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ゴリラ
Rakuten Hand 5Gが気になってる！実際に買った人の声を聞きたい！
楽天モバイルのオリジナル端末「Rakuten Hand 5G」が1円で販売され、話題になっています。
今回、普段はiPhone 12 mini、Google Pixel 7を利用している筆者が、サブのサブ端末として実際に購入してみて感じたことをお伝えします。
個人的には「記録用カメラ」「ながら聴き端末」「テザリング専用機」として便利に使えそうだと感じています。
Rakuten Hand 5Gのスペックシート
2022年2月に発売したRakuten Hand 5Gのスペックは以下のとおり。
参考に前モデルの「初代Rakuten Hand」と比較しておきます。
スクロールできます→
| Rakuten Hand 5G | Rakuten Hand | |
|---|---|---|
| サイズ | ・横：約63mm ・縦：約138 mm ・厚さ：約9.5mm | ・横：約63mm ・縦：約138 mm ・厚さ：約9.5mm |
| 重量 | 約138g | 約129g |
| SoC | Snapdragon 480 | Snapdragon 720G |
| RAM+ROM | 4GB＋128GB | 4GB＋64GB |
| 外部ストレージ | ー | ー |
| バッテリー容量 | 2,630mAh | 2,750mAh |
| ディスプレイ - サイズ - 種類 - 解像度 | ・約5.1インチ ・有機EL ・HD+ (1,520×720) | ・約5.1インチ ・有機EL ・HD+ (1,520×720) |
| 輝度 | 非公開 | 非公開 |
| リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz |
| メインカメラ | ・広角：約6,400万画素 ・深度測位：約200万画素 | ・広角：約4,800万画素 ・深度測位：約200万画素 |
| ズーム | ・最大5倍デジタル | ・最大4倍デジタル |
| インカメラ | 約1,600万画素 | 約1,600万画素 |
| スピーカー | モノラル | モノラル |
| 防水・防塵 | IPX8・IP6X | IPX2・IP5X |
| SIM | デュアル (eSIM / eSIM） | シングル (eSIM) |
| 急速充電 | 対応 | 非対応 |
| OS(発売時) | Android 11 | Android 10 |
| その他 | ・おサイフケータイ ・ハイレゾ ・顔認証(画面内) ・指紋認証 | ・おサイフケータイ ・イヤホンジャック ・顔認証(画面内) ・指紋認証 |
前モデルから確実に進化していることがわかります。
Rakuten Hand 5Gの製造メーカーTinno Mobile Technology
2005年に中国の深センで設立されたTinno Mobileが製造しています。
同社はトーンモバイルのオリジナル端末を製造していることでも知られています。
Rakuten Hand 5Gの主な進化ポイント
- ROMが128GBに倍増
- メインカメラの画素数、最大倍率がアップ
- 防水・防塵性能が強化
- デュアルSIM（デュアルeSIM）運用できるように
- ハイレゾ再生に対応
いくつかピックアップしてお伝えします。
メインカメラの画素数、最大倍率がアップ
メインカメラの画素数が4,800万画素から6,400万画素に、デジタルズーム倍率が最大4倍から5倍にアップしました。
1倍
2倍
5倍
撮影して感じたことは
- ピント合わせが難しい
- そのまま撮ると若干暗めに映る
- ズームの操作が独特で難しい
- 意外と遊べる機能がたくさんある
- 電源ボタン2回押しでサッと起動できるのはAndroidならでは
といったこと。
この価格（19,001円）ですの、ゴリゴリに美しい写真は残せませんが、記録用としては十分な性能です。
動作ももたつく印象はありませんでした。
ただし安いスマホにありがちな光不足や、それに伴うピント合わせの難しさ（遅さ）は感じました。
ズームについては、画面を右から左にスワイプするという、謎に難しい操作を求められるので、慣れが必要です。
あと、タイムラプスやナイトモード、スローモーション撮影など、地味に遊べる機能が豊富なのは面白いです。
デュアルSIM（デュアルeSIM）に対応
この端末の「クセがすごい」と言われる最大の所以は、「eSIMのデュアルSIM」仕様なことです。
物理SIMには対応していないものの、eSIM×eSIMのデュアルSIMが利用できます。以下の各サービスでは公式にRakuten Hand 5Gの動作が確認されています。
ハイレゾ再生に対応
Rakuten Hand 5Gはハイレゾ再生に対応しました。
LDACコーデックによる接続、Amazon Music Unlimited でハイレゾ再生ができることを確認しています。
Rakuten Hand 5G 使ってわかった残念ポイントと注意点
個人的に感じた残念ポイント、デメリット、注意点は以下のような感じ。
- ラウンドエッジは操作しづらい
- 片手での操作はそこまで快適じゃない
- ケースが極端に少ない
- OSのアップデートは期待できない
ラウンドエッジは操作しづらい
Rakuten Hand 5Gのラウンドエッジ pic.twitter.com/QEcRdGHqA5
— spkNote (@spk__note) April 29, 2023
Rakuten Hand 5Gは左右ベゼルがラウンドしています。
特に画面左から右にスワイプする「戻る」をしたいときに、思ったように操作できなくてストレスを感じます。
片手での操作はそこまで快適じゃない
Rakuten Hand 5Gの日本語キーボード操作 pic.twitter.com/y60nTB0Z2I
— spkNote (@spk__note) April 29, 2023
スリムな形状や軽さから、かんたんに片手で操作できると思っていましたが、なんかしっくりきません。
