povoからahamoに乗り換える手順とデメリットを紹介します。
povo(ポヴォ)からahamo(アハモ)に乗り換える手順は以下の7ステップで完了します。
- 1. 必要書類を用意する
- 2. povoでMNP予約番号を取得する
- 3. スマホのSIMロックを解除する
- 4. ahamoで乗り換え手続きをする
- 5. 端末にSIMカードを挿入する
- 6. APN(AccessPointName)設定をする
- 7. データを移行させる
povo(ポヴォ)からahamo(アハモ)に乗り換える手順とデメリットについて詳しく知りたい方は、参考にしてみてください。
povoとahamoの基本料金を比較
ahamo | povo | |
基本料金(税込) | 20GB:2,970円/月 100GB:4,950円/月 ※5分5分間かけ放題込み |
データ使い放題(24時間330円) 1GB(7日390円) 3GB(30日990円) 20GB(30日2,700円) 60GB(90日6,490円) 150GB(180日12,980円) |
通話料金 | 5分間:無料 無制限かけ放題:月額1,100円 |
5分間かけ放題:月額550円 無制限かけ放題:月額1,650円) |
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- povoからahamoに乗り換える手順と必要なもの
- povoからahamoへの乗り換えがおすすめな人
- povoからahamoに乗り換えるデメリット・注意点8選
- povoからahamoに乗り換えるメリット9選
- povoからahamoに乗り換えるおすすめのタイミング
- povoからahamoへの乗り換えで利用できるキャンペーン
- povoからahamoへの乗り換えでよくある質問
- まとめ:povoからahamoへの乗り換えは簡単!手順と注意点を要チェック!
povoからahamoに乗り換える手順と必要なもの
次に、povoからahamoに乗り換える手順と必要なものを見ていきましょう。
1. 必要なものを用意する|事前にそろえるほうが手続きがスムーズ
povoからahamoに乗り換えるには、以下のものが必要です。
- MNP予約番号(期限は15日)
- 本人確認書類(免許証、マイナンバーカード、住民基本台帳カードなど)
- キャッシュカードまたは預金通帳
ahamoを契約するには、dアカウントの作成が必要です。
また、ahamoの対応機種でないと乗り換え後に使用できない可能性もあるので、ahamo対応のスマホであるかahamo公式サイトから事前に確認しておきましょう。
dアカウント作成については、次でご紹介します。
1-1. dアカウントの作成方法
以下の手順で新規のdアカウントを作成します。
- dアカウントの申し込みページを開く
- 「dアカウントの新規作成はこちらから」を選択する
- メアド登録、情報登録、内容確認などの必要事項を入力する
以上の方法で、dアカウントの作成は完了です。
ahamoの契約にはdポイントクラブへの入会も必須ですが、ahamo申し込み時に別ウィンドウから申し込めます。
2. povoでMNP予約番号を取得する|時間内なら発行は即日
以下の手順で、povoからMNP予約番号を取得します。
- マイページTOPを開く
- メールアドレスとパスワードを入力してログインする
- 「お客さまサポート」から「その他」を選択する
- 「解約・他社へのMNP」を選択する
- 「ご注意事項を確認したうえで手続きに進む」を選択する
- 「povoから他社へMNPする場合」を選ぶ
申し込みは24時間対応していますが、MNP予約番号はSMSで9時30分から20時までに発行されます。
20時以降に申し込んだ場合は、翌日の9時30分以降から順次発行されていきます。
povoは電話でのMNP予約番号取得に対応していないので、注意してください。
3. スマホのSIMロックを解除する|端末によっては不要
ahamoで使用予定のスマホにSIMロックがかかっている場合は、SIMロックを解除する必要があります。
povoの場合はスマホが販売されていませんが、auからの乗り換えであればauのSIMロック解除が不要なので、povoでロックがかかったままの可能性があります。
なお、SIMフリーのスマホは、こちらの手順は不要です。
SIMロック解除には、以下の条件を満たさないと対応できない場合があります。
- ネットワーク制限にかかっていないこと
- SIMロック解除に対応した端末である
- 端末の購入から101日が経過していること(クレカ払いなら100日以内)
- 端末に故障がないこと
SIMロック解除の手順は、次のとおりです。
