ソニーが本日、国内で展開されているSIMフリー版(メーカー直販モデル)の複数Xperiaに対して一斉にソフトウェアアップデートを提供しました。
今回アップデートの提供が確認されたのは以下のモデル:
Xperia 1 IV XQ-CT44
Xperia 5 IV XQ-CQ44
Xperia 1 III XQ-BC42
Xperia 5 III XQ-BQ42
Xperia Pro-I
最新ファームウェアバージョンは機種によって異なりますが、4月分のセキュリティーパッチを含むことは共通。
このアップデートは海外の一部地域・国では少し前に提供されており、珍しくソニーが「通話関連の不具合の修正」と、そのアプデ内容を明らかにしています。
また、すでにアップデートを提供したユーザーからは以下のような報告も:
Xperiaでは最新のXperia 1 IV/5 IVや1世代前のXperia 1 III/5 IIIを中心のSMSの受信ができないという不具合がかなり広く発生しており、Android 13起因と言われていますが、はっきりとした原因は不明。
ただ、これについてはソニーも公式に認めており、どうやら今回のアップデートでこのSMS不具合をしれっと改善した模様。
公式に認めていた不具合なので、公式に修正もアナウンスしてほしかったような気もします。
なお、今回のアップデートのファイルのサイズ自体は大きくないので、あくまでマイナーアップデートですが、不具合修正という視点ではかなり大きなアップデートと言えそうです。
ちなみにまだ国内キャリア版のXperiaには4月分セキュリティーパッチを含むアップデートは未提供です。
国内ではSIMフリー版よりもキャリア版の方に先にソフトウェアアップデートが来ることがほとんどなので、今回のパターンは少し珍しいとも言えますが、かなり重要なアップデートであることは確かなので、国内キャリア版に対しても近々提供が開始されると思われます。