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「データ通信専用SIMカードを試してみたいが、よくわからない」
「おすすめなデータ通信専用の格安SIMを知りたい」
データ通信専用のSIMカードは、価格の安さと機能性がそろった魅力的なサービスです。
データ通信専用データ容量によっては1,000円以内で利用できるため、2台持ちや複数台持ちを検討している人にもおすすめです。
一方で、近年さまざまなタイプのものが登場し、おすすめのサービスがわかりにくい一面があるでしょう。
今回はその特徴を知って自分に最適なサービスを選べるように、以下のトピックについて解説していきます。
データ通信専用SIMは、大手キャリアにはない安い価格設定と、自由度が人気のサービスです。
契約前に一度、データ通信専用SIMの特徴と強み、弱みについて知っておくことがおすすめです。
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データ通信専用の格安SIMの料金を比較
データ通信専用の格安SIMとして、人気の5社の料金比較をまとめています。
上記の5社で、容量別の最安プランがある格安SIMは次のとおりです。
- 1GB:イオンモバイルで月額528円(税込)
- 2GB:イオンモバイル、IIJmioで月額748円(税込)
- 3GB:イオンモバイル、OCNモバイルONEで月額858円(税込)
- 4GB:イオンモバイル、IIJmioで月額968円(税込)
- 5GB:イオンモバイルで月額1,078円(税込)
- 6GB:イオンモバイル、OCNモバイルONEで月額1,188円(税込)
- 7GB:イオンモバイルで月額1,298円(税込)
- 8GB:イオンモバイル、IIJmioで月額1,408円(税込)
- 9GB:イオンモバイルで月額1,518円(税込)
- 10GB:イオンモバイル、OCNモバイルONEで月額1,628円(税込)
- 12GB:イオンモバイルで月額1,738円(税込)
- 14GB:イオンモバイルで月額1,848円(税込)
- 20GB:イオンモバイル、IIJmioで月額1,958円(税込)
- 30GB:イオンモバイルで月額3,938円(税込)
- 40GB:イオンモバイルで月額5,038円(税込)
- 50GB:イオンモバイルで月額6,138円(税込)
- 無制限:楽天モバイルで月額3,278円(税込)
会社により用意しているデータ容量のプランや、料金が異なる点は押さえておきたいポイントといえます。
データ通信専用のおすすめ格安SIMまとめ5選
次に、おすすめの格安SIMサービスを紹介していきます。紹介するサービスは料金比較表でも扱った、以下の5社です。
どれも価格の安さが売りのサービスですが、その特徴はサービスごとに異なってきます。
おすすめのポイントについても触れていますので、自分に合ったSIMカードを知るヒントにしてみてください。
mineo(マイネオ)
料金プラン (税込) |
【デュアルタイプ】 月額基本料金:1,298円〜 【シングルタイプ】 月額基本料金:880円〜 【お試し200MBコース】 月額基本料金:330円〜 ※データ利用量によって変動 |
データ通信量 | 【デュアルタイプ】 1GB/5GB/10GB/20GB 【シングルタイプ】 1GB/5GB/10GB/20GB 【お試し200MBコース】 月々200MBまで |
音声通話料金 (税込) |
22円 / 30秒 ※シングルタイプは通話なし |
通信速度 (※速度制限時) |
最大200Kbps |
支払い方法 | 原則クレジットカードのみ ※eoネットを利用中で口座振替を選択している場合は 口座振替も可能 |
契約初期費用 (税込) |
・SIMカード発行:440円 ・登録事務手数料:3,300円 |
実店舗 | あり |
mineoのおすすめポイント
- ユーザー同士で交流できるコミュニティサイト「マイネ王」
- 余ったパケットをプレゼントできる「パケットギフト」サービス
- 余ったデータ容量を貯められる「フリータンク」制度
mineoの特徴
mineoは、関西電力グループのオプテージが提供している格安SIMサービスです。利用する回線とデータ容量、音声通話の有無だけで選択できるシンプルな料金体系が人気を集めています。
データ通信専用SIMの場合は、1~20GBのデータ容量で4つの料金プランが選択可能です。ユニークなサービスも多く展開していることも特徴のひとつ。
「マイネ王」ではユーザー同士で疑問を解決し合うことができるため、格安SIM初心者にもやさしいサービスとなっています。
また余ったデータ容量を自由に利用できる「パケットギフト」や、「フリータンク」もおすすめできるポイントです。