2-1.SIMロック解除の方法
以下は、auのスマホをpovoでも使っていた場合のSIMロック解除の手順です。
- WEBの「My au」にログインする
- 画面左上にある「Ξ」(メニュー)から「サポート」を選ぶ
- 「操作・設定(機種・データ移行・メル設定など)」を選ぶ
- 「SIMロック解除」>「SIMロック解除のお手続き」を選ぶ
- SIMロック解除のお手続きのページの下までスクロールして「SIMロック解除のお手続き(My au)」を選択する
- Androidの場合は「PINロック解除コード」をメモする
メールに送られたURLをタップすれば、auスマホのSIMロック解除は完了です。
auからpovoに乗り換えている場合は、auショップで対応してもらえないので注意してください。
4. ahamoで乗り換え手続きをする|申し込みはオンラインのみ
いよいよahamoで乗り換え手続きをします。
以下の手順に沿って、乗り換えを申し込みます。
- ahamoの公式サイトを開く
- 「契約方法の選択」で「他社からの乗り換え(MNP)」を選択して「次へ」を選択
- スマホをセットで購入する場合は機種を選ぶ
- 購入しない場合は「SIMのみ購入の方はこちら」または「eSIMのみ購入の方はこちら」を選択
- 「かけ放題オプションの選択」でオプションを選び「次へ」を選択
- 「ahamo契約前の確認」で対応機種を確認するなら「対応端末を確認して手続きへ」、確認が不要なら「このまま手続きへ」を選択する
- dアカウントの確認を済ませて「次へ」を選択
- 注意事項を読んで「注意事項に同意して次へ」を選択
- IDとパスワードを入力してログインする
- 必要事項を入力する(MNP予約番号など)
- 受付完了後、購入したSIMカードや端末を受け取る
端末やSIMカードは、最短で3日後に指定した住所に到着します。
5. 端末にSIMカードを挿入する|向きに注意すること
自前の機種または購入したスマホに、SIMカードを挿入します。
- スマホのSIMトレイを出す(iPhoneなどの一部端末はSIMピンが必要)
- ahamoから届いたSIMカードを端末に挿入する(向きに注意)
- Androidは、SIMロック解除時にメモしたPINロック解除コードを入力する
iPhoneはSIMカードを挿入すると自動的にSIMロックが解除されるような仕組みですが、AndroidはPINロック解除が求められる場合があります。
メモしたコードを入力すると、使用できるようになります。
なお、乗り換えを機に新しい端末へ変更する場合はデータ移行が必要です。(手順7を参照)
eSIM開通の手順
eSIMの場合は、申し込みが終わったら以下の方法で開通します。
- eSIM利用開始手続きのご案内というメールが届く
- ahamoアプリか手続きサイトにdアカウントでログインする
- 「回線切り替えへ」をタップ
- 開通する携帯の電話番号や注意事項を確認する
- 「回線切り替えを行う」をタップ
- eSIMプロファイルをダウンロードする
- [設定] > [モバイル通信]をタップし、その後[モバイル通信プランを設定]をタップ
- [eSIMを設定]をタップ
- [完了]をタップ
- AndroidやiPhoneを再起動する
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認
- eSIMでahamoの利用を開始する
eSIMの開通手続は、Wi-Fi環境が必要です。
6. APN(AccessPointName)設定をする|OS別(iPhone/Android)に解説
APN設定をします。
APNとは、(アクセスポイント名)の略です。
インターネットに接続するのはどのキャリアであるかを指定するためのものであり、大手キャリアで購入したスマホは既にAPNが設定されています。
そのため、povoやahamoでは設定されていますが、SIMフリースマホなどは自身で設定する必要があります。
APN設定の手順は、次のとおりです。
6-1. iPhoneでAPN設定をする手順
iPhoneの場合、自動で設定されます。
自動で設定されておらず手動でAPN設定するには、下記の手順でします。
- TOP画面>「設定」>「モバイル通信」へと進む
- 「モバイルデータ通信」をONにする
- 「キャリア設定を使用する」を選択する
画面に「キャリア設定を使用する」が表示されないのであれば、下記の方法でANP設定を表示させます。
- TOP画面>「設定」>「モバイル通信」>「通信のオプション」>「Cellular Network」
- TOP画面>「設定」>「モバイルデータ通信」>「通信のオプション」>「モバイルデータ通信ネットワーク」
