Google Pixel 6aの口コミ評価を紹介します。
Google Pixel 6aの口コミ評価について知りたい方は、参考にしてみてください
Google Pixel 6aの最新情報まとめ!予約開始日・発売日はいつ?
まずは、Google Pixel 6aの最新情報を確認していきましょう。
シリーズ概要|Google Pixel 6・6 Proに次ぐミドルレンジモデルとして登場
Google Pixel 6aは、Googleが手掛ける自社ブランド「Pixelシリーズ」の最新機種です。
Googleは、2015年までLGやSamsungと「Google Nexus」を共同開発していましたが、2016年からハード・ソフトウェアの両方を自社開発する「Pixelシリーズ」をリリースしました。
その中で登場した「Pixel 6a」は、2021年発売の「Google Pixel 6/6 Pro」のミドルレンジモデルにあたる機種で、上位モデルよりも価格が抑えられているのが特徴です。
一般的なスマートフォンは価格が安いとスペックも控えめになりますが、Google Pixel 6aは上位モデルと同じCPU「Google Tensor」や共通のプラットフォームを搭載しています。
その代わりに一部のカメラ性能が削がれているものの、上位モデルとほとんど遜色のないハイスペックなスマートフォンとなっています。
Google Pixel 6aの予約開始日はいつから?|2022年7月21日10時からスタート
Google Pixel 6aの予約開始日は、2022年7月21日10時からとなっています。
Googleストアのほか、同日にauとソフトバンクでも予約が開始されました。
Google Pixel 6aの発売日はいつ?|2022年7月28日から販売開始
Google Pixel 6a は、2022年7月28日に販売が開始されました。
なお、GoogleストアではLINEMOやpovoとのタイアップキャンペーンも行われているので、スマホ代を節約したい人もPixel 6aのセット購入ができます。
Google Pixel 6aの価格をレビュー
Google Pixel 6aの価格は、次のとおりです。
Google Pixel 6aの価格・値段はいくら?
窓口 | 一括価格(税込) | キャンペーン適用時 |
Googleストア | 53,900円 | – |
ソフトバンク | 67,680円 | 実質33,840円 |
昨今のスマートフォンは価格が10万円を超えることも多いですが、Google Pixel 6aは5万円台で購入可能です。
ソフトバンクは他社より1万円以上も高い価格設定となっています。
ただし、大手キャリアでは実質半額程度で購入できるお得なキャンペーンが行われているので、3万円前後と非常に安い価格でPixel 6aを入手できます。
なお、同シリーズのPixel 6はGoogleストアで74,800円(税込)から、最上位モデルのPixel 6 Proは116,600円(税込)からで、ストレージ容量によって価格が異なります。
Pixel 6aは価格が抑えられている反面、128GBストレージ1種類のみなので、購入する際には注意が必要です。
Googleストアのキャンペーン|LINEMOとpovoへの乗り換えで特典あり
GoogleストアでPixel 6aを購入する際、大手キャリアの格安プラン「LINEMO」と「povo」のお得なキャンペーンが適用可能です。
GoogleストアのLINEMOキャンペーン|他社からの乗り換えでPayPayポイントがもらえる
Googleストアでは、2021年10月より「GoogleStore限定!LINEMOキャンペーン」を実施しています。
キャンペーン名称 | GoogleStore限定!LINEMOキャンペーン |
キャンペーン期間 | 2021年10月〜終了時期未定 |
特典内容 | 乗り換え:PayPayポイント12,000円相当 新規契約:PayPayポイント5,000円相当 |
対象者 | ・Googleストアの専用ページから新規または乗り換えで申し込むこと ・LINEMOのスマホプランを選択すること |
注意点 | ・LINEMOのミニプランは本特典の対象外 ・ソフトバンクやワイモバイル、LINEモバイルからの番号移行は対象外 ・開通日が属する月の翌月から数えて4ヶ月目まで対象プランを利用し続けている必要がある ・PayPayポイントはPayPayギフトカードで還元される ・還元された受取日を1日目として30日以内にチャージしないと失効する |