「パケットギフト」では、家族や友人に自身のデータ容量を贈ることができます。「フリータンク」では1ヶ月に最大1GBまでデータを引き出すことができるため、いざというときにも安心のサービスです。
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公式サイト:
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IIJmio(みおふぉん)
料金プラン (税込) |
【音声通話機能付きSIM】 2GB:410円〜 【SMS機能付きSIM】 2GB:820円〜 【データ通信専用SIM】 2GB:740円〜 ※データ利用量によって変動 |
データ通信量 | 【音声通話機能付きSIM】 2GB/4GB/8GB/15GB/20GB 【SMS機能付きSIM】 2GB/4GB/8GB/15GB/20GB 【データ通信専用SIM】 2GB/4GB/8GB/15GB/20GB |
音声通話料金 (税込) |
11円 / 30秒 ※みおふぉんダイアル使用時は半額に ※データ通信専用SIMは通話不可 |
通信速度 (※速度制限時) |
非公開 |
支払い方法 | クレジットカードのみ |
契約初期費用 (税込) |
・登録事務手数料:3,300円 ・SIMカード発行手数料:433円 |
実店舗 | あり |
IIJmioのおすすめポイント
- 自動更新なし&1年利用すればいつでも乗り換えOK
- 端末は40機種以上の豊富なラインナップ
- 不通期間なしのスムーズな乗り換えが可能
IIJmioの特徴
IIJmioは利用者も多い、老舗の格安SIMサービスです。2年契約の縛りや自動更新もなく、1年以上利用すればいつでも乗り換えられる手軽さで人気を集めています。
用意するデータ通信専用SIMは、3GB・6GB・12GBの3タイプです。ネットワークは、「ドコモ回線」と「au回線」のどちらも使うことができます。
セット販売されている端末機種は40種類以上、バラエティーに富んだラインナップも魅力的です。
ソニーや富士通をはじめとした8種類のメーカーから、「iPhone」「Xperia」など8種のブランドを選択することができます。
契約の縛りも比較的自由なため、格安SIMへの乗り換えを機に端末とのセット購入を考えている方にもおすすめです。
また、乗り換え期間で面倒な通信、通話をすることができない不通期間がないこともうれしいポイントでしょう。SIMカードが届いてからの開通手続きは、IIJmioへの電話一本で完了します。
そのほか不安な点があっても、電話やメール、チャットや公式Twitterなど幅広いサポート対応があるため安心です。はじめてデータ通信専用SIMへ乗り換えする方に、おすすめの会社といえます。
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人気スマホの在庫切れに注意!
公式サイト:
https://www.iijmio.jp/
BIGLOBEモバイル
料金プラン (税込) |
・音声通話SIM: 月額基本料金 1,078円〜 ・データSIM(データ通信のみ): 月額基本料金 990円〜 ※データ利用量によって変動 |
データ通信量 | ・音声通話SIM: 1GB/3GB/6GB/12GB/20GB/30GB ・データSIM(データ通信のみ): 3GB/6GB/12GB/20GB/30GB |
音声通話料金 (税込) |
22円 / 30秒 ※BIGLOBEでんわアプリ使用時は半額に ※データ通信専用SIMは通話不可 |
通信速度 (※速度制限時) |
非公開 |
支払い方法 | ・BIGLOBE非会員:クレジットカードのみ ・BIGLOBE会員:光回線の支払い方法 |
契約初期費用 (税込) |
登録事務手数料:3,300円 SIMカード発行手数料:433円 |
実店舗 | あり |
BIGLOBEのおすすめポイント
- 動画や音楽を思う存分楽しめる「エンタメフリー・オプション」
- 月単位でのプラン変更が無料でできる
- 「セキュリティセット・プレミアム」「BIGLOBEお助けサポート」など独自のオプションも充実
BIGLOBEの特徴
BIGLOBEモバイル最大の特徴が「エンタメフリー・オプション」です。
このオプションでは月額528円(税込)から、以下のサービスのデータ通信量を無制限で楽しむことができます。
- 動画配信サービス:YouTube、ABEMA、U-NEXT、YouTube Kids
- 音楽ラジオ配信:YouTube Music、Apple Music、Spotify、AWA、Amazon Music、LINE MUSIC、radiko、らじる★らじる、dヒッツ、RecMusic、楽天ミュージック