どちらでも設定できない場合は、ahamoに問い合わせましょう。
6-2. AndroidでAPN設定をする手順
AndroidでAPN設定をする手順は、以下のとおりです。
- TOP画面>「設定」>「ネットワークとインターネット」と選択する
- 「モバイルネットワーク」>「詳細設定」でアクセスポイント名を選択する
- 画面右上に表示されている「+」を選択する
- 任意の名前を入力して「APN」を「spmode.ne.jp」と入力する
- 画面右上に表示されている「︙」を選択、保存する
- アクセスポイント一覧が表示された画面へと戻り、設定したAPNにチェックする
以上で、AndroidのAPN設定は完了です。
7. データを移行させる|OS別(iPhone/Android)に解説
最後に、機種変更する場合はデータを移行させます。
7-1. iCloudを使ってiPhoneのデータ移行をする手順
- 前のiPhone端末で「設定」>「ユーザー名」>「iCloud」>「iCloudバックアップ」に進む
- 「バックアップ機能」をON、「今すぐバックアップを作成」を選択する
- 新しいiPhone端末で初期設定を進める
- 「Appとデータ」の画面で「iCloudバックアップから復元」を選択する
- Apple IDを使ってiCloudにサインインしたあと、復元を希望するバックアップデータを選択
- 画面の指示に沿って復元を進めて、完了まで待つ
バックアップの途中で、WiFi接続をOFFにしないよう注意してください。
7-2. クイックスタートを使ってiPhoneのデータ移行をする手順
- iOSのバージョンを最新版にアップデートする(12.4以上)
- 前のiPhone端末のBluetoothをオンにして新しいiPhoneの横に置く
- 新しい方のiPhoneのWiFiをONにしたあと、SIMカードを挿入する
- 画面に「こんにちは」が表示されたら上にスワイプ(またはホームボタン)
- 前のiPhone端末に表示されるAppleIDを確認、「続ける」を選択
- 前のiPhone端末のカメラを使って新しいiPhoneを読み取る(使えない場合は手動で認証)
- povoのときに使っていたパスコードを新しいiPhoneに入力
- 新しいiPhone端末の「データを設定」>「iPhoneを設定」を選択
クイックスタートを活用したデータ移行の場合、新iPhoneのストレージ容量が旧iPhoneよりも大きい必要があるので、空き容量には注意してください。
7-3. SDカードを使ってAndroidのデータ移行をする
- 前のAndroid端末に空き容量のあるSDカードを挿入する
- 「連絡先」を開き、右上メニューボタンの「インポート/エクスポート」を選択する
- 「SDカードにエクスポート」を選択
- 連絡先をSDカードに移す
- 新しいAndroid端末にSDカードを挿入する
- 同じく「連絡先」から「インポート/エクスポート」を選択する
- 「SDカードへバックアップ/復元」>「復元」に進む
- 復元データの選択で「連絡先」を選択する
- 「上書き」を選択する
以上で、SDカードを使ったデータ移行は完了しました。
メールなども上記と同じ要領で移行させます。
7-4. Googleアカウントを使用してAndroidのデータ移行をする
- 前のAndroid端末で「設定」>「クラウドとアカウント」へと選択する
- 「データのバックアップ」と「自動復元」の両方をONにする
- 前のAndroid端末も新しいAndroid端末も「WiFi」と「Bluetooth」をONにする
- Googleアカウントを新しいAndroid端末で登録する
Googleアカウントの同期は、上記の手順で完了です。
povoからahamoへの乗り換えがおすすめな人
以下に当てはまる方はpovoからahamoへの乗り換えがおすすめです。
- 速度や繋がりやすさを重視する人
- 有料でも実店舗でのサポートを利用したい人
- 海外旅行や出張の機会が多い人
ahamoの運営元はドコモであり、大手キャリアのなかでもNo.1の基地局数を誇るため、安定的な高速通信を利用できます。
また、ahamoは店舗でのサポートを受けながら乗り換えたい方にもおすすめです。
1回3,300円(税込)かかりますが全国のドコモショップにて申し込みや手続きのサポートを受けられます。
povoは店舗がありません。その点が不満に感じていた方でもahamoなら充実のサポートを受けられます。
ahamoとpovo両方使ってるけど、繋がりやすさも速度も圧倒的にahamoの方が上なんだよな
docomo系繋がらんと言われてるのに、俺が使ってる環境が特殊なのか?