GoogleストアでLINEMOを契約すると、最大で12,000円相当のPayPayポイントが還元されます。
LINEMO公式サイトでは、MNP乗り換え+LINEスタンププレミアムfor LINEMOへの加入で最大11,000円相当の還元なので、本家よりもお得なことが特徴です。
ただし、対象プランは月間20GBまで使える「スマホプラン」のみで、最安値の「ミニプラン」だとポイントが還元されないので気をつけましょう。
Googleストアのpovoキャンペーン|対象製品の購入でデータトッピング3GBがプレゼントされる
Googleストアで実施中の「Googleストア限定povo2.0キャンペーン」の概要は、次のとおりです。
キャンペーン名称 | Googleストア限定povo2.0キャンペーン |
キャンペーン期間 | 2022年7月28日〜2023年1月31日 |
特典内容 | Googleストアで購入した対象製品に同梱のキャンペーンコードを使うとデータ追加3GBがもらえる |
対象者 | ・Googleストアの対象製品を購入すること ・同梱のキャンペーンコードを使ってpovo2.0の新規契約手続きを行うこと ・利用期限内にSIMの有効化手続きを行うこと |
対象製品 | ・Google Pixel 6a ・Google Pixel 6 Pro ・Google Pixel 6 ・Pixel Budsシリーズ ・Fitbitシリーズ ・Google Nestシリーズ ・Chromecastなど |
注意点 | ・au/UQモバイル/povo1.0/他社からのMNP乗り換えも対象 |
Googleストアで対象製品を購入すると、povo2.0の申し込みに使えるキャンペーンコードが同梱されています。
そのコードを使ってpovoに申し込みをすると、本来は自分で追加購入しなければならないデータ容量が、最初から3GB分だけ追加された状態で利用できます。
還元額としてはLINEMOキャンペーンのほうが多いですが、povoキャンペーンは対象製品を購入するだけなので、申し込みのハードルは低いでしょう。
最低でも半年に一度の頻度でデータトッピングをすれば、実質0円でスマホが運用できるようになるので、ぜひ検討してみてください。
Google Pixel 6aのスペックをレビュー
機種名 | Google Pixel 6a |
発売日 | 2022年7月28日 |
本体価格 | 53,900円 |
本体カラー | ・セージ ・チョーク ・チャコール |
サイズ | 高さ152.2×幅71.8×厚み8.9mm |
重量 | 約178g |
ディスプレイ | サイズ:6.1インチ 最大60GHz対応 解像度:1,080×2,400 OLED(FHD+) |
CPU | Google Tensor Titan M2 セキュリティ コプロセッサ |
RAM/ROM | 6GB/128GB |
カメラ | メインカメラ:12.2MPデュアルレンズ サブカメラ:8MP |
バッテリー | 4,410mAh |
その他 | 5G・Wi-Fi6対応 デュアルSIM(nanoSIM・eSIM) USB Type-C ディスプレイ内蔵指紋認証センサー |
続いて、Google Pixel 6aのスペックを確認していきましょう。
本体サイズ|上位モデルのPixel 6よりもややコンパクトな筐体
機種名 | サイズ |
Google Pixel 6a | 高さ152.2×幅71.8×厚み8.9mm |
Google Pixel 6 | 高さ163.9×幅75.9×厚み8.9mm |
Google Pixel 6 Pro | 高さ163.9×幅75.9×厚み8.9mm |
Google Pixel 6aの本体サイズは、高さが約15cm、幅が7cm程度となっています。
上位モデルのPixel 6やPixel 6 Proと比較すると、ひと回り小さい筐体が採用されており、かなりコンパクトな印象です。
ちなみに、iPhone 13は高さが15cm弱、幅が約7cm、厚さが7.6cmとなっているので、標準サイズのiPhoneより少し大きめのサイズ感となっています。
ディズプレイ|6.1インチのパンチホールデザイン
機種名 | インチ数 | 解像度 |
Google Pixel 6a | 6.7インチ FHD+ OLED | 1,080×2,400 429ppi |
Google Pixel 6 | 6.4インチ FHD+ OLED | 1,080×2,400 411ppi |
Google Pixel 6 Pro | 6.1インチ QHD+ LTPO OLED | 1,440×3,120 512ppi |
