クアルコムの次世代ハイエンド向けチップセット、と言えばSnapdragon 8 Gen3。
すでにコア構成やその性能に関する情報がリークされ始めており、早ければ11月中に発表、搭載モデルは12月中にはリリースされる可能性が高くなっています。
そんな中、Weiboの有名リーカー、Digital Chat StationがこのSD8Gen3搭載機種に関する興味深い情報をリークしていました。
今回の情報によると、Snapdragon 8+ Gen1、Gen2、Gen3と搭載したフラッグシップ・シリーズがリリースされる予定がある、とのこと。
メーカー名やシリーズ名には言及されていませんが、同氏からのリーク情報、ということはXiaomiなど、中国メーカーからのリリースが濃厚だと思います。
これ、例えば(あくまで例えば、です)、Xiaomi 14 ProにはSnapdragon 8 Gen3、Xiaomi 14にはGen2、Xiaomi 14 LiteにはGen1と搭載、といった感じに。
これまでにもフラッグシップ・シリーズの最上位モデルに最新スナドラ8のチップセットを、下位モデルに1世代前のスナドラ8チップセットを搭載するというケースは何度かありましたが、さすがに同世代のフラッグシップシリーズに3世代のSnapdragon 8チップセットを搭載、という前例はありませんでした。
ただ、最近はAndroid市場でも徐々にiPhoneのように旧型チップセットを搭載したモデルを比較的安価な「ミッドレンジ機種」として展開する動きがチラホラ。
ひょっとすると、数年後にはSnapdragon 7シリーズや6シリーズといったミッドレンジ向けチップの需要は減ってくるのかもしれませんね。