— ムンライ三重 (@MoonlightMie) July 28, 2023
まじでahamo外国で使うと回線調子いい。基本料金だけで海外ローミングが入ってるのと、5分通話無料が地味にでかい。
— ちるやま (@chiruyaman) February 8, 2024
実際に乗り換えた人の口コミでは、地域により差があるようですが、繋がりやすくなったケースも多数見つかりました。
povoからahamoに乗り換えるデメリット・注意点8選
次に、povoからahamoに乗り換えるデメリット・注意点について確認していきましょう。
プランの自由度は下がってしまう|ahamoは変更できる内容が少ない
povoからahamoに乗り換えると、プランの自由度は減ってしまう点はデメリットです。
そもそもpovo2.0のほうが、ahamoよりも選択肢が多く用意されているからです。
下記で、povoとahamoのプランの種類を比較してみましょう。
ahamo | povo | |
通話 | 5分間かけ放題 無制限かけ放題(月額1,100円) |
5分間かけ放題(月額550円) 無制限かけ放題(月額1,650円) |
データ容量 | 20GB | 0GB |
データ容量の追加 | 1GB(550円) | データ使い放題(24時間330円) 1GB(7日390円) 3GB(30日990円) 20GB(30日2,700円) 60GB(90日6,490円) 150GB(180日12,980円) |
※()内はオプション料金
※すべて税込
上記の表からも、povoのほうが選択肢は多いことがわかります。
生活やお仕事の関係から毎月のデータ使用量や通話頻度が変化するようであれば、臨機応変にプランを変更できるpovoから選択肢の少ないahamoへの乗り換えはおすすめしません。
毎月のデータ通信量が少ない人は損をする|povoなら使う分だけ支払える
毎月のデータ通信量が少ない人がpovoからamahoに乗り換えると、損をすることがある点には気をつけましょう。
とくにpovo2.0は自分でトッピングを選ぶシステムなので、通話やデータ通信といったスマホの利用が少ないと毎月の料金も少なくなります。
たとえば、月間データ使用量が3GB前後で通話も1回あたり5分以内で済む人が、povoではなくahamoを契約しても損をします。
具体的には、povoなら3GB(30日間)と5分以内かけ放題をトッピングしても月額1,540円(税込)です。
一方のahamoは、「月間データ容量20GB+5分かけ放題」しか選択肢がないので、月額2,970円(税込)と2倍近く高額です。
以上の理由から、毎月のデータ通信量が少ない人にはpovoからahamoへの乗り換えをおすすめしません。
「ギガ活」はできなくなってしまう|ahamoに同様のシステムはない
povoからahamoに乗り換えると、「ギガ活」は使えなくなってしまいます。
「ギガ活」は、povo2.0独自のシステムなので、ahamoでは継続できません。
そもそも「ギガ活」とは、対象の提携店舗で「au Pay」で一定以上の金額を使うと、データ容量がプレゼントされます。
もらえるデータ容量は300~1GBですが、7日間以内に使用しないと消滅してしまいます。
一方のahamoには同様のシステムがないので、データ容量が足りなくなると1GBあたり550円で購入しなくてはなりません。
また、povoに乗り換えるとギガ活で得たデータ容量も使えなくなります。
「au Pay」で提携店舗を利用する機会が多く、「ギガ活」で多くのデータ容量を得ている場合は、povoからahamoへの乗り換えを検討し直したほうがいいでしょう。
povoの解約月は日割計算されない|1カ月分の料金が発生
povoからahamoに乗り換える際、povoの料金は日割計算されないので注意してください。
povo1.0とpovo2.0ともに解約月の料金が日割りになることはなく、povo2.0の場合は通話トッピングも日割りにはなりません。(月途中の契約の場合は日割計算で請求)
たとえばpovo1.0は月額2,728円(税込)ですが、15日間の利用しかなったからといって1,364円(税込)に減算されるわけではなく、1日でも利用すれば2,728円(税込)全額が請求されるのです。
そのため、povoからahamoに乗り換えるときは、月初めより月末に手続きすることをおすすめします。
povoのMNP予約番号発行の時間に注意|転入のタイミングにも気をつける
povoからahamoに乗り換える際、MNP予約番号の時間には注意してください。
povoのMNP予約番号の申し込みは24時間ですが、申し込み後にMNP予約番号をお知らせされるのは「9:30~20:00」です。