Google Pixel 6aのディスプレイは、6.1インチのフルスクリーンディスプレイを採用しています。
ディスプレイのインチ数自体は上位モデルに劣っていますが、Pixel 6aのppi(pixel per inch)はPixel 6よりも値が大きくなっています。
ppiとは「1インチあたりに含まれるピクセル数」をあらわす値で、この数値が大きいほど高精細な画面表示が可能です。
つまり、上位モデルと遜色のない高精細な画面表示が可能なコンパクトなスマートフォンということができます。
また、フロントカメラ部分のみがくり抜かれているパンチホールデザインを採用しているので、画面の表示領域が非常に大きいことが特徴です。
重さ|約178gで同じサイズ感のスマホとしては若干重め
機種名 | 重量 |
Google Pixel 6a | 178g |
Google Pixel 6 | 207g |
Google Pixel 6 Pro | 210g |
Google Pixel 6aの本体重量は178gとなっており、上位モデルに比べて30gほども軽くなっていることが特徴です。
ただし、ミドルレンジモデルのスマートフォンの中でいえば、Pixel 6aの重さは決して軽い部類とはいえません。
たとえば、2022年7月に発売された「Xperia 10 Ⅳ」は重量が約161gとなっており、Pixel 6aとほぼ同じサイズ感ながら10g以上も軽い重量となっています。
また、2022年6月下旬発売の「AQUOS wish2」も、Pixel 6aと遜色のない本体サイズながらも重量は約162gと軽めです。
Pixel 6aはPixelシリーズの中で軽い重量であることは間違いありませんが、重量を求める場合は他のAndroidを選んだほうが良いかもしれません。
CPU(プロセッサ)|自社開発で上位モデルと同じ「Google Tensor」を搭載
Pixel 6aに搭載されているCPU(プロセッサ)は、上位モデルと同じ「Google Tensor」が採用されています。
Google Tensorは、Googleがはじめて独自開発したAndroidスマホ用のプロセッサです。
Googleでは、Google検索やGoogle翻訳といったさまざまなサービスを提供していますが、これらはすべて機械学習の研究が進んだことで実現した機能です。
Google Tensorは、これらのサービスを利用する際の機械学習に、よりフォーカスを当てたチップセットとなっており、これまで以上に性能面が向上しました。
なお、Google Tensorが搭載されたのは2021年10月に発売された上位モデル「Pixel 6/6 Pro」が最初です。
2022年秋以降には最新の「Pixel 7シリーズ」が発表されますが、今後のPixelシリーズにも自社で開発したプロセッサが搭載されるものと予想されています。
RAM/ROM|6GB/128GB搭載でスペックは申し分なし
機種名 | RAM(メモリ) | ROM(ストレージ) |
Google Pixel 6a | 6GB | 128GB |
Google Pixel 6 | 8GB | ・128GB ・256GB |
Google Pixel 6 Pro | 12GB | ・128GB ・256GB |
Google Pixel 6aのメモリ容量は6GB、ストレージ容量は128GBで、ミドルレンジモデルのスマートフォンとして申し分のないスペックといえます。
ただし、上位モデルのストレージ容量は128GBと256GBの2つから選べるので、Pixel 6aを購入する際はストレージ容量が選べない点に注意が必要です。
特に、昨今では高画質な写真や動画撮影ができるようになっており、必然的にデータ容量が大きくなってしまいます。
また、microSDカードには対応していないので、重いデータを取り扱う場合はクラウドストレージなどを活用し、スマホの容量を空けておく必要があるでしょう。
4,410mAhの大容量で24時間以上の駆動時間を実現
機種名 | バッテリー容量 |
Google Pixel 6a | 4,410mAh |
Google Pixel 6 | 4,614mAh |
Google Pixel 6 Pro | 5,003mAh |
Google Pixel 6aのバッテリー容量は4,410mAhとなっており、ミドルレンジモデルのスマートフォンとしては標準的です。
しかし、Googleが自社開発した「Google Tensor」によって、より効率の良い機械学習を行っていることから、24時間以上の連続駆動時間を実現しています。