- 電子書籍配信:dマガジン、dブック、楽天Kobo、楽天マガジン
- その他:Facebook Messenger、au PAY マーケット
上記のとおり動画や音楽、電子書籍など多様な娯楽サービスが対象となっている点も特徴のひとつです。
とくに動画再生はデータ容量を消費しやすいコンテンツのため、このオプションを加入すればかなりの節約につながります。
普段からスマホで動画を観たり、音楽を聴いたりすることの多い人にはぜひおすすめしたい格安SIMです。
データ通信専用SIMは、3GB・6GB・12GB・20GB・30GBの5種類。
セキュリティ対策がまとまった「セキュリティセット・プレミアム」や、365日対応の「BIGLOBEお助けサポート」などシンプルで便利なオプションも充実しています。
データ通信専用SIMをはじめて使う人にも、おすすめできる安心の格安SIMサービスです。
イオンモバイル
料金プラン (税込) |
・音声プラン: 月額基本料金 1,243円〜 ・データプラン: 月額基本料金 528円〜 ・シェア音楽プラン: 月額基本料金 1,958円〜 ・やさしいプランmini.S.M.L : 月額基本料金 1,078円〜 ※データ利用料によって変動 |
データ通信量 | ・音声プラン: 500MB/1GB/2GB/4GB/6GB/ 8GB/12GB/14GB/20GB/ 30GB/40GB/50GB ・データプラン: 1GB/2GB/4GB/6GB/8GB/ 12GB/14GB/20GB/30GB/ 40GB/50GB ・シェア音楽プラン: 4GB/6GB/8GB/12GB/ 14GB/20GB/30GB/40GB/50GB ・やさしいプランmini.S.M.L: 200MB/3GB/6GB/8GB |
音声通話料金 (税込) |
22円 / 30秒 ※データプランは通話不可 |
通信速度 (※速度制限時) |
最大200Kbps |
支払い方法 | クレジットカードのみ |
契約初期費用 (税込) |
SIMカード発行:3,300円 |
実店舗 | あり |
イオンモバイルのおすすめポイント
- データ通信専用SIMでも1GBから50GBまでそろったトップクラスの料金プラン数
- 余ったデータ容量は翌月末まで繰り越しOK
- 全国イオン200店舗以上での充実したサポート体制
イオンモバイルの特徴
「イオンモバイル」は、イオンリテールが運営する格安SIMサービスです。
データ通信専用SIMとしては珍しく、30GB・40GB・50GBといった大容量プランを用意しています。
最小のデータ容量は1GBまであり、60歳以上限定の格安プランもあるのが魅力でしょう。ニーズに合わせて最適なプランを選択できる、柔軟性の高い格安SIMです。
またデータ容量が余った際には追加料金やオプションの加入なく、翌月末まで繰り越すことができます。
反対に高速通信のオンオフ機能で、節約することも可能です。
状況に合わせて、データ容量を上手に運用できるのもうれしいポイントではないでしょうか。
全国200店舗以上に展開するイオンでのサポート体制が充実している点も、イオンモバイルの特徴といえます。
料金や使いやすさ重視の人は、ぜひ検討してみてください。
楽天モバイル
料金プラン (税込) |
・データプラン: 月額基本料金 1,078円〜 ※データ利用料によって変動 |
データ通信量 | ・データプラン: 〜3GB、3GB〜20GB、20GB〜 |
音声通話料金 (税込) |
22円 / 30秒 ※データプランは通話不可 |
通信速度 (※速度制限時) |
最大200Kbps |
支払い方法 | ・クレジットカード ・デビットカード ・口座振替 ・代金引換 ・楽天ポイント利用 |
実店舗 | あり |
楽天モバイルのおすすめポイント
- 楽天回線エリアならデータ通信が無制限
- プランは3種類のみで分かりやすい
- 海外でも指定の国と地域で2GBまで無料
楽天モバイルの特徴
楽天モバイルの特徴は、楽天回線エリア内であれば高速通信が無制限で使えることです。
楽天回線エリアは人口カバー率99.9%を実現しており、山間部や地下など電波が入りにくい場所以外であれば繋がりやすいでしょう。
また、無制限プラン以外にも〜3GBまで、3GB〜20GBまでのプランも用意されています。
3GBまでのプランは月額1,078円(税込)、20GBまでのプランは月額2,178円(税込)で、毎月使った分だけ料金が変動します。
データ容量を使わない月は勝手に安くなるので無駄がありません。
さらに、楽天モバイルでは「通信速度が不安」という方に向け、3GBを実質無料でお試しできるキャンペーンを開催中です。