20時から9時30分の間に申し込みをした場合は、翌日9:30以降に通知が送られてきます。
そのため、翌月の前日に乗り換え手続きをするつもりで20時過ぎにMNP予約番号の発行を申し込むと、月をまたいでしまうので気をつけてください。
月をまたぐと、翌日の乗り換え手続きになってしまい、povoとahamoの料金が日割り計算なしで同時に発生してしまいます。
povoからahamoへの乗り換えは、期限に余裕を持ってMNP番号を取得しましょう。
コンテンツを少しだけ利用できなくなる|ahamoは通常単位になる
povoからahamoへの乗り換えは、コンテンツの割引はなくなってしまう点に注意してください。
povo2.0は、「コンテンツトッピング」によって「DAZN使い放題パック7日間760円/回」や「smash使い放題パック24時間220円/回」などを追加できます。
たとえばDAZNは月額980円(税込)からですが、1カ月単位で利用する必要があります。
povoの場合は7日単位で利用できるので、観たいときだけ追加して節約することも可能です。
一方のahamoは1カ月単位になるので、観ないときも料金を支払わなければなりません。
DAZNやsmashを数日単位で視聴することが多い場合は、povoからahamoに乗り換えることでコンテンツ利用料が増えてしまう可能性もあるので、注意してください。
ahamoは未成年だと自分名義で契約できない|povo2.0なら可能
povoからahamoに乗り換えは、未成年であれば契約できない点に注意してください。
povo2.0は親権者の同意があって親権者同意のうえで手続きすれば、13歳以上であれば契約が可能です。(povo1.0は未成年の契約は不可)
一方のahamoは20歳以上の方に年齢制限をおこなっているので、未成年者が契約することはできないので注意です。ただし、20歳未満の方の利用者登録は可能です。
13歳以上の人が契約するのであれば、povoからahamoへの乗り換えはおすすめしません。
データの使い放題ができない|povoでは220円で追加可能
povoからahamoに乗り換えると、データの使い放題がない点はデメリットです。
povoなら、1日220円(税込)でデータ使い放題で利用できます。
外出先で限定的に動画を視聴したりゲームをダウンロードしたりする場合、1日だけデータ使い放題になると便利です。
一方のahamoには、使い放題プランが提供されておらず、1GB550円(税込)で購入するしかありません。
使い方によっては、チャージ料金が非常に高額になる恐れがあるので注意しましょう。
旅行やお出かけなどで1日や2日だけデータ通信量が多くなる機会がある人は、povoからahamoへの乗り換えをおすすめしません。
povoからahamoに乗り換えるメリット9選
次に、povoからahamoに乗り換えるメリットについて確認していきましょう。
通信速度が速くなる|快適にネットを利用したい人におすすめ
povoからahamoに乗り換えると、通信速度が速くなる点が最大のメリットです。
ドコモ回線を利用できるので、他社よりも快適にインターネットを楽しめます。
下記で、大手キャリア3社のオンライン専用プランの通信速度(実測値)を比較しました。
ahamo(docomo) | povo(au) | linemo(softbank) | |
平均下り速度 | 119.65Mbps | 70.12Mbps | 50.6Mbps |
平均上り速度 | 14.95Mbps | 12.85Mbps | 15.75Mbps |
引用:みんなのネット回線速度
ドコモのオンライン専用プラン・ahamoは、auの同プランであるpovoやソフトバンクのlinemoよりも通信速度(実測値)は速いことがわかります。
通信速度が速いと、動画の視聴や投稿、Webサイトの閲覧や投稿、SNSへの投稿や閲覧などをスムーズにできます。
通信速度を重視してプランを選ぶなら、povoからahamoへの乗り換えをおすすめします。
スマホを購入できる|povoでスマホは買えない
povoからahamoへ乗り換えると、スマホを購入できる点もメリットです。
大手キャリアであるドコモやau、ソフトバンク(同系列のymobileも)は、店頭やオンラインでスマホを購入できます。
しかし、オンライン専用プランであるpovoやlinemoでは端末が販売されていません。
そのため、auからpovo、ソフトバンクからlinemoに乗り換える際は、事前にスマホを購入しておく必要があります。
ahamo | povo | linemo | |
端末の取り扱い | 〇 | ✕ | ✕ |
一方のahamoは旧型の端末ではあるものの、iPhoneやXperia、Galaxyといったスマホが販売されています。