また、スーパーバッテリーセーバーを利用した場合は最大72時間の連続点灯が可能で、さらに急速充電にも対応しています。
なお、Pixel 6aはワイヤレス充電には対応していないので、別売りのアダプターを用意した上でケーブルを使った充電をする必要がある点にはご注意ください。
生体認証|ディスプレイ内蔵型の指紋センサー搭載。ただし若干の難あり
Google Pixel 6aは、ディスプレイに内蔵されたセンサーを用いる指紋認証機能が使えます。
上位モデルのPixel 6/6 Proでも同様の指紋認証機能が搭載されていますが、一方で顔認証機能はPixel 4シリーズを最後に、以降は採用されていません。
なお、Pixel 6/6 Proのアップデートで顔認証機能が追加される可能性があるという噂があるので、Pixel 6aでも顔認証が使えるようになる可能性があります。
なお、Pixel 6aのディスプレイ内蔵指紋認証は、一部の端末で未登録の指紋でもロック解除ができてしまうというバグが発生しています。
こちらのバグは、登録済みの指紋をすべて消去してから再登録したり、Smart Lockを無効化したりすることで改善するので、Pixel 6aを購入して上記の症状が出た場合にお試しください。
イヤホンジャック|残念ながら非搭載。変換アダプタ必須
Google Pixel 6aには、残念ながらイヤホンジャックが搭載されていません。
Bluetoothで接続するか、どうしても優先を使いたい場合には充電用のUSB-C端子に挿せる変換アダプタが必要です。
ちなみに、Googleでは「Pixel Buds」や「Pixel Buds Pro」などのワイヤレスイヤホンを自社開発しています。
過去にはPixel 6aとPixel Buds A-Seriesを同時購入すると、Pixel Buds分の代金が全額割引されるキャンペーンが行われていました。
今後も似た内容のキャンペーンが開催される可能性が考えられるので、Pixelシリーズの購入を検討中の人はGoogleストアをチェックしておきましょう。
その他|5G対応・デュアルSIM・USB-C端子など昨今のトレンドをすべて網羅
Google Pixel 6aは、5G対応のスマートフォンで、nanoSIMとeSIMを使ったデュアルSIMに対応しています。
また、充電規格にはUSB-Cを採用しており、防水・防塵、おサイフケータイに対応するなど、昨今のトレンドをすべて網羅していることが特徴です。
一方で、ワイヤレス充電やmicroSDカードが使えないといった懸念点もあるので、これらの機能を活用したい人は注意が必要です。
Google Pixel 6aのデザイン・カラーをレビュー
ここでは、Google Pixel 6aのデザイン・カラーを確認していきましょう。
デザイン|カメラ部の黒いラインが特徴的なカラーリング
Google Pixel 6aは、本体背面のカメラレンズ部分がカメラバーとよばれる黒い帯状となっており、そこを境に異なるツートンカラーを採用したデザインとなっています。
この特徴的なデザインは、2021年に発売されたPixel 6シリーズから採用されており、それまでは他社のスマートフォンと同じカメラレンズ部分のみがくり抜かれたデザインでした。
なお、カメラレンズのライン部分は若干の膨らみがあり、本体デザインが丸みを帯びていることもあって、机の上にベタ置きしていても手に取りやすい形状となっています。
カラー|セージ・チョーク・チャコールの3色展開
機種名 | 本体カラー |
Google Pixel 6a | ・Sage(セージ) ・Chalk(チョーク) ・Charcoal(チャコール) |
Google Pixel 6 | ・Sorta Seafoam(ブルー) ・Kinda Coral(コーラルピンク) ・Stormy Black(ブラック) |
Google Pixel 6 Pro | ・Cloudy White(ホワイト) ・Sorta Sunny(イエロー) ・Stormy Black(ブラック) |
Google Pixel 6aの本体カラーは、セージ・チョーク・チャコールの3色展開です。
本体背面のカラーリングは、カメラレンズ部分の黒いラインを境に、同系統のツートンカラーが採用されています。
上位モデルの2機種それぞれで異なる色味の本体デザインとなっており、ブラックを除いていずれも淡い色合いのカラーリングが特徴です。
素材|指紋がつきにくいコーティング素材を採用
Google Pixel 6aの本体には、指紋がつきにくいコーティング素材が採用されています。
ツヤツヤしたガラス素材のスマートフォンは指紋が目立ちやすいことが欠点ですが、Pixel 6aなら他社スマホよりも指紋を気にせずに済むでしょう。
