Pixel 8に搭載のTensor G3は「ノナコア」構成、大幅進化もSnapdragon 8 Gen 2には及ばずか

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Googleが今年10月にリリースすることが予想されている次世代Pixel、Pixel 8シリーズ。

今のところの情報では例年通り、無印のPixel 8と上位モデルのPixel 8 Proという2機種展開になりそうですが、今回、同シリーズに搭載される新型チップセット、Tensor G3のスペック、具体的にはコア構成がリークされていました。

Pixel 8のTendor G3のコア構成は1+4+4の「ノナコア」構成

Android Authorrityが伝えたもので、まず、Tensor G3に搭載されるCPUコアは1+4+4構成になる、とのこと。

内訳としては、1つのプライムコアは3.0GHzのCortex-X3、2.45GHzの4つの高性能コアはCortex-A715、そして2.15GHzの4つの高効率コア。

つまり、このTensor G3は9つのコアを搭載の「ノナコア」構成、ということに。

ご存知のように、既存のスマートフォン向けチップセットはハイエンド向け、ミッドレンジ向け、エントリーモデル向けを問わず基本的にはすべてオクタコア(8コア)で9コア構成というのはおそらくスマホ向けでは初めてではないかと思われます。

一方、クアルコムの最新チップ、Snapdragon 8 Gen 2のCPUコアはCortex-X3が1コア、Cortex-A715が2コア、Cortex-A710が2コア、Cortex-A510が3コアとなっており、このTensor G3は搭載コアの構成からするとSD8Gen2と肩を並べるスペックということに。

ただ、SD8Gen2のプライムコア、Cortex-X3のクロックスピードは3.20 GHzとなっているので、シングルコアの性能ではおそらくTensor G3は及ばず、といったところ。

また、コアが一つ多いことがベンチマークスコアにどの程度影響を当たるのかは不明です。

ただ、他のコアのスピードを比べても、Tensor G3は過去2世代と比べるとSnapdragn 8シリーズにかなり近づくものの、 まだ及ばず、といった感じになりそうです。

ソース

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