格安SIMでは低速モードを利用することで、データ使用量を節約して料金をよりお得にすることが可能です。
乗り換えを検討していて、「格安SIMの低速モードはどんな機能なのかな」「低速モードが利用できる格安SIMについて知りたい」という人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、低速モードの特徴や2023年版低速モードが利用できるおすすめの格安SIM5選を紹介します。
おすすめの格安SIM5選!
【比較】低速モードが利用できるおすすめの格安SIM5選
以下で紹介する低速モードのある格安SIMを利用することで、実質無制限でインターネットをご利用いただけます。
ぜひチェックしてみてください。
下り55.16Mbps
下り44.09Mbps
下り76.2Mbps
下り45.1Mbps
下り58.58Mbps
ソフトバンク
24,000ポイント還元中!
オプション加入で
最大13,000円相当還元
6ヶ月間
月90円(税込)〜
通信速度に関して:2023年3月10日時点「みんなのネット回線速度」の平均通信実測値。100Mbpsは超高速・50〜100Mbpsが高速・50Mbps以下が中速として比較しています。
楽天モバイル
- データ無制限で月額3,278円(税込)
- 楽天回線エリアは速度制限なし
- パートナー回線の速度制限は1Mbps
- 専用アプリで国内通話かけ放題が無料
- 契約事務手数料・解約違約金など0円
楽天モバイルは、楽天回線とパートナー回線(au)が利用可能で、その月に使用したデータ量に応じて料金が変化するプランを提供しています。
5GB超過後の通信速度は最大1Mbps。LINEやメールはもちろん、Webサイトの閲覧程度であればストレスなく通信できるでしょう。
専用アプリ「Rakuten Link」を利用すると国内通話料が無料になる点もメリットです。Androidスマホの利用者は、SMSも無料で利用できます。
低速モードを利用する方法
楽天モバイルのパートナー回線は、月間5GBを超過すると最大1Mbpsに速度制限がかかりますが、データ高速モードをオフするとデータ量を節約可能です。
楽天回線エリア内の利用は、データ高速モードをオフにした場合でも高速通信のまま利用できます。
iPhone本体代が最安値
基本情報
料金プラン | 【Rakuten UN-LIMIT VII】 3GBまで:1,078円 20GBまで:2,178円 20GB超過後:3,278円 |
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月間データ量 | 楽天回線:上限なし パートナー回線:5GBまで |
速度制限時の通信速度 | 1Mbps ※パートナー回線5GB超過時 |
国内通話料 | 通常:22円/30秒 Rakuten Link:無料 |
通話オプション |
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iPhone本体代が最安値
mineo
- 月間データ量か最大速度かで選べるプラン
- 300Kbpsの速度でデータ通信量無制限が月額660円(税込)
- 月額385円のオプション「マイピタ」でネット使い放題
- 10分かけ放題オプションが1年間無料
mineoは関西電力グループのオプテージが運営する格安SIMで、ドコモ・au・ソフトバンクの3つの回線から好きな回線を選べます。
マイそくは、最大速度が制限されていますが、月間データ量の上限がない点がメリットです。ただし、月曜から金曜の12時台または3日間で合計10GB利用すると最大32kbpsに速度が制限されます。
マイピタプランでも月額385円のパケット放題 Plusへ加入すると、最大1.5Mbpsでデータ使い放題になります。※1
低速モードを利用する方法
mineoのマイピタプランはアプリまたはマイページから「mineoスイッチ」をオンにすると、通信速度が制限される代わりにデータ消費がなくなります。
ただし、パケット放題利用時は、直近3日間で10GB以上の利用があると、最大200kbpsまで速度が制限されるので注意しましょう。
事務手数料無料キャンペーン
基本情報
料金プラン | 【マイピタ】 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 【マイそく】 スタンダード(最大1.5Mbps):990円 プレミアム(最大3Mbps):2,200円 ライト(最大300kbps):660円 |
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月間データ量 | マイピタ:1GB〜20GB マイそく:上限なし |
速度制限時の通信速度 | マイピタ:最大200kbps マイそく:最大32kbps |
国内通話料 | 通常:22円/30秒 mineoでんわ:10円/30秒 |
通話オプション |
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事務手数料無料キャンペーン
UQモバイル
- 自宅セット割で3GBが990円(税込)/月〜
- 速度制限時の速度は最大1Mbps
- 余ったデータは翌月まで繰り越し可能
- データ増量オプション月額550円(税込)が13ヶ月間無料
- 乗り換えで最大13,000円相当のauPAY残高還元
