国内でも今月20日に発売となるサムスンの最新フラッグシップ、Galaxy S23シリーズ。
海外では前シリーズよりもかなり好調な売れ行きとなっており、全体的な評価も上々といった感じです。
一方、このS23シリーズの下位モデル、S23とS23+に関しては撮影した写真の一部のピントが合わずぼやける、という不具合の報告が上がっており、これについては当サイトでも少し前にお伝えしました。
多くのケースでぼやけた部分が弧を描くようになっていることから一部では「ボケバナナ」とも呼ばれているこの現象。以前お伝えした際にはまだ発生範囲などがはっきりと分かっていなかったのですが、どうやらその後も報告数は増加の一途をたどっているようで、Redditや複数の海外メディアも取り上げ始めている模様。
そして今回、ドイツのフォラムにおいてかなり衝撃的なアンケート結果がでてきました。
このアンケートによると、約8割のユーザーがGalaxy S23/S23+でカメラのボケ問題が発生していると報告していると報告。
また、GSMArenaによるカメラ画像比較もこの現象が確認できるという報告も上がっています。
一方、サムスンの公式フォラムのモデレーターによるとこの症状はS23/S23+のカメラセンサーとレンズの「特徴」とのこと。
よって、この問題、今のところサムスン側は不具合とは認識していない模様で、今後どういった対応がされるのかは不明です。
国内でも無印のS23を購入予定の方で、この問題が気になるという方は、アップデートでの修正が可能なのかどうかが判明するまでは様子見をした方が良いかもしれません。
なお、この問題は今のところ上位モデルのGalaxy S23 Ultraでの発生報告はほぼ皆無です。