【要注意】ワイモバイルからLINEMOに乗り換える手順とデメリット8選

LINEMOはソフトバンクが導入したオンライン専用の新ブランドです。

ソフトバンクの自社回線を利用しているため、格安スマホにありがちな通信速度の遅さをカバーでき、月額料金も抑えたい方におすすめのサービスです。

LINEMOの3GBのプランは990円（税込）で利用できて、ワイモバイルの同プランより約1,100円ほど安くなります。

ただし、店頭サポートが受けられなくなる点やスマホ本体が購入できなくなるといったデメリットもあります。

先に結論をまとめると、ワイモバイルからLINEMOに乗り換えるデメリットは下記の通りです。

ワイモバイルからLINEMOに乗り換えるデメリット・注意点を比較

乗り換えの具体的な手順も説明するので、ワイモバイルからLINEMOにへ乗り換えを検討している方は参考にしてください。

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ワイモバイルからLINEMOに乗り換える手順と必要なもの
ワイモバイルからLINEMOに乗り換えるデメリット・注意点8選
ワイモバイルからLINEMOに乗り換えるメリット6選
ワイモバイルからLINEMOに乗り換えるおすすめのタイミング
ワイモバイルからLINEMOへの乗り換えで利用できるキャンペーン
ワイモバイルからLINEMOへの乗り換えでよくある質問
まとめ：ワイモバイルからLINEMOへの乗り換えはかんたん！手順と注意点を要チェック！

ワイモバイルからLINEMOに乗り換える手順と必要なもの

まずは、ワイモバイルからLINEMOに乗り換える手順と必要なものについて解説します。

ワイモバイルからLINEMOに乗り換える手順と必要なもの

ワイモバイルからLINEMOに乗り換える際はMNP予約番号の手続きは入りません。

1. 事前準備をする｜対応端末のチェックと情報の最新化など

まずは、ワイモバイルからLINEMOへスムーズに乗り換えるために、次の事前準備をおこないます。

乗り換え前の事前準備

動作確認済み端末のチェック
ワイモバイルの登録情報を最新のものにする
ネットワーク暗証番号を確認する
申し込みに必要なものを準備する
SIMカードかeSIMか決めておく

それぞれの準備について、詳しく解説します。

動作確認済み端末のチェック

ワイモバイルからLINEMOへ移行する際に必ずチェックしなければならないのは、動作確認済み端末です。

LINEMOで動作確認がされていないスマホの場合、通信や通話、テザリングといった機能が正常に利用できない恐れがあります。

ワイモバイルの登録情報を最新のものにする

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換える際には、ワイモバイルで登録している情報が最新のものになっている必要があります。

とくに注意が必要なのは、氏名や住所などの情報です。

結婚などにより氏名が変更になっている場合、ワイモバイルショップ（実店舗）での手続きが必要となります。

住所のみの変更であれば、Webの会員サイト「My Y!mobile」で手続きが可能です。

ネットワーク暗証番号を確認する

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換えるにあたり、ネットワーク暗証番号が必要となります。

ネットワーク暗証番号とは、ワイモバイルを契約する際に登録した、4桁の番号です。

ネットワーク暗証番号を忘れた場合、実店舗で再設定の手続きをするか、ワイモバイルの契約書類を確認する必要があります。

電話やチャットでサポートに問い合わせて郵送で手続きする方法もありますが、10日ほどの時間がかかるため注意が必要です。

SIMカードかeSIMか決めておく

LINEMOに申し込みをする前に、SIMカードとeSIMのどちらを契約するのか、決めておくとスムーズです。

多くのスマホはSIMカードのみに対応していますが、一部のみeSIMに対応しているスマホもあります。

よくわからない場合は、SIMカードを選ぶと失敗が少ないのでおすすめです。

2. オンラインでLINEMOに申し込む｜SIMカードまたはeSIMを選ぶ

続いて、オンラインでLINEMOの申し込み手続きをおこないます。ワイモバイルからLINEMOへ乗り換える場合の申し込み手順は、以下とおりです。

LINEMO申し込みの流れ

公式サイトにアクセス
「今すぐ申し込む」ボタンを選択
「今の電話番号をそのまま使用する」→「ワイモバイル」を選択
表示される注意事項を確認し、「わかりました」を選択
SIMカードまたはeSIMを選択
注意事項などを読み、「My Y!mobileにログイン」ボタンを選択
ログインし、画面の指示に沿って申し込みを完了させる