期間内にRakuten最強プラン(データタイプ)の申し込みと利用を開始すれば3GBの料金相当の1,081ポイントがプレゼントされるので、気になる方はぜひ活用してみましょう。
データ通信専用SIMを選ぶ5つのポイント
次に、データ通信専用SIMを検討する際の基準を確認していきましょう。
データ容量や通信速度など、重視する項目はデータ通信専用SIMを何に使うかによって変わっていきます。
自分に合ったサービスを選ぶためには、機能性と価格のバランスが大切です。
ポイント1. SMS機能の有無から選ぶ
格安SIMではデータ通信専用SIMのほかに、「SMS機能付き」の料金が別で表示されています。
SMS機能とは電話番号を使って、ショートメッセージを送受信できるサービスのことです。
相手の電話番号さえわかっていれば、アプリのインストールなどもなく手軽にメッセージを送ることができます。
大手キャリアであれば、どの会社であっても機能のひとつとして内蔵されていたものです。しかし格安SIMではオプションとなるため、その有無を選ばなくてはなりません。
最近ではSNSや、ネットショッピングでの認証にSMS認証を使うことがほとんどです。
SMS機能をなしにしてしまうと、SMS認証にも手間がかかってしまう可能性があります。
もし、そのような用途での利用を検討しているのであれば、SMS機能はつけておいてください。
ポイント2. 毎月使用するデータ通信量から選ぶ
データ通信専用SIMでは、主にデータ容量から料金プランを選ぶことになります。
データ容量が上がるほど料金はアップしていくため、利用する通信量とほぼ同量のプランを選ぶことがポイントです。
現在のデータ通信量は、手持ちのスマホや契約中のサポートページで確認できます。また利用しているスタイルで、大体の目安を測ることも可能です。
ただしなかには、月によって大きく異なるという人もいるかもしれません。その場合は、パケットの繰り越しや追加購入ができるサービスを選ぶようにすると安心です。
データ容量を超えたら、利用はできても低速通信となってしまう恐れがあります。
スムーズな利用を叶えるためにも、自身に必要なデータ通信量はきちんと確認してみてください。
ポイント3. 使用する用途の通信速度から選ぶ
通信速度は、スマホの快適度を左右する重要な項目のひとつといえます。
用途によってはこの通信速度がネックになることもあるため、サービスの通信速度にも着目しておくことがおすすめです。
基本的に目安となる速さは、以下のとおりとなります。
- メールやLINEの利用:下り128kbps~1Mbps
- Webサイトの閲覧:下り1Mbps~10Mbps
- 動画の視聴:5~20Mbps
ただし画像や、動画が添付されたメールや写真の多いサイトでは、これ以上の速度がキープできると安心です。
動画も高画質で見たい場合には、25Mbpsほど確保できると快適に見られます。
ポイント4. サポート体制が充実しているものから選ぶ
データ通信専用SIMを購入する際に注意したいのが、サポート体制です。
大手キャリアの場合はショップ数も多く、店頭窓口での相談や問い合わせなども充実しています。
一方格安SIMはまだショップ数も少なく、店頭よりウェブサイトでのサポートを中心におこなっているところがほとんどです。
しかし格安SIMでは、オプションを組み合わせたり月毎に追加購入するメニューがあったりと、自身でおこなう作業も多くなっていきます。
電話やメールでの問い合わせはもちろん、チャットサポートなどもおこなっているところだと安心です。
トラブルが起きてもすぐに対応できるよう、サポート体制の充実度も重視してみてください。
ポイント5. 利用する通信回線の種類から選ぶ
格安SIMは大手キャリアの回線を借りて利用することになるため、サービスによって回線の種類が分かれます。
サービスが「ドコモ回線」「au回線」「ソフトバンク回線」のどれを対象としているかもチェックしておくことが大切です。
手持ちのスマホを使用する場合は、購入元のキャリア回線をそのまま利用することができます。ただし、SIMフリー端末であるかどうかを確認しなくてはなりません。
端末での動作確認については、各社の公式サイトに一覧が載っています。
契約後のトラブルを防ぐためにも、利用する通信回線の種類と端末の動作確認については、事前に把握してみてください。
データ通信専用SIMとは
そもそもデータ通信専用SIMがどのようなものか、いまいちわからないという人も多いのではないでしょうか。
格安SIMといわれるサービスには、主にデータ通信専用SIMと音声通話SIMの2種類が挙げられます。
データ通信専用SIMの特徴と、低価格の理由を解説していきます。
音声通話プランとの違いについても触れていますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
