Xperia 1 Vカメラ仕様は期待外れ?3/4は次世代センサーどころか「据え置き」の模様

新型・次期 Xperiaの最新情報

本日正式発表のソニー製新型プレミアムフラッグシップ、Xperia 1 V。

この最新Xperiaで最も期待されている部分、と言えばカメラ性能の進化で、少なくとも公式情報として最低一つのセンサーが「次世代」となることは確実です。

そして今回、今回そのXperia 1 Vに搭載されるカメラセンサーの具体的な構成に関する情報が見つかりました。

今回の情報によると、Xperia 1 Vのリアカメラに搭載されるセンサーは:

超広角:IMX563、F2.2
標準(広角):IMX888、F1.9
望遠:IMX650、F2.3-2.6、85mm-125mm
前面:IMX663, F2.0

一方、前モデルのXperia 1 IVのカメラセンサーはというと:

超広角:IMX563
標準(広角):IMX557
望遠:IMX650
ToF:IMX316
前面:IMX663

Xperia 1 Vのカメラセンサー、新型は結局一つだけ…

つまり、Xperia 1 Vのカメラセンサーで前モデルから変更となったのは結局標準カメラのセンサー(IMX557→IMX888)だけ、ということに。

いくらこのIMX888が新世代のExmor Tセンサーとは言っても、さすがにセンサー一つだけでは「カメラ仕様一新」とは言えません。

ただ、今回の新型センサーの売りである二層トランジスタ積層機構は従来とは根本的に構造が異なり、少なくとも技術的には画期的に「明るいカメラ」になると言われています。

そういった意味ではメインセンサーだけでもカメラ性能が劇的に構造するという可能性は十分にあるようにも思えます。

ちなみにIMX888はHuaweiの最新フラッグシップ、Huawei P60に搭載されているとも言われています。

一方で、このXperia 1 Vは今のところこの1つのカメラセンサー以外に大きくアップグレードされたという点は見当たらず、結局ユーザーにとって重要なのは価格を含めた相対的な「価値」。

もし先の情報のように25万円前後となるとさすがに前モデルからの大幅価格アップをユーザーに納得してもらうのは難しいような気がします。

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