申し込みが完了すると、およそ1〜2時間ほどで「お申し込み完了のお知らせ」メールが届きます。

不備があった場合はその旨が記載されたメールが届くため、内容を確認しましょう。

そのあとに入会審査が完了すると、「商品発送のお知らせ」メールが届き、商品が発送されます。

なんらかの理由で審査にとおらなかった場合、その旨を記載したメールが届く仕組みです。

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3. 開通手続きをする｜SIMカードとeSIMで手順が異なる

次に、LINEMOのSIMの開通手続きをおこないます。

SIM開通手続きの手順は、SIMカードとeSIMのどちらを選ぶかによって異なり、以下のとおりです。

SIMカードの場合の開通手続き

ワイモバイルからLINEMOへの乗り換えで、SIMカードを選択した場合、郵送で送られてくる商品到着を待ちましょう。

入会審査が12時までに完了した場合、最短当日中にSIMカードが発送されます。

SIMカードを受け取ったら、Webまたは電話で開通手続きをおこないましょう。開通手続きの方法や受付時間は、次のとおりです。

手続き方法	手続き詳細	受付時間	回線切替までの所要時間
Web	「商品発送のお知らせ」メールに記載のURLから手続き	9:00～23:00	最大15分
電話	商品同梱の冊子に記載の電話番号から手続き	10:00～19:00	最大1～2時間

このようにWebのほうが受付時間が長く、回線切替までの所要時間も早くなっています。

開通手続きが完了したら、新しいSIMカードを端末に挿入してください。

LINEMOのSIMカードは、お使いの端末が対応しているSIMのサイズに切り取って使うスタイルのため、事前にSIMのサイズを確認しておきましょう。

eSIMの場合の開通手続き

LINEMOのeSIMに申し込んだ場合、商品到着を待たずに開通手続きを進められます。

App StoreまたはGoogle Playから「LINEMO かんたんeSIM開通」のアプリをダウンロードし、指示に従って開通手続きを進めましょう。

4. SIMロック解除コードの入力｜Android端末のみ必要

ワイモバイルで購入した製品にSIMロックがかかっている場合、Android端末についてはSIMロック解除コードを入力する必要があります。

SIMロック解除コードは、「商品発送のお知らせ」メールに記載されているので、そちらで確認しましょう。

なおiPhoneをお使いの場合や、AndroidでもGoogle Pixelをお使いの場合、SIMロック解除コードの入力は必要ありません。

5. 通信のための初期設定｜APN設定はiPhoneなら自動、Androidは手動

次に、新しいSIMで通信をするための初期設定である、APN設定をおこないます。

APN設定はiPhoneとAndroidで手順が異なり、次のとおりです。

iPhoneのAPN設定

iPhoneを使ってワイモバイルからLINEMOに乗り換える場合、iOSが最新バージョンになっていれば、APN設定は自動で完了します。

そのため、手動での手続きは原則として不要です。

AndroidのAPN設定

ソフトバンクまたはワイモバイルで購入したAndroidスマホは、APN設定が自動でおこなわれるため、手動での操作は不要です。

一方、ソフトバンクやワイモバイル以外のショップで購入したAndroidスマホの場合、下記の手順でAPN設定をおこないましょう。

AndroidのAPN設定手順

ホームから「設定」を選択
「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」を選択
「アクセスポイント名」からAPN設定の画面を開く
「APN」画面で、右上の「＋」マークを選択
「LINEMO」のAPNにチェックを入れ、完了
「LINEMO」が表示されない場合、右上のメニューから「新しいAPN」を選択
「名前」の項目に、LINEMOなど任意の名前を入力
「APN」に「plus.acs.jp」と入力
「ユーザー名」と「パスワード」に「lm」と入力（その他の項目は設定不要）
右上のメニューを選択して「保存」
保存したAPNにチェックを入れ、完了

