2021年9月15日(水)の午前2時から、Appleによる新商品発表イベントがありました。
iPhone13の予約開始日は2021年9月17日(金)、発売日は2021年9月24日(金)と発表されています。(※ソフトバンク、ドコモ、au、楽天モバイルも17日の午後9時から予約開始)
Appleの公式サイトでも、iPhone13の予約注文の準備ページが公開されています。
そのほか、確定したiPhone13の最新情報は次のとおりです。
- 5Gミリ波対応は米国モデルのiPhone13のみ|日本では未対応
ここからは、iPhone13は5Gミリ波に対応しているかどうか、5G対応エリアについても紹介します。
iPhone13の5Gミリ波対応について知りたい人は、参考にしてみてください。
iPhone13の5Gの最新確定情報まとめ
続いて、iPhone13の5Gの最新確定情報を見ていきましょう。
iPhone13シリーズでもsub‑6のみ対応|ミリ波の対応はなし
iPhone13シリーズでは、iPhone12シリーズと同じく5Gに対応しています。
ただし、5Gの周波数のうち、ミリ波への対応はなくsub‑6のみの対応です。
5Gのミリ波とsub‑6にはそれぞれ特徴があります。
ミリ波は高速通信が可能で、sub‑6は広いエリアで通信ができるという点が最大の特徴です。
日本版のiPhone13シリーズはiPhone12シリーズまでと同じくsub‑6のみの対応ということが確定しました。
iPad mini(第6世代)とiPad(第9世代)の5G対応状況|iPad mini(第6世代)のみ5G対応
iPhone13シリーズと同時に発表された、iPad mini(第6世代)とiPad(第9世代)は5Gに対応しているのでしょうか。
結論をお話しするとiPad mini(第6世代)のみ5Gに対応しています。
iPad(第9世代)は5G未対応です。iPadProでは、過去に発売されたモデルも5G対応でした。
しかし、iPad miniでは、5Gに対応しているのは今回のモデルが初めてとなります。
5G対応のiPad miniを待っていたという方には、今回の発表は朗報となりました。
iPhone13で5Gを使うには何が必要|iPhone13以外に必要なもの
5G通信に対応しているiPhone13シリーズですが、5G通信を使うためには何が必要なのでしょうか。
必要なものは下記の通りです。
- iPhone13シリーズの端末
- 5Gに対応している通信事業者との契約
- 5Gのモバイル通信プラン
iPhone13シリーズを持っているだけでは5G通信は使用できません。
5Gに対応している通信事業者との契約と、5Gのモバイル通信プランも必ず必要となります。
また、5G通信を使用するには、5Gに対応しているエリアで通信を行う必要があります。
日本ではドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアは、すべて5Gに対応済みです。
5G対応エリアはキャリアによって異なりますが、2024年4月時点では都市部などが中心であると言えます。
iPhone13で5Gを使う方法|手順を解説
iPhone13で5G通信を使う際には、特別な設定は必要ありません。
ただし、5Gを使うかどうかは下記の設定から選ぶことができます。
- 「設定」のアプリをタップする
- 「設定」の中から「モバイル通信」を選ぶ
- 「モバイル通信」の中から「通信のオプション」を選ぶ
- 「音声通話とデータ」の項目で「5Gオン」、「5Gオート」、「LTE」の中から希望するものを選ぶ
「5Gオン」は5Gエリアにいる時は常に5Gを利用する設定です。
「5Gオート」は、5Gに設定していても速度に変化が見られない場合は、自動でLTEに切り替わる設定となっています。
「LTE」に設定すると5Gのエリア内でも常にLTE通信を行うとのことです。
過去のiPhoneの5G対応|5G対応はiPhone12から
iPhoneで最初に5Gに対応したのは2020年10月に発売されたiPhone12です。
iPhone12でもiPhone13と同じくminiやPro、ProMaxを含めた全ての機種で5Gに対応しています。
ただし、iPhone13と同じくミリ波への対応はなく、sub‑6のみの対応です。
また、iPhone12と同じ年の2020年4月に発売されたiPhoneSE(第2世代)は5Gへの対応はありません。
iPhone13の5G対応エリア
日本で5Gが始まったのは、2020年とまだ日が浅いため、対応エリアはまだまだ少ないのが現状です。
それでは、どのようなエリアで使えるのか見ていきましょう。
2024年4月現在で、5Gが使えるエリアは、以下のとおりです。
- 全国の主要都市
- スタジアム
- 交通施設
- 観光/商業施設
- キャリアショップ
5Gサービスが開始された当初は、交通や観光、商業施設などのスポットでしか利用できませんでした。
しかしエリアは少しずつ広がり、主要都市などでは利用できる範囲が拡大しています。
ただ、まだまだ全国的な普及はできておらず、都市部を少し離れてしまうと、5G対応エリアから外れてしまうことがあります。
各キャリアの5G対応エリアは、それぞれの公式サイトで確認できます。
それぞれの公式サイトでは、現在の5G対応エリアと、今後の拡大予定エリアが確認できるので、どこで使えるのか確認してみてください。