慣れの問題なのか、本体の重量バランスが微妙なのか……。
文字入力はキーボードが小さいので、片手で快適！感動！という感じはしませんでした。
ケースが極端に少ない
1円で購入したので、ケースなんて付けなくても……と思われるかもしれません。でも、端末の価格に関わらず、スマホを裸で使うことに抵抗を感じるのは僕だけじゃないはず。
とりあえず保護できれば、と思って、Rakuten Hand 5Gのケースを探すも、選択肢が限られました。
OSのアップデートは期待できない
2022年2月の発売時のOS「Android 11」から、一度もアップデートが行われていません。
楽天モバイルは他のオリジナル端末でもOSアップデートに対応していません。Rakuten Hand 5Gは基本的にAndroid 11のまま使い続けることになります。
ちなみにセキュリティアップデートについては、2〜3ヶ月くらいのスパンでしっかり行われています（最新は2023年4月13日）。
Rakuten Hand 5G 思ってたよりも良かったこと
大きな期待はしていなかったものの、「お、思ったよりいいじゃん」と感じたことは以下の3点。
- 指紋認証は遅いが正確
- ながら聴き端末として最強
- バッテリー持ちはそこまで悪くない
指紋認証は遅いが正確
Rakuten Hand 5Gの指紋認証 pic.twitter.com/MA8OiH4vXB
— spkNote (@spk__note) April 29, 2023
個人的には普段使っているGoogle Pixel 7よりも認証に成功する確率が高いです。
認証までに約1秒くらいかかりますが、失敗してやり直すことを考えれば、ストレスはありません（安い保護ガラスを貼ったので遅いのかも……）。
画面が消灯した状態からでも、認証できます。
ながら聴き端末として最強
僕は食事や家事をするときなど、自宅でパソコンの前にいる時間以外は、PodcastやYouTubeで情報を得ていることが多いです。
なんで、自宅内で移動する際は肌身離さずスマホと一緒です。これまで、その役割はiPhone 12 miniが担っていましたが、Rakuten Hand 5Gに完全に置き換えることができました。
特にYouTubeをながら聴きする際は、基本的に画面は見ないので、画面が大きいよりも、持ち運びやすい方がメリットが大きいです。
こんな感じで胸ポケットにも入ります。ガラケーやまだサイズが小さかった初期のスマホを思い出してエモい気持ちになります。
バッテリー持ちはそこまで悪くない
2,630mAhと昨今のスマホとしては心もとないバッテリー容量ですが、個人的にはサブ端末として、十分、実用的だと感じました。
「最大輝度」「音量40%程度のスピーカー」で1時間、YouTubeを視聴したところ、約7%のバッテリー消費にとどまりました。
Rakuten Hand 5Gの使いみち。こんな人におすすめ
ゴリラ
個人的におすすめの使い方を、4つ提案します。
① iPhoneユーザーのサブ機として
iPhoneユーザーのサブ機としておすすめ。
これまで特に深く考えずにiPhoneを選んでいた人も、Androidに触れることで、その魅力に気づけるかもしれません。
ちなみに僕はAndroidでしか使えな特定のアプリを利用するために購入しました。
② 音楽再生専用端末として
先述のとおりRakuten Hand 5Gは、先代では対応していなかったハイレゾ音源が再生できます。
各種サブスクはもちろん、RadikoやPodcast、YouTubeの再生にもおすすめ。わずか134gなので、ランニングやスポーツ用に使うのもアリです。
③ 発信専用の端末として
楽天モバイルのSIMを入れたまま、発信専用機として利用するのも良さそうです。
楽天モバイルのRakuten Linkは国内通話無料で利用できます。かつてのストレートケータイ・ストレートスマホのような感覚で使えます。
2013年頃に使っていたINFOBAR C01
④テザリング機として
モバイルルーターの役割を兼ねてみるのもいいですね。
楽天モバイルの回線を無制限で使いまくるのも良いですし、デュアルeSIMを活用して、例えばpovo2.0のトッピングを適時、課金するのも良いですね。
Rakuten Hand 5Gの対応バンドは以下のとおり。
ドコモ、au、ソフトバンクともLTE回線のプラチナバンドに対応しています。
一点、ドコモの5G（n78、n79）には非対応なことに注意。
ちなみに、Rakuten Hand 5Gでテザリングして、Macで通信してみたときの速度はこんな感じでした。
京都南部/楽天回線/土曜日10時頃
京都南部/楽天回線/土曜日17時頃
もちろん環境によりますが、仕事でもプライベートでも、十分使える速度です。
テザリングが途中で切れる問題
Rakuten Hand 5Gでテザリングをしているときに、途中で切れてしまうことがあるみたいです（僕は遭遇していません）。
- Wi-Fiアクセスポイントの「アクセスポイントを自動的にオフにする」の項目をオフにしておく
- Androidの開発者向けオプションをオンにした上で、「自動スリープ」をオフにする
といった方法で、改善するという情報があります。
Rakuten Hand 5Gの価格と購入できる場所
2023年5月現在の価格は以下のとおり。
：未使用で約8,000円楽天モバイルでキャンペーン価格で購入できますが、申込みが殺到しているみたいです。
気になっている人は、後悔する前に、とりあえず申し込んでおくことをおすすめします。
ちなみにすでに楽天モバイルを契約しているユーザーでも、新たに2回線目を契約すれば、1円で購入できます。
ちなみに：期間限定キャンペーンも実施中
楽天モバイルでは、以下のキャンペーンを実施中です！
↓左右にスクロールできます！
| キャンペーン | 内容 |
|---|---|
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ゴリラ
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