なおeSIMを申し込んだ場合、先ほどダウンロードしたアプリで設定を進める際に、APN設定もおこなうかたちとなっています。

6. 再起動して移行完了｜LINE連携（任意）またはMy Menu初期設定をする

これまでの手順が完了したら、スマホ本体を再起動して、正常に通信ができるか確認しましょう。

ステータスバーに「LINEMO」や「SoftBank」などと表示され、電波をキャッチしていれば設定完了となります。

任意でLINE連携をしておくと便利

通信できるようになれば、ワイモバイルからLINEMOへの乗り換えは完了ですが、任意でLINE連携も設定しておくと便利です。

LINE連携を設定すると、Webから会員サイトにログインしなくても、LINEアプリを使って請求金額やデータ残量などを確認できます。

LINE連携の手順

LINEアプリでLINEMO公式LINEアカウントと友だちになる
「かんたん設定」をタップ
「My Menuとの連携はこちら」をタップ
「さっそくMy Menuと連携する！」をタップ
「許可する」をタップ
「LINEMO My Menuと連携する」をタップ

なお、WiFiに接続している場合は、オフにして手続きをおこないましょう。

LINE連携をしない場合はMy Menuの初期設定

LINE連携をしない場合、Web会員サイトのMy Menuの初期設定をおこないます。

My Menuを初期設定する手順は、以下のとおりです。

My Menu初期設定の方法

「ログインパスワードのご案内」メールに記載のパスワードをコピー
My Menuを開く
電話番号とパスワードでログインする
SoftBank会員規約を読み、「確認して次へ」を選択
表示されるSoftBank IDを控えて、「次へ」を選択
「通信・位置情報の取り扱い」の同意事項を選択
My Menu利用規約を読み、「同意する」を選択して完了

なおSoftBank IDは、自動発行される英数字（自分で変更可）または携帯電話番号の、どちらを使ってもログイン可能です。

7. 機種変更する場合は任意のタイミングでデータ移行｜LINEMOでは購入不可

LINEMOではスマホ本体を購入できませんが、別のショップで端末を手配して機種変更する場合、都合のいいタイミングでデータ移行を完了させましょう。

旧端末から新端末へのデータ移行は、LINEMO開通前後のどちらにおこなっても問題ありません。

スマホのデータ移行をする際は、万一に備えてバックアップをとっておくのがおすすめです。

データのバックアップと移行の方法はiPhoneとAndroidで異なります。

iPhoneのデータバックアップ・移行方法

iPhoneのデータをバックアップするなら、Appleが公式に提供している「iCloud」を使用するのがおすすめです。

そしてデータ移行は、iPhone同士なら「クイックスタート」機能を使えばスピーディーかつ簡単に終えられます。

クイックスタートによるデータ移行方法

新しいiPhoneの電源を入れ、旧端末の近くに置く
旧端末の画面表示を確認し、「続ける」をタップ
新しいiPhoneのアニメーションが、旧端末のファインダーに収まるよう、旧端末を支える
「新しい［デバイス］の設定を完了」の文字が表示される
旧端末のパスコードを、新しいiPhoneに入力する
新しいiPhoneの画面表示に沿って初期設定をする
新しいiPhoneに表示される内容を確認し、「続ける」をタップ

