正式発表および発売まであと1週間あまりとなったGoogleの新型Pixel、「Pixel 7a」。
確実となっている前モデルからの価格アップが少し心配な同モデルですが、前モデルのPixel 6aと比べると全体的に大きくスペックが底上げされており、非常に楽しみな新型Pixelと言えそうです。
しかし今回、このPixel 7aがPixel aシリーズとしては最後のモデルになる可能性が浮上しました。
Twitter上のリーカーが伝えたもので、「Pixel aシリーズは廃盤となるようだ」とのこと。
さらに「Pixel 7aの価格がアップするため、Pixel 8aはリリースされない」とも。
要はPixel aシリーズと無印のPixelのスペックや価格が近くなってきているため、aシリーズの存在意義がなくなってきている、ということだと思われます。
確かにPixel 7aの米国価格は499ドルでほぼ確定で、Pixel 7の発売時価格は599ドルで100ドルしか違いません。
また、無印Pixelも廉価版のaモデルがリリースされるころには様々な割引キャンペーンなどで実質的な価格差はほとんどなくなってきている場合も。
そういった点を考慮すると、Pixel aシリーズと無印Pixelの差別化は難しくなってきているようにも思えます。
そういえば、昨年12月にAndroid Policeが伝えた2023年以降のPixelシリーズのロードマップに関する記事で、Pixel 8aについて「現時点では計画されているものの、中止される可能性がある」「Pixel aシリーズは2年おきのリリースになる可能性がある」という情報が伝えられていました。
よって、仮に今回の情報が不正確なものだとしても、今後、GoogleがPixel aシリーズのリリース頻度を減らすという可能性は十分にありそうです。