ahamoで販売されていない端末は、ドコモオンラインショップで購入することも可能です。
同時に端末を購入したい場合は、povoからahamoに乗り換えることで便利に利用できます。
制限後の通信速度が速い|povo2.0は128kbpsまで低下
povoからahamoに乗り換えると、制限後の通信速度は速くなります。
povo2.0は0GBになると通信速度は128kbpsまで下がってしまいますが、ahamoは20GBを使い切ってしまっても1Mbpsまでしか低下しないからです。
128kbpsは制限されるなかでももっとも遅い部類に入るので、できることはかなり限られてしまいます。
128kbpsと1Mbpsで動画1時間あたりに必要なダウンロード時間の目安を、下記で比較しました。
128kbps | 1Mbps | |
YouTube(低画質) | 約2時間 | 約16分 |
YouTube(標準画質) | 約5時間40分 | 約43分 |
Hulu(低画質) | 約3時間40分 | 約30分 |
Hulu(中画質) | 約11時間 | 約1時間25分 |
※動画1時間あたりに必要なダウンロード時間の目安
128kbpsで動画を視聴する場合は、かなり時間を要することがわかります。
速度制限後であってもある程度は快適にネットを利用したい場合、povoからahamoへの乗り換えをおすすめします。
有料で店舗でのサポートや契約に対応|万が一のときにショップを利用できる
povoからahamoに乗り換えると、店舗でのサポートが受けられる点もメリットです。
店舗でのサポートに対応していないと、万が一のトラブル時に困る可能性もあります。
auのオンライン専用プランであるpovoは、auショップでサポートや手続きなどには対応していません。
一方のahamoは1回3,300円(税込)の手数料は要しますが、ドコモショップで設定方法の相談やプランの契約などをすることもできるのです。
オンラインだけのサポートに不安がある方は、povoからahamoへの乗り換えを検討してみましょう。
渡航先でも利用できるようになる|ahamoは海外データ通信に対応
povoからahamoへと乗り換えることで、渡航先でもデータ通信が使える点もメリットといえます。
povo2.0(povo1.0は事前申し込みで利用可能)は海外での通話やデータ通信に対応していないので、渡航時は別途海外向けのWiFiサービスなどを利用するしかありません。
一方のahamoは、追加料金や事前の申し込み不要で海外82の国や地域でデータ通信ができるほか、国内と同じ月間20GBのデータ容量を使用できます。
20GBを超えた場合は、速度制限により1Mbpsまで遅くなります。
ただし、海外で最初にデータ通信をした日から15日後の0時以降(どちらも日本時間で)には、通信速度が128kbpsまで遅くなるので注意してください。
なお、データ容量をチャージしても日本に帰国するまでは速度低下は解除されません。
渡航先でも手軽にスマホを利用したい場合にも、povoからahamoへの乗り換えをおすすめします。
ただし、今後はpovo2.0も海外に対応する可能性はあります。
支払い方法の選択肢が増える|口座振替にも対応している
povoからドコモに乗り換えると、支払い方法の選択肢が増えることもメリットです。
そもそもpovoはクレジットカード決済にしか対応していませんが、ahamoはクレジットカード以外に口座振替も選ぶことができるからです。
クレジットカードを所有していない場合、発行までに約2週間もかかってしまいます。
人によっては、事情によりクレジットカードを作成できない場合もあります。
支払い方法を口座振替に変更したいと考えている人には、povoからahamoへの乗り換えも視野に入れてみましょう。
通話オプションが安い|無制限かけ放題もお手頃
povoからahamoへの乗り換えによって、通話オプションが安くなる点もメリットです。
ahamoの無料かけ放題のオプション料金は、povoより安く設定されているからです。
実際に、povoと ahamoの通話オプション料金を比較してみましょう。
povo | ahamo | |
5分かけ放題 | 月額550円 | 無料 |
無制限かけ放題 | 月額1,650円 | 月額1,100円 |
30秒間の通話料 | 22円 | 22円 |
※すべて税込
povoよりもahamoのかけ放題プランのほうが安いことがわかります。
固定電話にかける機会が多い人は、povoからahamoに乗り換えることによって通話料を節約することもできます。
データ通信量や通話が多い人はお得|利用頻度が高いとpovoは割高
povoからahamoへの乗り換えは、データ通信量や通話が多い人はお得になることもメリットです。
