ソニーモバイルの新型ハイエンド・フラッグシップ「Xperia 1 V」。
国内キャリア版モデルは6月中旬予定(6月14日が濃厚とも噂されています)、国内SIMフリー版(公開市場モデル)は7月14日の発売が確定しています。
一方、発売時期は1か月ほど遅れますが、今回はかなり国内向けSIMフリー版を購入予定、というユーザーが多いという印象も。
という訳で今回、Twitter上でこのXperia 1 Vのどのバージョンを買いますか?という内容のアンケートを実施してみました。
400人近いご回答をいただき、結果はご覧のように。
SIMフリー版のXperia 1 Vを購入予定、という方がダントツで全体の7割近くを占める結果に。
あくまで予定とは言え、これは過去のXperiaではなかった傾向で、ドコモ、au、ソフトバンクのキャリア版が苦戦することは必至と言えそうです。
ソニーの製品展開タイミングが影響?
Xperia 1 IV以前の国内市場では、後にSIMフリーモデルがリリースされることは既定路線であっても「いつ」と「いくら」がはっきりせず、仕方なくキャリア版を購入、というユーザーも少なくなかったように思えます。
一方、今回のSIMフリー版Xperia 1 Vはキャリア版と同時発表。
さらに価格や発売日も明らかにしており、今回のソニーは非常に「ユーザー目線」での製品展開をしているという印象。
これだけSIMフリー版Xperia 1 Vに人気が集まるというのは、単に価格だけでなく、この製品展開タイミングも大きく寄与しているように思えます。
なお、現時点で価格が判明しているXperia 1 Vはau版(210,240円)とSIMフリー版(19,4000円)のみ。
今後、ドコモ版やソフトバンク版の価格発表によって購入元を変更するというユーザーも出てくるとは思います。
ただ、ドコモ・ソフトバンク版の価格がSIMフリー版よりも安くなるというのは現実的には考えにくく、安くてもSIMフリー版とau版の間といったところではないでしょうか。
そうなると、やはりこのSIMフリー版Xperia 1 Vを購入予定、というユーザーの割合に大きな変化はないような気もします。
今後のハイエンド市場は公開市場モデルが主流に?
ちなみにまだ未発表ではありますが、サムスンのGalaxy S23 Ultraも国内SIMフリー版が展開されることが確実となっています。
いままでハイエンドモデル=キャリア版という傾向が強かった国内市場。
キャリアによる縛りを条件にした大幅割引が無くなったこと、そして今年のようなハイエンドモデルの公開市場版展開によって、今後はこの構図が徐々に変わっていきそうですね。