Googleの最新Pixelスマートフォン、Pixel 7a。
昨年のPixel 7/7 Proの廉価版ながら、前モデルのPixel 6aからは全体的にスペックが大きく底上げされており、少なくとも話題性においては国内でも今最もホットな機種、といっても過言ではないと思います。
そんなPixel 7aですが、今回、DXOMarkにおいてカメラ性能の評価が公開されていました。
同サイトにおけるPixel 7aのカメラ総合評価は133ポイント。
iPhone 14やGalaxy S23/S23+と互角のカメラ性能という評価になっています。
ちなみにここ最近のPixelシリーズや国内での他のライバル機種のカメラ評価を一覧にすると:
Pixel
- Pixel 7 Pro: 147
- Pixel 7: 140
- Pixel 6 Pro:134
- Pixel 7a
- Pixel 6: 126
- Pixel 6a: 122
- Pixel 5: 109
Pixel 7aのカメラ性能は1世代前のPixel 6 Proと同程度。
ただ、前シリーズのPixel 6とPixel 6aの評価ポイント差は4ポイント。
一方、Pixel 7と7aでは7ポイントの差がついています。
つまり、「無印」モデルと「a」モデルの差という点では、6世代よりも7世代の方が評価の差が大きくなっているという事になります。
Xperia
- Xperia 1 IV: 118
- Xperia 5 IV: 119
- Xperia 10 IV: 63
最新のXperia 1 Vに関しては不明ですが、少なくとも過去のXperia 1 IVには圧勝。
Galaxy
- Galaxy S23 Ultra: 140
- Galaxy S23: 133
- Galaxy S22 Ultra: 131
- Galaxy S22: 120
Ultraには及ばないものの、最新レギュラーフラッグシップのS23と同等。
Pixel 7aのカメラの長所・短所
なお、以下はDXOMarkがこのPixel 7aの長所と短所をまとめていたもの:
長所
- 自然な色合いとホワイトバランスの写真
- 効果的なビデオ手ブレ補正
- 写真とビデオの両方で良好な露出
- 高速で安定したオートフォーカス
- ボケモードでの正確な深度評価
- 超広角カメラ画角は同クラスのモデルと比べて広い
短所
- 動画でディテールが失われる
- 難しいポートレートシーンで露出不足になる。
- 室内や低照度下でのパターンノイズ
- 被写界深度に制限がある
- 明るい場所や屋内の映像でホワイトバランスが安定しない
- ビデオのリングアーチファクト、写真のフュージョンアーチファクト