UQモバイルは、UQコミュニケーションズ株式会社が運営する格安SIMで、au回線の4G・5G通信が利用できます。
UQモバイルでは対象のインターネットサービス、または電気サービスに加入すると、合計10回線まで月額料金が毎月最大858円割引される自宅セット割を実施しています。
低速モードを利用する方法
UQモバイルの低速モード(節約モード)時の最大速度は、くりこしプランS +5Gが最大300kbps、くりこしプランM +5GとくりこしプランL +5Gが最大1Mbpsです。
節約モードと高速モードの切り替えはスマホのアプリから可能です。節約モード利用時は、速度が制限される代わりにデータ消費がありません。
公式サイトはこちら
基本情報
料金プラン | くりこしプランS +5G:1,628円 くりこしプランM +5G:2,728円 くりこしプランL +5G:3,828円 |
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月間データ量 | くりこしプランS +5G:3GB くりこしプランM +5G:15GB くりこしプランL +5G:25GB |
速度制限時の通信速度 | 最大1Mbps ※くりこしプランS +5Gは最大300kbps |
国内通話料 | 22円/30秒 |
通話オプション |
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公式サイトはこちら
IIJmio
- 音声SIM2GBが月額410円(税込)〜
- 余ったデータは翌月へ繰り越し可能
- 通話料がお得になる家族割
- 家族・友人とデータ容量のシェアできる
IIJmioは、IIJ(インターネットイニシアティブジャパン)が運営する格安SIMで、ドコモ回線とau回線が利用できます。
IIJmioは、OS標準の通話アプリ利用時の通話料がお得な点がメリットで、30秒あたり通話料は11円です。家族との通話は30秒あたり8.8円で通話ができます。
低速モードを利用する方法
IIJmioは専用アプリ「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」から高速データ通信のオンとオフの切り替えが可能です。ギガプランの利用者は、ギガプラン専用アプリ「My IIJmio」からも行えます。
データ通信専用プランのeSIM(データプラン ゼロ)は、チャージしたデータを使い切ったらデータ通信が利用できなくなるので、通信速度の切り替えも行えません。
公式サイトはこちら
基本情報
料金プラン | 【ギガプラン※1】 2ギガ:850円 4ギガ:990円 8ギガ:1,500円 15ギガ:1,800円 20ギガ:2,000円 【従量制プラン※1】 1,298円〜 【eSIM(データプラン ゼロ)】 165円〜 |
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月間データ量 | ギガプラン:2GB〜20GB 従量制プラン:0GB〜50GB eSIM(データプラン ゼロ):都度購入 |
速度制限時の通信速度 | ギガプラン:最大300kbps 従量制プラン:最大200kbps |
国内通話料 | 11円/30秒 |
通話オプション |
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公式サイトはこちら
OCN モバイル ONE
- 月額550円から利用できる
- 対象の音楽サービスのデータ消費がゼロに
- 端末割引を実施していることもある
OCN モバイル ONEはNTTレゾナントが提供する格安SIMで、ドコモ回線が利用できます。
OCN モバイル ONEの「MUSICカウントフリー」では、追加料金不要でAmazonミュージックやSpotifyなどの対象のミュージックサービスをデータ消費せずに利用できます。
低速モードを利用する方法
OCN モバイル ONEでは、OCN アプリまたはWebのOCNマイページから節約モードをオンにすることで、データ消費なしでモバイル通信が利用可能です。
節約モードをオンにしたときの最大速度は200kbpsです。
基本情報
料金プラン ※音声対応SIMの場合 |
500MB/月コース:550円 1GB/月コース:770円 3GB/月コース:990円 6GB/月コース:1,320円 10GB/月コース:1,760円 |
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月間データ量 | 500MB〜10GB |
速度制限時の通信速度 | 最大 |
国内通話料 | OCNでんわ:11円/30秒※1 |
通話オプション |
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格安SIMの低速モードならデータ実質無制限で利用可能
格安SIMの低速モードは、毎月決められたデータ量の高速通信を使い切った後の速度制限がかかった状態のことを言います。
また一部の格安SIMでは、高速通信を使い切る前に手動で低速モードに切り替えることができ、データ消費なしで低速通信が利用可能です。
手動で低速モードに切り替えられる格安SIMは、高速通信のデータ消費を節約しつつ、データ量を気にせずネットを利用できる点がメリットです。
おすすめの格安SIM5選!