利用頻度が高いほど、ahamoのほうが料金は安くなるからです。
たとえば、povoをahamoと同じ「月間データ容量20GB+5分間の無料通話」という条件にした場合、「データ追加20GB2,700円+5分間かけ放題550円=3,250円(税込)」と、ahamoの月額2,970円よりも高額になってしまいます。
よって、データ通信量や通話が多い人はpovoからahamoに乗り換えることで、毎月のスマホ代を節約できるでしょう。
povoを解約してahamoに乗り換えても違約金はかからない
povoからahamoに乗り換えても、違約金や解約金はかかりません。
2019年10月1日以降に電気通信事業法が改定されたことで、大手キャリアは高額な違約金を設定することができなくなったからです。
仮に2年間の最低利用期間や自動更新を設定しても、違約金の上限は1,100円(税込)までと定められています。
よって、povoからahamoに乗り換える際に違約金が発生することはないので安心してください。
povoからahamoに乗り換えるおすすめのタイミング
次に、povoからahamoに乗り換えるおすすめのタイミングを見ていきましょう。
スマホの利用頻度が増えてきた|使う人ほどahamoのほうが安い
povoからahamoへの乗り換えにおすすめのタイミングは、スマホの利用頻度が増えたときです。
通勤や通学などの移動時間が長くなるなど、環境の変化によってデータ通信量や通話が増えた場合は、ahamoにしたほうがスマホ代は安くなるからです。
たとえば、今までは月間1GBしか使わなかったのに月間10GBまで増えた場合、povo2.0なら3GB/回990円(税込)を3回または20GB/回2,700円(税込)を購入する必要があります。
その場合、ahamoの2,970円のほうが5分の通話も付いて2,970円(税込)なので、povo2.0よりもお得です。
よって、スマホの利用頻度が増えてきた場合はpovoからahamoへの乗り換えをおすすめします。
月末日から1週間前が理想|povoのMNP予約番号発行は電話でできない
povoからahamoへの乗り換えにおすすめなのは、月末日から1週間ほど前のタイミングです。
povoを解約する際は、料金が日割り計算されないからです。
また、トッピングで20GBを契約していて数GBしか使わないのはもったいないので、使い切ってから申し込むといいでしょう。
2つの条件を満たすことで、ムダな費用が発生するのを防げるからです。
ただし、手続きが翌月になってしまうと再び料金が発生してしまうので、MNP予約番号も1週間ほど前に取得しておきましょう。
MNP予約番号には取得日を含む15日間の有効期限があるので、1週間前に取得しておくと期限にも余裕があります。
なお、povoのMNP予約番号発行の申し込みは、電話ではできないので注意してください。
以上の理由から、povoからahamoに乗り換える際は、解約したい月の末日より1週間ほど前から準備しておきましょう。
光回線にenひかりを契約した|「勝手に割り」でお得に利用できる
povoからahamoに乗り換えがおすすめなのは、enひかりを契約するタイミングです。
光回線にenひかりを契約した場合、ahamoユーザーは「勝手に割り」が適用されるからです。適用されると、月額110円(税込)の割引が受けられます。
2021年3月26日から開始したenひかり独自のサービスであり、「ahamo」による割引サービスではありません。
割引の適用条件は、以下のとおりです。
- enひかりの契約者または同居の家族名義でahamoを契約中で、enひかりのカスタマーセンターに「勝手に割り」を申請する
- enひかりからahamoの契約が確認できる資料を提出を求められても応じられる
- ahamoを解約した場合、1カ月以内にenひかりに連絡できる
お得に利用できるという理由から、光回線にenひかりを契約する予定がある場合もpovoからahamoへの乗り換えをおすすめします。
povoからahamoへの乗り換えで利用できるキャンペーン
povoからahamoへの乗り換えで利用できるキャンペーンは以下の2つです。
- ahamoでディズニープラスを楽しもうキャンペーン
- 爆アゲセレクション
ahamoでディズニープラスを楽しもうキャンペーン
ahamoの契約者は動画サブスクのディズニープラスを特典付きでお得に申し込めるキャンペーンです。
実施期間 | 2022年4月1日~終了日未定 |
内容 | ・ahamoとディズニープラスを契約でdポイント(期間・用途限定)3990ptプレゼント ・ディズニープラスの月額料金が最大6か月無料 ・抽選で毎月5名にオリジナルQUOカード5,000円分プレゼント |