データ通信専用SIMの特徴
データ通信専用SIMと、音声通話SIMの違いは「音声通話ができるかどうか」の一点です。データ通信専用SIMでは、電話番号を与えられません。
しかしLINEなどのアプリを使えば通話することはできるため、音声通話自体は可能です。
またデータ通信専用SIMでは、インターネット上のやり取りは問題なく利用することができます。
メールの送受信やフォルダの転送、サイトの閲覧は可能ですので、オンライン上の作業に支障はありません。
データ通信専用SIMと音声通話SIMのどちらにするかは、「音声通話を使う機会があるか」にかかっています。
また自身が不便を感じていなくても、電話番号がないことで周囲が困ってしまう可能性も知っておくといいでしょう。
たとえばガラケーをもつ人や、家の固定電話しか持たない人からすると、データ通信専用SIMへの連絡手段は無くなってしまいます。
反対に、連絡手段ではなく自身が楽しむ用のサブスマホとして、もつのならデータ通信専用SIMがおすすめです。
データ通信SIMが安い理由
データ通信専用SIMは大手キャリアに比べて、コストの低さが特徴です。
格安SIMでは独自の設備をもたずキャリア回線を借りることで、格安でのサービス提供を可能にしています。
店舗も少なくオンライン上での窓口をメインにしている点も、価格を抑えられている理由のひとつです。
さらに音声通話SIMに比べて、データ通信専用SIMはより低価格での料金プランを実現しています。これは、音声機能の有無でコストがまた削減されるためです。
そのかわり価格の安さと引き換えに生まれるのが、以下2点の特徴となります。
- 大手キャリアの回線にトラブルがあると影響を受ける
- ショップ数が少なくオンライン上でのやり取りが基本
ただしこの2点は、デメリットというより格安SIMの特徴といえます。回線トラブルは、どのキャリアに合っても避けられないリスクです。
またショップ数の少なさも、充実したサポート体制で補われています。あくまで特徴のひとつとして押さえてみてください。
データ通信専用SIMのメリット
データ通信専用SIMのメリットは、「月額料金の安さ」と「契約縛りの自由度」にあります。
データ通信専用SIMが安い理由は上記で述べたとおりですが、大手キャリアと比べるとその安さはより明らかです。
契約縛りの自由度も含めて、データ通信専用SIMのメリットについて見ていきましょう。
メリット1. 大手キャリアより月額料金が安い
大手キャリアでは、総合的なサポートやオプションが最初から組み込まれていることがポイントです。
しかしそのなかにはニーズに合っていないものもあり、自分だけのプランというよりも万人に適したプラン形成となっています。
大手キャリアにおける月々のスマホ代は、大体月額6,000~7,000円(税込)以上という人も多いのではないでしょうか。
その点格安SIMであれば、データ容量によって最高でも月額3,000円台に抑えることが可能です。
さらに音声通話やSMS機能を付けないデータ通信専用SIMであれば、料金プランのなかでも最低価格となります。
余分なオプションやサービスや減らせる分、シンプルな料金体系が格安SIMを利用する最大のメリットです。
メリット2. 契約期間の縛りがない
また契約期間の縛りが定められていることも、大手キャリアの特徴です。
基本的に契約から数年間は乗り換えができないため、プランに不足や不都合を感じても当面の間変えることができません。
一方の格安SIMでは、契約期間の縛り自体ないものが多く、いつでも変更できる手軽さが人気を集めています。
契約期間の縛りがないことで、気軽にプラン変更したりオプションの組み合わせを変えたりできるのも格安SIMならではの魅力です。
利用しながら自分好みに変えていけるため、はじめての人にもおすすめできるサービスです。
データ通信専用SIMがおすすめな人
料金が抑えられるうえ、機能性も自分好みにできるデータ通信専用SIMは以下のような人におすすめです。
上記のような人は、データ通信専用SIMの特徴やメリットを活かすことができます。
格安SIM選びのポイントにもなりますので、当てはまる人はぜひチェックしてみてください。
特徴1. LINEで通話を済ませる人
データ通信専用SIMでは音声通話機能が付いていないため、電話番号がありません。
しかし、音声通話機能付きのプランを選択すると、そのぶんデータ通信専用SIMよりも料金がアップします。
大手キャリアでの通話料金と同様に22円/30秒(税込)の従量制のため、通話時間が長ければ長いほど加算されていく仕組みです。
ただし普段からLINEなどアプリを使った通話を利用しているようであれば、データ通信専用SIMがおすすめでしょう。