ただし、素材としては旧世代のゴリラガラス3が採用されているため、上位モデルに比べて耐久性で劣っているのが欠点です。
また、上位モデルはそれぞれIP68準拠の防水・防塵性能となっていますが、Google Pixel 6aはIP67準拠の防水・防塵性能となっています。
Pixel 6aでも必要十分な防水・防塵性能を誇っていますが、上位モデルはそれ以上のスペックを誇るので、その点はあらかじめ理解しておきましょう。
ディスプレイデザイン|パンチホール型ノッチ+ベゼルレスで表示領域が大きい
Google Pixel 6aは、フロントカメラ部分だけをくり抜いたパンチホール形デザインとなっています。
それに加えて、ベゼルレスデザインを採用しており、画面の表示領域が非常に広いことが特徴です。
ちなみに、上位モデルの2機種もベゼルレス+パンチホールデザインですが、Pixel 6よりもPixel 6 Proのほうがベゼルは薄く、Pixel 6aはPixel 6に近い太さのベゼルとなっています。
Google Pixel 6aの機能をレビュー
Google Pixel 6aの機能を確認していきましょう。
カメラ|1,220万画素のデュアルレンズ搭載。ただし上位モデルよりもスペックダウン
機種名 | カメラ性能 |
Google Pixel 6a | 12.2MPデュアルPixel広角+12MPウルトラワイド |
Google Pixel 6 | 50MP Octa PD Quad Bayer広角+12MPウルトラワイド |
Google Pixel 6 Pro | 50MP Octa PD Quad Bayer広角+12MPウルトラワイド+48MP望遠カメラ |
Google Pixel 6aには、1,220万画素+1,200万画素のデュアルレンズカメラが搭載されています。
上位モデルのPixel 6/6 Proはどちらも5,000万画素のレンズを搭載しており、価格を抑えるためにカメラ性能が削られた形となります。
ただし、Google Pixel 6aに搭載されているチップセット「Google Tensor」のおかげで、上位モデルと遜色のない高精細な写真撮影が可能です。
なお、iPhone 13/13 miniやiPhone SE(第3世代)は1,200万画素のデュアルレンズカメラを搭載していますが、いずれの機種もPixel 6aよりも価格は高めです。
カメラ性能は画素数だけで測れるものではありませんが、コスト面も考慮するとPixel 6aのほうがコスパに優れているといえます。
Google Tensor|Pixel 6シリーズから初搭載の自社開発プロセッサ
Google Pixel 6aには、Googleが独自開発した「Google Tensor」が搭載されています。
Pixel 6シリーズで初めて採用された本プロセッサは、高度な機械学習を活かしてさまざまなGoogleサービスをより効率的に使えることが特徴です。
また、Google Tensorが搭載されたおかげで、後述のリアルタイム翻訳や文字起こし機能、消しゴムマジックやカモフラージュ機能など、より高度な機能が使えるようになっています。
リアルタイム翻訳|最新プロセッサの搭載で実現。同様に高精度な文字起こしも利用可能
Google Pixel 6aで特徴的な機能が「リアルタイム翻訳」です。
リアルタイム翻訳は、Googleアシスタントを呼び出すだけで使える翻訳システムで、通訳モードを選んで話しかければ、自動的に翻訳した文章を読み上げてくれます。
英語以外にフランス語やドイツ語など、世界48カ国語に対応しているため、Pixel 6aを持っていれば翻訳機を用意することなく、手軽に外国人との会話を楽しめます。
また、Google Tensorの機械学習によって、高精度な文字起こしも利用可能です。
かなり早口で喋っても精度の高いテキストを入力できるので、セミナーなどでメモを録るのに活用できます。
消しゴムマジック|Googleフォトに取り込めば1タップで手軽に写真の異物を除去できる
Google Pixel 6aでは、「消しゴムマジック」とよばれる写真編集機能が使えます。
Pixel 6aで撮影した写真をGoogleフォトに取り込むことで、誰でも手軽に異物の除去をすることが可能です。
たとえば、観光地で撮影した写真に入ってしまった赤の他人を編集で消すことができたり、風景写真に入り込んだ電線や影などのノイズを除去するのに役立ちます。
#Pixel6a の消しゴムマジック機能で14年前の新婚旅行の写真をようやく処理出来た!
