、新しいスタンダードである、MNPワンストップを使って、気軽に乗り換えてみてくださいね!
従来のようにMNP予約番号を取得する必要はなく、手続き時に元のキャリアのマイページにログインするだけでMNP(乗り換え)ができるようになりました。
スマホの機種変更/乗り換え(MNP)は、頭金なし、来店なし、待ち時間なしのオンラインショップがお得です!
MNPワンストップが2023年5月開始!
MNPワンストップとは、2023年5月24日からスタートした新しいシステムです。
どこか一社が先立って始めたのではなく、総務省が中心となり、複数のキャリアで同時にスタートしました。
これにより、電話番号そのままにケータイキャリアを乗り換えるMNP(エムエヌピー/モバイルナンバーポータビリティ)が、今までよりも簡単にできるようになりました。
MNPワンストップとツーストップ(従来の方式)の違い
MNPワンストップ方式が登場し、従来の方式は「ツーストップ式」と呼ばれるようになりました。2つの違いは以下の通りです。
▼MNPツーストップ方式(従来の方式)▼
- 転入元のキャリアからMNP予約番号を取得する
- 転入先のキャリアに契約申し込みをする
- 申し込み時、MNP予約番号を入力する
▼MNPワンストップ方式(新しい方式)▼
- 転入先のキャリアで「MNPワンストップ方式」を選択する
- 申し込みの中で元のキャリアのマイページにログインする
- 申し込みを続ける
従来は「MNP予約番号」という10桁の番号を取得し、契約時に入力する必要がありましたが、その手間がなくなりました。
MNP予約番号の取得の代わりに、契約中のキャリアのマイページにログインするだけでOKです。
契約が完了すれば、転入元のキャリアの契約は自動で解約されます。
MNPワンストップに対応しているキャリア
2023年6月現在、MNPワンストップに対応しているキャリアは以下です。
▼MNPワンストップに対応しているキャリア▼
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- ahamo
- UQモバイル
- povo2.0
- ワイモバイル
- LINEMO
- LINEモバイル(新規受付は終了済み)
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo(2023年7月から)
ここに記載されているキャリア間での移動の場合のみ、MNPワンストップが使えます。
今後MNPワンストップに対応するキャリアについて
上に表示がないキャリアに関しては、現時点ではMNPワンストップに対応しておらず、ツーストップ(従来の方式)でMNPを行うしかありません。
とはいえ、業界の流れとして、遅かれ早かれ順次対応されていくので、各社のホームページをマメにチェックしてください。
MNPワンストップはオンライン限定
MNPワンストップはオンラインショップ(Web手続き)限定で、各社のショップ(店舗)では対応してもらえません。
実は各社ともオンラインショップの方が頭金や必須オプションがなく、安く契約できることが多いです。
MNPワンストップはeSIMでも通常SIMでもOK
ゴリラ
MNPワンストップは、eSIMでも通常SIMでも契約できます。
MNPワンストップはオンライン限定のシステムで、eSIMとの相性がよいのは事実です。
eSIMとMNPワンストップを組み合わせると、10分程度でMNP乗り換えを完了させることもできます。
とはいえ、通常SIMでも利用できます。自宅に郵送でSIMが届けられるまで数日待つ必要がありますが、eSIM非対応のスマホをお使いの方もMNPワンストップは利用できるので安心です。
MNPワンストップ方式で乗り換える手順
MNPワンストップ方式で乗り換える方法を3ステップで解説します。
- MNPワンストップ方式で申し込む
- 契約中のキャリアのマイページにログインする
- 申し込みを続ける
ステップ1:MNPワンストップ方式で申し込む
自分がMNP転入したいキャリアの申し込み画面で「MNPワンストップ」を選択して申し込みます。
以下は「楽天モバイル」の申し込み画面の例です。
各社で画面は違いますが、「ツーストップ方式」と「ワンストップ方式」のどちらかを選べます。
ステップ2:契約中のキャリアのマイページにログインする
手続きを進めると、契約中キャリアへのログインが促されます。
IDとパスワードを入力して元キャリアにログインし「重要事項説明」を読んで承諾すると、転入先のキャリアのページに戻ってきます(各キャリアによって微妙に操作が違いますが、流れは同じです)。
ステップ3:申し込みを続ける
これ以降は、画面に沿って申し込み手続きを続けます。
eSIMの場合はその場で手続きが完了します。通常SIM(物理SIM)の場合は数日後に自宅にSIMが届くので、初期設定をしてMNP手続きが完了します。
MNP手続きが完了(新しいキャリアが開通)した時点で、元のキャリアは自動で解約されます。
MNPワンストップでおすすめの乗り換え先は?
ここでは、MNPワンストップを利用して乗り換えるのにおすすめのキャリアを3社紹介します。
①楽天モバイル【Rakuten最強プランでさらに使いやすく】
楽天モバイルは2023年6月から「Rakuten最強プラン」をスタートし、弱点だった繋がりやすさが改善の方向に向かっています。
料金は3段階制で、たくさん使う人にも、あまり使わない人にもおすすめしやすいキャリアです。
また、常に複数のキャンペーンが展開されており、まだ一度も楽天モバイルにしたことがない人には特におすすめです。
▼最新のキャンペーン▼
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キャンペーン | 内容 |
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①誰でも 3,000ポイント | 3,000ポイント還元 |
②端末購入で ポイント還元・値引 | 6,000円相当還元・割引 (対象iPhone ) (対象Android ) |
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⑤誰かから 紹介を受けると | 3,000ポイント還元 (解説記事) |
②LINEMO【実質6ヶ月無料で使える】
LINEMO(ラインモ)は、ソフトバンクとLINEが運営するオンライン専用プランです。
ミニプランは3GB/990円、スマホプランは20GB/2,728円とどちらも比較的低価格。大手キャリアから乗り換えると間違いなく安くなります。
また、ミニプランなら実質半年間、スマホプランなら3ヶ月無料で使えたりなど、乗り換えに対するキャンペーンも豊富です。
③ahamo
ahamo(アハモ)は、ドコモが運営する格安プランです。
20GB/2,970円の基本プランと100GB/4,950円の大盛りプランがあり、どちらも5分/回の無料通話つきです。
基本的にドコモショップでは契約できず、オンラインでのみ申し込みなので、MNPワンストップとの相性は抜群です。
まとめ:MNPワンストップが次の時代の常識になりそう
MNPワンストップは2023年5月から始まった制度で、当初はドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルと、それぞれのサブブランド、その他一部キャリアが対応しています。
従来のようにMNP予約番号を取得する必要はなく、手続き時に元のキャリアのマイページにログインするだけでMNP(乗り換え)ができるようになりました。
あまりにも簡単に乗り換えができすぎて「昔はMNP予約番号を取得してたんだよ」と僕たちの子どもに語る日が来るかもしれません。
MNPワンストップ以外にも、SIMロックの撤廃や、高額な違約金の廃止、オンラインストアの普及など、乗り換えのハードルが下がっているのを感じます。
ますます手軽にケータイキャリアを乗り換える社会になりそうですね。
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、最後にそれだけ簡単に説明しておきます。
理由は以下3点です。
- 事務手数料、頭金がかからない(auは手数料かかります)
- オンライン限定キャンペーンがある
- 来店不要・待ち時間がない
金銭的メリット(事務手数料、頭金)だけでなく精神的なメリット(来店・待ちなし)も大きておすすめ。
また、各社が直営する公式オンラインショップなので安心して契約できます。
少しでもお得にかしこく契約したいと思っている人は、ぜひオンラインショップを使ってみてください。