低速モードでできること
低速モードの通信速度は格安SIMやプランによって異なりますが、一般的には最大128kbpsから最大1Mbpsの間です。目的別の通信速度の目安は、下記の通りです。
メールやLINE | 128kbps〜1Mbps |
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Webサイト | 1Mbps |
SNS | 3Mbps〜10Mbps |
動画視聴 ※YouTubeの場合 |
4K:20Mbps HD 1080p:5Mbps HD 720p:2.5Mbps SD 480p:1.1Mbps SD 360p:700kbps |
上記の目安を参考にすると、格安SIMの低速モード利用時でもメールやLINEなどのメッセージのやり取りは、読み込みに時間がかかることもありますが差し支えなく利用できるでしょう。
また、低速モードの最大速度が1Mbpsの格安SIMであれば、Webサイトの閲覧や低画質から中画質の動画視聴も利用できます。
低速モードのある格安SIMの選び方
低速モードのある格安SIMの選び方を解説していきます。
低速の状態でも快適に使用できる格安SIMを選ぶといいでしょう。
- 速度制限時の最大速度
- 月額料金や月間データ量
- バースト機能があるかどうか
速度制限時の最大速度
低速モードの格安SIMを利用する際に、チェックしておきたいポイントが速度制限時の利用時の最大速度です。
低速モード利用時でも最大速度が1Mbpsの場合は、動画視聴なども利用できる可能性が高いです。
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月額料金や月間データ量
低速モードを活用すると月間データ量を節約できるので、その分月額料金のお得なプランを選択できます。
また、通話オプションなどのオプションを利用したいという人は、月額料金と合わせて確認しておくことも大切です。
バースト機能があるかどうか
バースト機能とは、低速モード利用時に読み込みの最初のみ高速通信の速度が利用できる機能です。
今回紹介したおすすめの格安SIM5社では、UQモバイル・IIJmio・mineo・OCN モバイル ONEがバースト機能を利用できます。
公式サイトはこちら
格安SIM|低速モード利用時の注意点
低速モードを利用する際の注意点を2つ紹介します。
大量のデータを使用することが多い方には低速モードはおすすめできないでしょう。
- 動画視聴やゲームプレイには不向き
- 短期間に大量に使うと速度制限になることがある
動画視聴やゲームプレイには不向き
低速モードは、通信速度が大幅に制限されてしまうので動画視聴やゲームプレイなど大容量かつ安定した通信が求められる場合は不便に感じる可能性が高くなります。
低速モードを活用して格安SIMの利用料金をお得にしたいという人は、自宅などではWi-Fiを活用して高速通信を利用しましょう。
公式サイトはこちら
短期間に大量に使うと速度制限がかかる場合がある
低速モードは、基本的にデータの上限なしで利用できますが、格安SIMによって短期間の速度制限の条件が定められている場合があります。
例えば、mineoではパケット放題 Plusに加入した状態で低速モードを利用すると最大1.5Mbpsで利用できますが、3日間合計10GB以上を使うと最大200kbpsまで速度が制限されます。
まとめ
今回は、低速モードの特徴や低速モードが利用できるおすすめの格安SIM5選を紹介しました。
低速モードは通信速度が制限されてしまいますが、データ通信量を節約できる機能です。
低速モードが利用できる格安SIMを選ぶ際には、月額料金や月間データ量だけでなく、速度制限時の最大速度やバースト機能の有無なども確認しておきましょう。
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