併用不可の優待 | ほかのキャンペーンと併用不可 |
適用の条件 | 特典ごとに異なる |
注意点 | 適用は1回のみ |
povoからahamoに乗り換えてディズニープラスを契約すると、dポイントが3990ptプレゼントされるキャンペーンです。
また、最大6か月無料で利用できるのでお得にディズニープラスを契約することができます。
ただし、ディズニープラスへの入会はdアカウントでのログインが条件となっています。
プレゼントされるポイントもdポイントとなっているので、dアカウントを持っていない方は事前に作成しておきましょう。
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爆アゲセレクションは対象の動画配信サービスの利用料金(税抜き価格)の10%~25%がdポイントで毎月還元されるキャンペーンです。
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対象となるのは人気の動画配信サービスばかりなので、ahamoに乗り換えたら今までよりお得に利用できます。
povoからahamoへの乗り換えでよくある質問
最後に、povoからahamoへの乗り換えでよくある質問を見ていきましょう。
povoからahamoへの乗り換えがおすすめな人は?
- 電話アプリで電話をかけることが多い
- 月間データ容量が3GBでは少ない
- 店舗でサポートを受けることがあるかもしれない
- 口座振替での支払いを希望している
- 海外へ渡航する機会がある
上記に該当する人なら、povoからahamoへの乗り換えを検討してみてください。
povoで使っていたスマホをahamoでそのまま使える?
ahamoの対応端末であれば、povoで使っていたスマホをそのまま使えます。
iPhoneやGalaxy、arrows、AQUOS、Xperiaなどほとんどのスマホに対応しています。
対応端末については公式サイトで紹介されているので、念の為乗り換え前に確認しておきましょう。
povoからahamoに乗り換える際、手数料はいくらかかる?
povoからahamoに乗り換えても、手数料は発生しません。
まず、povoを解約しても契約解除手数料やMNP転出手数料などは発生しません。
次に、オンライン専用プランであるahamoを契約しても契約事務手数料は発生しないのです。
そのためpovoからahamoへの乗り換えで手数料が請求される心配はありません。
povoからahamoへの乗り換えは店舗でできる?
基本的に、povoからahamoへの乗り換えはドコモ店舗ではできません。
両者ともオンライン専用プランだからです。
ただし、ahamoは有償での店頭サポートに対応しています。
ドコモショップで3,300円(税込)の手数料を支払うことで、乗り換え手続きをすることは可能です。
ただし、povoはauショップでの手続きに対応していないので、MNP予約番号の発行や解約手続きを店頭ですることはできません。
結論としては、ahamoの契約のみドコモショップでできます。
povoからahamoに乗り換える際、SIMロック解除が必要?
povoからahamoに乗り換える際、SIMロック解除が必要です。
SIMロック解除は、ドコモ以外のスマホをドコモ(ahamo)で使用する場合に必要な手続きです。
povoで使用していたスマホをahamoでも継続して使用するのであれば、SIMロック解除は必須です。
また、乗り換えと同時にahamoでスマホを購入する場合も、SIMロック解除後に新しいスマホへと変更する必要があります。
povoやahamoを短期解約するとブラックリストに入る?
povoやahamoは短期解約をすることでブラックリスト入りすると公表していませんが、万が一ブラックリストに入ると系列の通信回線を新規契約できなくなる可能性があります。
目安として3〜6ヶ月以内に解約すると短期解約とみなされるといわれています。
ただし、総務省ででは短期解約をおこなったという事実だけでは新しい契約を拒否するのは電気通信事業法に違反するとの見解を示しています。
まとめ:povoからahamoへの乗り換えは簡単!手順と注意点を要チェック!
povoからahamoに乗り換える手順とデメリットを開設しました。
povoからahamoへの乗り換えは簡単にできます。
スマホの利用頻度が増えたときなどは、povoからahamoに乗り換えるのがおすすめです。
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https://ahamo.com/
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