なおLINEをはじめとする外部アプリは、個別にデータ移行の方法があるため、各アプリの設定ページや公式サイトで検索しましょう。

Androidのデータバックアップ・移行方法

Android端末は、機種によりメーカーが異なるため、最適なバックアップ・データ移行方法は一概にはいえません。

メーカーの公式サイトや端末の説明書を検索し、メーカー推奨の方法でバックアップやデータ移行をおこないましょう。

ワイモバイルからLINEMOに乗り換えるデメリット・注意点8選

次に、ワイモバイルからLINEMOに乗り換えるデメリット・注意点について確認していきましょう。

店頭サポートを受けられなくなる｜LINEMOはオンライン限定ブランド

ワイモバイルからLINEMOを比較すると、乗り換えると店頭サポートを受けられなくなるデメリットがあります。

ワイモバイルは日本全国に多数のショップがあり、新規契約や機種変更はもちろん、住所や支払い方法の変更なども店頭で手続き可能です。

ワイモバイルは取扱店も含めると全国約4,000店舗、ワイモバイルショップは約2,600店あります。

一方のLINEMOはオンライン限定ブランドのため、実店舗が一切ありません。

またソフトバンクやワイモバイルのショップでLINEMOの相談や手続きをすることもできない点は、注意すべきデメリットです。

データの繰り越しができなくなる｜ワイモバイルは余った容量は翌月に追加される

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換えるデメリットとして、余ったデータの繰り越しができなくなる点があります。

ワイモバイルでは、契約プランのデータ容量が余った場合、翌月に繰り越してデータを使用可能です。

一方のLINEMOには、余ったデータを翌月に繰り越すサービスがありません。

ワイモバイルのデータ繰り越しサービスを活用していた人は、LINEMOへ乗り換える際に注意が必要です。

LINEMOではスマホ本体を購入できない｜別の店で入手する必要あり

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換えるデメリットとして、スマホ本体の購入方法が変わる点があります。

ワイモバイルの場合、実店舗やオンラインショップなど、ワイモバイルから直接スマホ本体を購入可能です。

一方のLINEMOでは、スマホ本体は一切販売されていません。

乗り換え時にスマホとSIMをセット契約できず、機種変更の際にはLINEMO以外のショップでSIMフリースマホを購入する必要があります。

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Yahoo!プレミアムを使えなくなる｜Yahoo!ショッピング還元もないため注意

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換えるデメリットとして、Yahoo!プレミアムを使えなくなる点があります。

ワイモバイルの契約者はYahoo!プレミアムに無料で加入できる一方、LINEMOにはその特典がありません。

またソフトバンクとワイモバイルのユーザーは、Yahoo!ショッピング利用時のPayPay還元が優遇されています。

しかしLINEMOの契約者は、Yahoo!ショッピングのPayPay還元優遇もない点に、注意が必要です。

一部機能が使えなくなる｜留守番電話や転送電話、キャリアメールなど

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換えるデメリットとして、スマホを便利に使用するための機能が、一部使えなくなる点があります。

ワイモバイルでは利用できる一方、LINEMOでは利用できない機能の例は、次のとおりです。

LINEMOで利用できない機能の例

留守番電話
転送電話
割込電話
グループ通話
ナンバーブロック
迷惑電話ブロック
キャリアメールアドレス
端末保証オプション（一部除く）
データシェアオプション

ただし2021年12月20日から、ワイモバイルのキャリアメールアドレスを持ち運びできるサービスが始まっています。

LINEMOへ乗り換えても引き続きワイモバイルのキャリアメールアドレスを使いたい人は、このサービスを利用するのがおすすめです。

短期解約するとブラックリスト入りする可能性あり｜最低180日は継続利用しよう

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換える際は、短期解約をしないように注意してください。

ワイモバイルを契約してから180日以内にLINEMOに乗り換えると、ワイモバイルのブラックリストに入って、次の契約ができなくなる恐れがあります。

なお短期解約によるブラックリストはワイモバイルが公式に明言しているわけではありません。

しかし、実際に短期解約をした人のなかには、再契約を断られている人もいるため、注意してください。

ブラックリスト入りを避けるためには、最低でも180日以上はワイモバイルを継続利用してから、LINEMOへ乗り換えるのがおすすめです。

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選べるのは3GBと20GBの2種類のみ｜それ以上の大容量プランはない