デジカメで撮った過去の写真も修整オッケー凄いぞGoogle Pixel 6a
いま60000円ちょうど
https://t.co/qyv7UII5H9 pic.twitter.com/33v5lqGVru— トム単身赴任x日本株 x 楽天ルーム xアマアソxアメブロxFIRExスポーツx懸賞 (@tosana128) August 10, 2022
Twitterにアップロードされた画像を見ると、消しゴムマジックは非常に高い精度で写真加工ができることがわかります。
Instagramなど普段からスマホで写真を撮影する機会が多い人にとって、非常に嬉しい機能といえるでしょう。
リフレッシュレート|上位モデルとは異なり最大60Hzに対応
Google Pixel 6aのディスプレイは、最大60Hzのリフレッシュレートに対応しています。
Pixel 6は最大90Hz、Pixel 6 Proは最大120Hzのリフレッシュレートに対応しているため、画面のヌルヌル感は上位モデルに劣っています。
一方で、Pixel 6aのリフレッシュレートは最大90Hzに対応しているものの、システムで制限をかけているという噂も出ています。
Budget phone of the year? Pixel 6a with 90Hz unlocked pic.twitter.com/3suHD88KyZ
— Nathan (@TheLunarixus) August 10, 2022
制限をかけている理由としては、上位モデルとの差別化やバッテリーの持続時間が挙げられています。
Google Pixel 6aの発売を待つべき?買わないほうがいい?
続いて、Google Pixel 6aの発売を待つかどうかについてを確認していきましょう。
Google Pixel 6aを買うべき理由
Google Pixel 6aを買うべき理由としては、次の内容が挙げられます。
Googleの最新スマホが安く購入できる|Googleストアなら5万円台。キャリアだと実質3万円前後
Google Pixel 6aを買うべき最大の理由として、コストパフォーマンスに優れた最新スマホである点が挙げられます。
2022年7月に発売されたPixel 6aは、Googleストアなら5万円台、ソフトバンクではキャンペーンを使うと実質3万円前後の価格です。
昨今のスマートフォンは高スペックな点に加えて、本体サイズやディスプレイの大型化、大容量バッテリーの搭載などの理由で、価格が10万円を超えるケースも増えてきています。
また、2万円台など安い価格帯で販売されているスマートフォンは、スペック面がかなり低めに抑えられており、アプリの切り替えや操作性に若干のストレスを感じることも少なくありません。
価格重視でスマートフォンを購入したい人には、Google Pixel 6aが非常におすすめです。
ミドルレンジスマホの中でスペックが良い|上位モデルと同じCPUやプラットフォームを搭載
他社のAndroidスマートフォンは、搭載されるチップが高性能になるほど価格も高額になっていき、最近では20万円近い金額の機種も登場しています。
一方、Google Pixel 6aは上位モデルと同じCPU「Google Tensor」を搭載しながら、価格は5万円台と非常に安価なことが特徴です。
カメラ性能やディスプレイのリフレッシュレートなど、細かな点で差別化が図られていますが、その操作性は上位モデルと遜色がありません。
価格が抑えめながら、高スペックなスマートフォンが欲しい人には、Google Pixel 6aが向いています。
LINEMOとpovoの乗り換えがお得|本体価格の安さに加えてスマホ代まで節約できる
GoogleストアでPixel 6aを購入すると、LINEMOとpovoのどちらか好きなキャリアのキャンペーンが利用できます。
LINEMOを選んで他社からMNP乗り換えをすれば、PayPayポイントが12,000円相当もらえます。