また各キャリア別で見ていくと、現在の5G対応エリアの状況は以下のとおりです。
キャリア | 現在の状況 | 今後の目標 |
ドコモ | 5G基地局数が累計1万局(2021年6月30日時点) | 2022年3月末までに5G基地局数を累計2万局まで増やし、人口カバー率55%を目指す |
ソフトバンク | 2020年度末、5G/6G基地局数約1万局(2021年2月4日時点) | 2021年度末までに約5万局まで増やし、人口カバー率90%超を目指す |
※出典:ドコモ|瞬速5Gの基地局数が累計1万局を突破
※出典:ソフトバンク|2021年3月期 第3四半期 決算説明会
このように各キャリアで、5Gの基地局数を大幅に増やすことを計画しています。
今後、今より多くのエリアで5Gが使えるようになるでしょう。
iPhone13が5Gミリ波対応説にどのような声?レビューを検証
続いて、iPhone 13の5Gミリ波対応説に関するレビューを見ていきましょう。
iPhone13が5Gミリ波対応に期待の声
そういえばすっかり忘れてたけど、日本発売のiPhone13が5Gのミリ波対応なら買うしかないな
— ハム紀(ハムのり) (@HAMUnori_S) September 9, 2021
iPhone13は日本で5Gのミリ波対応なら買いましょう。
— れん【エキサイト!】 (@rnnn_41) September 8, 2021
iPhone13が5Gミリ波対応するかもという噂で口コミを調査したところ、「iPhone13に対応しているなら買いたい!」と期待している声がありました。
日本で発売されるiPhoneでは、はじめてとなる5Gミリ波対応モデルとなるため、期待している方は多くいました。
やはり通信速度が速くなり、インターネット活用がさらに快適になる5Gミリ波対応は魅力を感じる方が多いようです。
普段からスマホを使って、動画を見たり、音楽を聞いたり、オンラインゲームをしたりしている方にとっては、5Gだとストレスなく楽しめるでしょう。
5Gミリ波対応エリアが限定されるため興味がないという声
トレンドにiPhone13
最近バッテリー持ち悪くなってきたなぁと、バッテリー見たら著しく劣化してますって言われた。
10Sだもんな。そろそろ替え時かねぇ。カメラは絶対良くなってるから新しい方がいいけど、それ以外は不都合感じてないんだよなぁ。都会じゃないから5Gとかどうでもいい。 pic.twitter.com/MMG56MvQ5b— まだまだ青い@B’z垢 (@madamadaaoi1) September 8, 2021
iPhone13がトレンドに入ってるけどまだ5Gがどこでも使えないから11pro継続だな。
— あさやん (@asayan_fox) September 8, 2021
iPhone13が5Gミリ波対応するかもという噂で口コミを調査したところ、「5Gミリ波対応エリアが限定されるため興味がない」という声がありました。
さきほどもご紹介しましたが、日本で5Gに対応しているエリアは、主要都市や一部の施設などに限られます。
自宅や会社、外出先などで、5Gが利用できないなら、iPhone13に替える理由がないという声が多くありました。
確かに通信速度が速くなる5Gミリ波対応のiPhone13を持っていても、対応していないエリアで使うと、通信速度が速くないため、持つ意味がないと考えているようです。
5Gが使えないのに料金を払うのは嫌だという声
iPhone13か…。auは12以降5Gプランじゃないとダメらしいから機種変迷ってる。12のために取っておいた去年の定額給付金もラルクに消えるし。6sがまだ次のOSにも対応するらしいからバッテリー交換だけして使い続けようかな。やっぱホームボタン便利だし。
— うり (@uritaros) September 8, 2021
iPhone13に切り替えたとして
5Gになると月々の料金高くなるじゃん…— Minakan (@Mejiro_Mc) May 5, 2021
iPhone13が5Gミリ波対応するかもという噂で口コミを調査したところ、「5Gが使えないのに料金を払うのは嫌だ」という声がありました。
iPhone13を購入すると、5Gが使えるかどうかに限らず、料金プランは5Gプランになります。5Gプランにすると、毎月支払う料金は高くなるのでしょうか。
各キャリアの4Gプランと、5Gプランの違いは、以下のとおりです。
キャリア | 4G料金プラン | 5G料金プラン |
ドコモ | 7,205円(税込) | 7,315円(税込) |
ソフトバンク | 7,238円(税込) |
※すべて使い放題プランの料金
各キャリアの4G料金プランと、5G料金プランを見ると、ドコモだけ5G方が110円(税込)高くなりますが、ソフトバンクとauは4Gと5Gは同じ料金です。
iPhone13に替えたら、月々の料金が高くなるのではないかと心配している方は、このように料金は4Gプランと大きく変わらないことがわかります。
まとめ:iPhone13が5Gミリ波に非対応!対応しているのは米国モデルのみ!
iPhone13が5Gミリ波対応についてまとめました。
iPhone13以降のモデルでは5Gミリ波対応や、衛星通信機能などさまざまな変化が予想されます。
また今後5Gの対応エリアも広がっていくため、新型iPhoneの最新情報に期待しましょう。