ワイモバイルとLINEMOを比較すると、選べるプランの選択肢が3GBまたは20GBの2種類しかない点がデメリットです。

月間データ容量	ワイモバイルのプラン	LINEMOのプラン
3GB	◯	◯
15GB	◯	×
20GB	◯	◯
25GB	◯	×

ワイモバイルには25GBのプランも用意されていますが、LINEMOは20GBプランが上限です。

LINEMOで契約プランより多くのデータ通信をするためには、データ消費後に1GBあたり550円（税込）で追加購入ができます。

しかし割高になるため、大容量プランを求める人は、楽天モバイルなど別のサービスへの乗り換えを検討するほうがおすすめです。

LINEMOには月額料金の割引がない｜家族割や親子割、おうち割など

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換える際の注意点として、LINEMOには月額料金の割引サービスが存在しない点があります。

ワイモバイルには、以下のような月額料金の割引サービスがあり、家族みんなで契約すると割安になる点がメリットです。

ワイモバイルの割引サービスの例

家族割引サービス
ワイモバ親子割
おうち割光セット（A）
おうち割でんきセット（A）

もし現在ワイモバイルで上記の割引を適用している場合、家族みんながLINEMOに乗り換えても、あまりお得にならない可能性があります。

LINEMOへ乗り換えた場合の、家族全員の月額料金をシミュレーションして、どちらがお得か考えて選びましょう。

ワイモバイルからLINEMOに乗り換えるメリット6選

ここでは、ワイモバイルからLINEMOに乗り換えるメリットについて確認していきましょう。

ワイモバイルからLINEMOに乗り換えるメリット

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月額料金が安くなる｜ただしワイモバイルで家族割や親子割を適用中の人は注意

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換えるメリットとして、月額料金が安くなる点が挙げられます。

ワイモバイルの割引前の通常料金はLINEMOより高く、両者の基本料金を比較すると次のとおりです。

月間データ容量	ワイモバイルの月額料金（税込）	LINEMOの月額料金（税込）
3GB	2,178円	990円
15GB	3,278円	–
20GB	–	2,728円
25GB	4,158円	–

このように割引前の基本料金で比較すると、ワイモバイルからLINEMOへ乗り換えることで、月額料金は大幅に安くなります。

ただしワイモバイルで家族割や親子割、おうち割などを適用中の場合、家族全員分のスマホ料金の合計金額では、安くならない可能性があるため注意が必要です。

乗り換えても通信品質は落ちにくい｜LINEMOはソフトバンクの格安プランのため

ワイモバイルからLINEMOへ移行するメリットとして、乗り換えても通信品質が落ちにくい点があります。

なぜならLINEMOは、ソフトバンクが自社回線を使って運営する、安いプランであるためです。

LINEMOの公式サイトにもデータ通信量超過時の最大速度は両社で違いはないと明記されています。

モバイルの割引前の通常料金はLINEMOより高く、両者の基本料金を比較すると次のとおりです。

ワイモバイルのデータ通信量超過時の速度	LINEMOのデータ通信量超過時の速度
スマホプランの場合：最大1Mbps	シンプル2 L/シンプル2 Mの場合：最大1Mbps
ミニプランの場合：最大300Kbps	シンプル2 Sの場合：最大300Kbps

ワイモバイルから他社のMVNOなどに乗り換えると、通信品質が低下する恐れがあります。

その点、ワイモバイルからLINEMOへの移行なら、MVNOに乗り換えるよりも、通信品質が下がる心配はありません。

ワイモバイルで購入した多くのスマホが使える｜動作確認済み端末をチェック

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換えるメリットは、現在使っているスマホ端末をそのまま使用して乗り換えやすい点です。

LINEMOのSIMはすべてのスマホで使えるわけではなく、端末によって正常に通信できるものと、そうでないものがあります。

その点、ワイモバイルで販売された多くのスマホ端末は、LINEMOのSIMに対応しているため移行しやすいです。

ワイモバイルで操作確認済み機種の例

iPhone5s〜14シリーズ
iPhone SE（第3.4世代）
ZenFone Maxシリーズ
OPPO Renoシリーズ
AQUOSシリーズ
Xiaomiシリーズ
Google Pixelシリーズ
Galaxyシリーズ
Xperiaシリーズ