一方のpovoでは、データ容量3GB(990円相当)が無料でもらえる特典がついてきます。
また、LINEMOとpovoではスマートフォンのセット購入ができないので、毎月のスマホ代を安く抑えつつ最新機種を使いたい人は、Google Pixel 6aを買うべきといえます。
Google Pixel 6aを買わないほうがいい?購入を待つべき理由
一方、Google Pixel 6aを買わないほうがいい理由としては、次の内容が挙げられます。
本体サイズはそこまで小さくない|他社のAndroidスマホのほうが小さくて軽い機種が多い
Google Pixel 6aはPixelシリーズの中では比較的コンパクトな部類のスマートフォンですが、実は他社のAndroidと比べた場合は、そこまで小さい筐体ではありません。
また、ほぼ同じサイズ感でありながら、Pixel 6aの重量178gよりも軽いスマートフォンもたくさん登場しています。
たとえば、「Xperia 10 Ⅳ」や「AQUOS wish2」はどちらも2022年に発売されたばかりの機種で、Pixel 6aと同じサイズ感ながらも重量は10gほど軽めです。
コンパクトで軽めのスマートフォンが欲しい人は、Pixel 6aではなく別のAndroidスマートフォンを購入したほうが良いでしょう。
ストレージ容量が128GBしか選べない|microSDカード非対応で上位モデルなら256GBが選べる
上位モデルのPixel 6/6 Proの2機種では、それぞれ128GBと256GBのストレージ容量が選べました。
ですが、Pixel 6aは残念ながら128GBストレージしか販売されておらず、microSDカードスロットも付いていません。
Pixelシリーズは高画質な写真や動画撮影が可能なことで有名ですが、高精細な画像であればあるほどそのデータ量は大きくなっていきます。
そのため、普段から写真や動画を撮影する機会が多い人は、Pixel 6aのストレージ容量では物足りなくなってしまうかもしれません。
ストレージ容量の空きが少なくなるとデータを保存できなくなるばかりか、スマートフォンの操作性にも悪影響が出てしまいます。
Googleフォトなどのクラウドストレージを使うのが面倒に感じられる人は、上位モデルのPixelシリーズか、microSDカードが使える別の機種を選ぶのが良いでしょう。
Google Pixel 6aがおすすめな人
続いて、Google Pixel 6aがおすすめ人を確認していきましょう。
スペックとコストの両面を求めている人|価格は抑えめながら上位モデルと遜色ない性能
Google Pixel 6aは、スペックとコストの両面を求めている人におすすめです。
価格は5万円台と安い部類ながら、搭載されているCPUは上位モデルとまったく同じ「Google Tensor」が搭載されています。
カメラ性能やリフレッシュレートなどで劣るものの、基本的な性能はPixel 6やPixel 6 Proと同じです。
また、バッテリー性能にも優れているので、他社のAndroidスマホと比較しても非常におすすめの機種といえます。
カメラ性能とコスパに優れた機種が欲しい人|Google Tensorによる消しゴムマジックやカモフラージュが便利
搭載されているプロセッサ「Google Tensor」によって、Pixel 6aは非常に優れた機械学習を実現しています。
上位モデルよりカメラ性能は控えめですが、高度なAIによって遜色のないレベルで写真や動画撮影が可能です。
また、消しゴムマジックやカモフラージュといった面白い機能が使えるので、普段からスマホで写真撮影をする機会が多い人にもおすすめです。
海外旅行や外国人と会話する機会が多い人|高精度なリアルタイム翻訳(通訳モード)が使える
Google Pixel 6aは、Google Tensorの機械学習を活かして、高精度なリアルタイム翻訳(通訳モード)が使えます。
世界48カ国語に対応しており、Googleアシスタントを呼び出して話しかけるだけで、相互の翻訳機能を使っての会話が可能です。
