ソニーモバイルの未発表新型フラッグシップモデル、「Xperia 1 V」。
グローバル版の発表は5月10日前後に行われる可能性がかなり高くなってきており、結局昨年の1 IVと同じような発表・リリーススケジュールとなりそうな雰囲気です。
そんな中、このXperia 1 Vの国内SIMフリー版、あるいはXperia 1 V”ではない”別のハイエンドXperiaと思われる機種がFCC認証を通過していました。
4月19日付けで「Portable Handset」として認証を通過していたFCC ID「PY7-25682R」。
Wi-Fiがaxに対応、さらにワイヤレス充電にも対応しているという点からしてハイエンドモデルであることは間違いなさそう。
一方で、認証を取得しているLTEバンドの数が少なすぎるので、これは米国版ではなく、おそらく日本版モデルということに。
(欧州版や中国・アジア版のXperiaがFCC認証を通過することはありません)
これまで、国内向けXperia 1 Vと思われる機種はすでに「PY7-03571V」 「PY7-83376C」「PY7-12907W」がFCCを通過しており、今回でハイエンドの2023年版XperiaがFCC認証を通過するのは4つめということに。
一方、先の3つはドコモ版、au版、ソフトバンク版である可能性が極めて高いとされています。
ただ、これまでFCC認証を通過しているドコモ、au、ソフトバンク版と思われるXperia 1 Vはいずれも米国での5Gローミング用の周波数でも認証を受けていますが、今回の「PY7-25682R」は5Gでの認証は受けていません。
今年の各キャリア版のハイエンドモデルはGalaxy S23シリーズ然り、海外での5Gローミングに対応するようですが、この機種は非対応。
よって、この「PY7-25682R」は以下の2つの可能性が考えられます:
- Xperia 1 Vの国内SIMフリー版(海外5Gローミング不可)
- Xperia 1 Vではない別の国内向けハイエンドXperiaモデル(海外5Gローミング不可)
もし、これが国内SIMフリー版のものであれば、認証通過をするタイミングがかなり早め。
よって、リリース時期もキャリア版とかなり近く、6〜7月中に発売という可能性もありそうです。
一方、Xperia 1 Vではない2023年版ハイエンドXperiaだとすると、新型のXperia Pro (Xperia Pro-I II?)という可能性も浮上。
ただ、少しタイミングが早すぎるような気がするので、可能性としてはかなり低そうです。