まずはLINEMOの公式サイトへアクセスして、使いたいスマホが動作確認済み端末かどうかチェックしてみましょう。

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5G通信やeSIM、テザリングに対応｜ワイモバイルと同じ

LINEMOは5G通信やeSIM、テザリングといったサービス・機能に対応しています。

ワイモバイルから移行してもこれらの便利なサービス・機能が使えるのは、乗り換え先にLINEMOを選ぶメリットです。

ただしテザリングに関しては、一部の端末では利用できない場合がある点に注意してください。

例えば、Libero 3 [A001ZT]やLG V60 ThinQ 5G [L-51A]などの機種はテザリングを利用できません。

テザリングを利用できるかどうかは、LINEMOの動作確認済み端末ページで確認できます。

乗り換え手続きが簡単｜MNPやSIMロック解除の操作は不要

ワイモバイルからLINEMO（番号移行）へ乗り換えるメリットとして、移行時の手続きが簡単な点があります。

ワイモバイルから他社のプランに乗り換える場合、MNP予約番号の発行手続きが必要なほか、端末にSIMロックがかかっているならロック解除の手続きも必要です。

一方、ワイモバイルからLINEMO（番号移行）へ乗り換える場合は、MNPの手続きなしで移行できます。

さらにSIMロックがかかっている場合、乗り換え時に自動で解除してもらえる点も便利で簡単です。

LINEギガフリーが使えるようになる｜音声通話も画像・動画の送信も利用し放題

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換えるメリットとして、「LINEギガフリー」のサービスを利用できるようになる点があります。

LINEギガフリーとは、LINEアプリの対象機能を利用する際のデータ通信で、プランのデータ容量を消費しないサービスです。

LINEMOのLINEギガフリーの対象機能の例を紹介します。

LINEギガフリーの対象機能例

トーク（スタンプ、画像、動画などを含む）
アルバムやノートの表示・編集
音声通話・ビデオ通話
Face Play
LINE VOOMの表示・投稿・シェア（アプリ限定）
ディスカバーの表示
LINE Payの利用

LINEギガフリーは、ワイモバイルでは利用できないサービスのため、LINEMOならではのメリットです。

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ワイモバイルからLINEMOに乗り換えるおすすめのタイミング

ここでは、ワイモバイルからLINEMOに乗り換えるおすすめのタイミングについて確認していきましょう。

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月末の乗り換えがおすすめ｜ワイモバイル解約月の日割り計算はされない

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換えるなら、月末に開通するように移行するのがおすすめです。

なぜならワイモバイル解約月の日割り計算はない一方、LINEMOの利用開始月は日割り計算されるためです。

つまりワイモバイルを解約する際は、月額料金が丸ごと1カ月分かかります。

月末に乗り換え完了するようなスケジュールで手続きをすれば、プラン料金の無駄をできるだけ少なくできるでしょう。

いつ乗り換えても違約金はかからない｜2022年2月1日からは免除されるため

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換える際に、違約金や契約解除料が心配な人もいるでしょう。

