ソニーモバイルの2023年最新フラッグシップ、Xperia 1 V。
香港や台湾では数日前に発売され、一般ユーザーからの口コミ評価もちらほらと出てきています。
そしてこのXperia 1 Vで最も期待されている点と言えば、なんといってもカメラ性能の進化。
基本的な評判は上々、といった感じですが、今回、カメラ周りで不具合が疑われる、少し気になる報告が上がっていました。
以下は台湾メディア、Mobile01上でユーザーが報告していたもので、左がユーザーの製品版Xperia 1 V、右が展示品のXperia 1 V。
いずれも望遠カメラでユーザーによると:
両機種とも同じカメラ設定、画面カラー+ライト
両機種とも同じ3.5倍の撮影位置
左側は、私の新しいカメラが白っぽく、ピントがずれています。
右側は、ソニーのデモは全く問題なし
望遠は先代と同じQCの問題があります。
交換を申し込んだが、次のバッチを待つ必要があるかもしれない。
確かに画像を拡大すると、ユーザーの個体では望遠の際のビューファインダー上の表示が白く、また、ピンボケしているのが分かります。
また、実際に撮影した画像をXperia 1 IIIと比較したものでも:
やはり、Xperia 1 Vで撮影した方の画像はかなり色合いが白く、ピントもあっていないように見えます。
これ、Xperia 1 V発売前のいくつかのメディアによるレビューでは全くと言っていいほど報告されていなかった事象。
もちろん、たまたまこの個体だけの不具合・不良という可能性もありますが、製品版とレビュー用および展示用端末では何か違いがあるのでしょうか。
ちなみにXperia 1 Vの望遠カメラはハード的には前モデルのXperia 1 IVと同一のはずですが、ソフト面では色々と変更点があるとも言われています。
いずれにせよ、今後同様の報告が増えてくると少し心配な問題です。