Pixel 6aがあれば、外国語が苦手な人でも外国人との会話を楽しめます。
Google Pixel 6aの口コミ評価を徹底レビュー
Google Pixel 6aの口コミ評価を確認していきましょう。
真夜中の写真撮影に優れている|ノイズが乗らずにキレイな夜間撮影が可能
これ、真夜中の写真なんだが…
Pixel 6aというか、最近のスマホのカメラ凄すぎんか…#Pixel6a pic.twitter.com/hbaMUwT2rN
— ekusiadadus (@ekusiadadus) August 14, 2022
Google Pixel 6aのカメラは夜間の写真撮影に優れています。
昨今のスマートフォンは昔に比べてカメラ性能に優れていますが、今でも夜間撮影に弱く、ノイズが目立ってしまうケースも少なくありません。
上記のレビューを見る限り、Pixel 6aなら夜間での写真撮影も問題ないといえるでしょう。
消しゴムマジックが本当に魔法|誰でも手軽に高精度な写真修正ができる
pixel6aの消しゴムマジック機能のテスト。 pic.twitter.com/X87hxSHDHV
— ばる (@barubaru24) August 3, 2022
Google Pixel 6aのレビューでは、消しゴムマジックに感動するレビューが数多く見受けられました。
他の人の顔や写り込んでしまった影など、誰でも手軽に高精度な修正が可能です。
カモフラージュ機能が面白い|指定した対象物の色だけを変更できる
これはPixel6aの新機能「カモフラージュ」によって、目立たなくされたドロイド君 pic.twitter.com/2FIIrfMHys
— しみたく筋トレ系ガジェットブロガー (@Gadget_Simitaku) July 27, 2022
Pixel 6aには、消しゴムマジック以外にも「カモフラージュ」という機能が追加されています。
指定した対象物の色だけを変更できる機能で、まるでカメレオンのように同化させることも可能です。
レビューを見る限りは他の対象物と色が混同してしまうこともなさそうなので、誰でも面白い画像を作り出すことができます。
指紋認証が遅い|ディスプレイ内蔵型のセンサーに問題ありか
Pixel 6a使用開始3日目。
指紋認証は噂通り遅くてエラーが多い。
登録外の指紋でロック解除出来てしまうらしいバグはうちではまだ発生していない。— Linden (@linden) August 14, 2022
Google Pixel 6aには、ディスプレイ内蔵型の指紋センサーが搭載されています。
ディスプレイに触れるだけでスリープ解除ができますが、レビューを見ると指紋認証をする際のエラーが多いようです。
また、一部では未登録の指紋でもロックが解除できてしまうバグも発生しているとのことなので注意が必要です。
発熱がすごい|オーバーヒートで性能低下の可能性も?
pixel6aに替えてみた。ヘブバンさくさく動くなぁ。ただ発熱すごい。最近の機種はそういうもんなんだろか。
— りぎょ (@rigyo) August 13, 2022
Google Pixel 6aのマイナスポイントとして、大して使っていないのにも関わらず本体の発熱がすごい点が挙げられます。
発熱問題は複数のユーザーがレビューとして投稿しており、個体ごとの問題ではないようです。
発熱の原因としては、プロセッサ(SoC)とバッテリーの2点が主な原因とされています。
アップデートで改善される可能性があり、手に持てないほどの発熱ではないものの、この点が気になる人はPixel 6aの購入は見送ったほうが良いかもしれません。
まとめ:高スペックでコスパに優れたおすすめのPixelシリーズ
Google Pixel 6aの口コミ評価を紹介しました。
Google Pixel 6aは、高スペックでおすすめです。
スペックとコストの両面を求めている人は、ぜひ検討してみてください。