しかし2022年2月1日以降の解約では、ワイモバイルの違約金が免除されるため、ご安心ください。

違約金が発生するプランを契約していた人は、いつLINEMOへ乗り換えても問題ないので、都合のいいタイミングで移行するのがおすすめです。

キャンペーン狙いの場合は注意｜ワイモバイルからの移行は対象外の特典が多い

ワイモバイルからLINEMOへ移行する際に、「お得なPayPay還元キャンペーンがあるタイミングで乗り換えよう」と感じる人もいるでしょう。

しかし、LINEMOのPayPay還元キャンペーンは、ワイモバイルからの乗り換えは対象外になるケースが多いため、注意が必要です。

たとえば現在実施中の「PayPayポイントあげちゃうキャンペーン」は、ソフトバンクとワイモバイル、LINEモバイルからの乗り換えユーザーが対象外となっています。

PayPay還元キャンペーンが利用できない以上、お得なタイミングを待つ必要はないので、お早めの乗り換えがおすすめです。

ワイモバイルからLINEMOに即日乗り換えできる？

利用するスマホがLINEMOの対応端末であれば、LSIM到着後に入れ替えることで即日利用を開始することができます。

ただし、最短当日中にSIMカードが発送されるのは入会審査が12時までに完了した場合のみです。

12時までに審査が完了した場合でも、混雑状況などによって当日中にSIMカードが手元に届かない可能性も十分あります。

できるだけ早くLINEMOを使い始めたい方は、乗り換えが決まったらすぐに手続きをはじめましょう。

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ワイモバイルからLINEMOへの乗り換えで利用できるキャンペーン

ワイモバイルからLINEMOへの乗り換えで利用できるキャンペーン各種について確認していきましょう。

ワイモバイルからLINEMOへの乗り換えで利用できるキャンペーン

通話オプション割引キャンペーン｜5分かけ放題なら1年間無料

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換える際は、「通話オプション割引キャンペーン」を利用できます。

通話オプション割引キャンペーンの詳細は、次のとおりです。

キャンペーン概要	対象期間中、通話オプションの月額料金を550円（税込）割引
割引適用期間	LINEMO契約から1年後まで
割引後のオプション月額料金（税込）	・5分かけ放題：無料（通常550円）・完全かけ放題：1,100円（通常1,650円）

このように、5分かけ放題オプションならLINEMO契約から1年間は無料で利用できます。

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換える際は、ぜひ通話かけ放題オプションを利用してみてください。

LINE MUSIC6カ月無料キャンペーン｜ただし過去に適用済みの人は対象外

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換えると、「LINE MUSIC6カ月無料キャンペーン」を利用できます。

キャンペーンの概要は、次のとおりです。

キャンペーン概要	LINE MUSICを無料でお試し可能
割引適用期間	申し込みから6カ月間
通常の月額料金（税込）	一般：980円学生：480円

LINE MUSICは、通常なら月額980円（税込）の料金がかかる、音楽聴き放題のサブスクサービスです。

LINEMOユーザーなら、LINE MUSICを6カ月間にわたり無料でお試しできます。

ただし、過去にLINE MUSICの6カ月無料キャンペーンを利用したLINEアカウントは、キャンペーンの条件外です。

ワイモバイルでも同様のキャンペーンが開催されているため、利用した経験のある人は適用できないので注意してください。

ちなみにLINE MUSICを利用する際のデータ通信は、LINEMOのLINEギガフリーは対象外です。

LINEスタンププレミアムポイントバックキャンペーン｜スタンプをお得に使い放題

ワイモバイルからLINEMOへ乗り換えると、「LINEスタンププレミアムポイントバックキャンペーン」を利用できます。

LINEスタンププレミアムポイントバックキャンペーンの概要は、次のとおりです。

キャンペーン概要	LINEスタンププレミアムに契約すると、毎月LINEポイントがもらえる
適用期間	終了時期未定
対象コース	ベーシックコース、デラックスコース ※学割プランも可能
毎月もらえるLINEポイント数	一般：240ポイント学割：120ポイント

なお毎月もらえるLINEポイント数は、ベーシックコースでもデラックスコースでも、一律240ポイント（学割は120ポイント）となります。

受け取ったLINEポイントはLINE Payで使えるほか、LINEの関連サービスでも利用可能です。

基本料初月０円特典

ワイモバイルからの乗り換えで、LINEMO回線の基本料、対象のオプションサービス料と月額使用料が初月０円になる特典を利用できます。

基本料初月０円特典の概要は、次のとおりです。

キャンペーン概要	基本料初月０円特典
適用期間	終了時期未定
無料化の対象	料金プランの月額基本料オプションサービス料及び月額使用料（対象オプションサービス例：データ増量オプション、だれとでも定額、スーパーだれとでも定額など）