データ通信専用SIMでは音声通話機能こそないものの、LINEでの通話は問題なく利用することができます。
LINEで通話機能はキープしたまま、通話機能にかかる料金を切り捨てることができるお得なサービスです。
LINEで通話を済ませる人は、思い切ってデータ通信専用SIMに乗り換えてみてはいかがでしょうか。
特徴2. スマホを複数台持ちたい人
格安SIMは手持ちのスマホをキープしたまま、サブスマホを探している人にもおすすめのサービスとなります。
データ通信専用SIMなら動画や音楽視聴、ネットサーフィンなど一部機能に特化した使い方が可能です。
そのため通話やメッセージのやり取りなどを従来のスマホでおこない、データ通信専用SIMで検索やエンタメ視聴を楽しむといった使い分けができます。
2台目を格安SIMにすれば料金もかなり抑えられるため、スマホ代の節約にも有効です。主に以下のような人には、大変メリットの多いサービスといえます。
- 仕事関係で電話をよく使う人
- 音楽視聴、動画視聴専用のスマホが欲しい人
- データ容量を抑えたサブスマホが格安で欲しい人
とくにデータ通信専用SIMでは、特定のサービスの通信量が無制限で楽しめるものもあります。
データ容量によっては1,000円以内で利用できるため、2台持ちや複数台持ちを検討している人にもおすすめです。
データ通信専用SIMの注意点
メリットの多いデータ通信専用SIMですが、乗り換える際にはいくつか注意点もあります。
基本的には、どれも格安SIMへの乗り換えで起こる可能性の高い注意事項となります。
知らないままはじめてしまうと、思わぬトラブルになる可能性もあるため、ぜひ一度チェックしてみてください。
注意点1. 新しい端末にAPN設定をおこなう必要がある
大手キャリアではスタッフによる案内がありますが、格安SIMではオンライン上で完結することがほとんどです。
そのため初期設定にあたるAPN設定なども、届いた後にすべて自身で済ませなくてはなりません。
これは開通に関わる重要な項目であるため、初心者には少々難易度の高い手続きとなります。
チャットや電話などのサポートを利用しておこなえるものの、乗り換え時にはつまずきやすいポイントでしょう。
もしAPN設定に不安のある場合は、あからじめ詳しい人にサポートしてもらうとスムーズです。
また公式サイトでは、設定の手順について詳しい解説がなされています。手間取らないためにも一読しておくのがおすすめです。
注意点2. 現在使用している端末のSIMロック解除をする必要がある
続いて注意したいのが、SIMロックの解除です。SIMロックとは、端末を購入した会社によってかけられているSIMカードへのロックになります。
SIMロックがかけられたままでは、格安SIMに乗り換えてもそのSIMカードを使うことができません。
SIMロック解除のためには、機種や契約状況を確認する必要があります。
ただし契約を変えても同じ会社の回線を使う場合には、解除せずともそのまま利用できるケースもあるようです。
まずは自身の端末がSIMフリーにできるかをチェックして、乗り換えたいサービスとの組み合わせをチェックしていきましょう。
注意点3. 新しい端末が数日使えない場合がある
大手キャリアから格安SIMに乗り換える際には、数日間つながらなくなる点にも注意が必要です。
基本的にデータ通信専用SIMを契約した場合、まずは現在利用している大手キャリアとの契約を解除することになります。
手続きが完了した時点で、手元のSIMカードは使用不可になるので注意してください。
そこから新しいSIMカードが届くまでは、使えるSIMカードが手元にない状態です。
格安SIMに乗り換えるときは、あらかじめ数日間端末が使えなくなることを念頭においてみてください。
データ通信専用のおすすめ格安SIMまとめ
データ通信専用SIMを検討する際におすすめのサービスについて紹介していきました。
メリットも多く機能性の自由度も高い格安SIMでは、自身のニーズを確認しておくことがポイントです。
データ通信専用SIMで、おすすめのサービスと選び方については以下のようになります。
- SMS機能の有無
- 毎月使用するデータ通信料
- 使用する用途の通信速度
- サポート体制の充実度
- 利用する通信回線の種類
格安SIMでは「月額料金の安さ」や「契約縛りの自由度」がメリットとなります。
とくに音声通話機能を無くし、データの送受信のみに特化したデータ通信専用SIMは、以下のような人にぴったりのサービスです。
- LINEで通話を済ませる人
- スマホを複数台持ちたい人
- キャリアメールを使用しない人
ただし設定の手間や、不通期間などの点にも注意してください。
それぞれの特徴や強みを知って、最適な格安SIMに乗り換えてみてください。