楽天モバイルからドコモに乗り換える手順とデメリットを紹介します。
楽天モバイルからドコモに乗り換える手順とデメリットや違いについて知りたい方は、検討してみてください。
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- 楽天モバイルからドコモに乗り換えるデメリット・注意点6選
- 楽天モバイルからドコモに乗り換えるメリット6選
- 楽天モバイルからドコモに乗り換える手順と必要なもの
- 楽天モバイルからドコモに乗り換えるおすすめのタイミング
- 楽天モバイルからドコモへの乗り換えで利用できるキャンペーン
- 楽天モバイルからahamoへの乗り換えもおすすめ!
- 楽天モバイルからドコモへの乗り換えでよくある質問
- まとめ:楽天モバイルからドコモへの乗り換えはかんたん!手順と注意点を要チェック!
楽天モバイルからドコモに乗り換えるデメリット・注意点6選
まずは、楽天モバイルからドコモに乗り換えるデメリット・注意点について見ていきましょう。
月額料金が高くなる|楽天モバイルのほうが安い
携帯キャリア | ドコモ | 楽天モバイル | |||
料金プラン | 5Gギガホ プレミア | ギガホ プレミア | 5Gギガライト/ギガライト | ahamo(アハモ) | Rakuten最強プラン |
月額料金(税込) | 0〜3GB:5,665円 無制限:7,315円 |
0〜3GB:5,555円 3〜60GB:7,205円 |
0〜1GB:3,465円 1〜3GB:4,565円 3〜5GB:5,665円 5〜7GB:6,765円 |
2,970円 | 0〜3GB:1,078円 3〜20GB:2,178円 20GB超:3,278円 |
データ容量 | 無制限 | 60GB | 7GB | 20GB | 無制限 |
速度制限時 | – | 最大1Mbps | 最大128Kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps ※楽天回線エリア外 |
契約期間 | なし | なし | なし | なし | なし |
契約解除料 | なし | なし | なし | なし | なし |
※2021年10月1日以降、ドコモの定期契約プランは新規受付を終了しています
楽天モバイルからドコモへ乗り換えると、月々のスマホ代が2倍以上と高額になります。
ドコモの5Gギガホプレミアでは、データ利用量が無制限で使い放題ですが、月額料金は7,315円(税込)と非常に高額です。
一方の楽天モバイルは、楽天回線が無制限で使えて、最大金額は3,278円(税込)とドコモの半額程度となるのでお得です。
家族割やドコモ光セット割を考慮しても、最安で4,928円(税込)となるため、楽天モバイルのほうが月々のスマホ代は節約できます。
データ通信量|楽天モバイルのほうが使用量に応じた料金が安くなる
キャリア | データ利用量 | 月額料金(税込) |
ドコモ(5Gギガホプレミア) | 0〜3GB | 5,665円 |
3GB〜無制限 | 7,315円 | |
楽天モバイル | 0〜1GB | 無料 |
1〜3GB | 1,078円 | |
3〜20GB | 2,178円 | |
20GB〜無制限 | 3,278円 |
データ通信量で比較した場合、ドコモよりも楽天モバイルのほうが利用料金は安くなっています。
楽天モバイルは、1カ月あたりのデータ使用量が1GB以下の場合、月々のスマホ代を0円に抑えることが可能です。
一方のドコモは、1カ月あたりのデータ使用量が3GB以下なら1,650円(税込)の割引料金が適用されます。
ただし、それでも月額料金は5,665円(税込)と金額は高めで、家族割やドコモ光セット割を併用して、ようやく3,278円(税込)にまで節約できます。
シンプル|ドコモは料金プランが複雑
楽天モバイルの料金プランは「Rakuten最強プラン」の1種類のみで、契約手順がシンプルなことが特徴です。
一方のドコモでは、以下のような複数の料金プランを提供しています。
大容量プラン(5G専用) | 5Gギガホ プレミア(無制限) 5Gギガライト(〜7GB) |
大容量プラン(4G専用) | ギガホ プレミア(60GB) ギガライト(〜7GB) |
中容量プラン | ahamo(20GB) |
小容量プラン(エコノミーMVNO) | OCNモバイルONE TONE for docomo |
基本的には大容量プランの「5Gギガホ プレミア」や「ギガホ プレミア」を選ぶのがおすすめです。
ただし、楽天モバイルより月額料金が非常に高額で、月々のスマホ代を節約するためには、様々な条件をクリアして各種割引特典を適用させる必要があります。
そのため、料金プランの内容が複雑化してしまい、場合によっては余計な利用料金を支払うことになりかねません。
スマホの料金プランに詳しい人であれば問題ありませんが、そこまで詳しくない人や乗り換えが初めてという人はプラン選びに迷ってしまう可能性があります。
端末価格|楽天モバイルの方が最新のiPhoneをお得に購入できる
楽天モバイルではキャンペーンが多く、新規申し込みと同時に新しいスマホ端末をお得に購入できる特典があります。
たとえば、2021年に発売されたばかりの「iPhone13シリーズ」を購入する場合の販売価格と、適用される特典を比較してみます。
キャリア | 機種名 | 販売価格(税込) | 割引特典(税込) |
楽天モバイル | iPhone13 Pro Max | 134,800円〜 | 最大30,000pt |
iPhone13 Pro | 122,800円〜 | ||
iPhone13 | 96,470円〜 | ||
iPhone13 mini | 78,400円〜 | ||
ドコモ | iPhone13 Pro Max | 165,528円〜 | 最大22,000円割引 |
iPhone13 Pro | 142,560円〜 | ||
iPhone13 | 111,672円〜 | ||
iPhone13 mini | 98,208円〜 | ||
Apple | iPhone13 Pro Max | 134,800円〜 | なし |
iPhone13 Pro | 122,800円〜 | ||
iPhone13 | 98,800円〜 | ||
iPhone13 mini | 86,800円〜 |
上記のとおり、楽天モバイルで販売されているiPhoneは、本家のApple Storeよりも安い価格で販売されています。
それにくわえて楽天スーパーポイントの還元が受けられるので、圧倒的に安い金額でiPhoneを購入できます。
特典・還元|dポイントが貯まる代わりに楽天スーパーポイントが貯まらなくなる
楽天モバイルからドコモに乗り換えると、楽天モバイルの特典が利用できなくなってしまいます。
たとえば、楽天モバイルユーザーであれば、楽天市場での買い物が常にポイント+1倍となりますが、ドコモに乗り換えるとそれがなくなります。
また、楽天モバイルの利用料100円(税別)につき1ptの楽天スーパーポイントが貯まりますが、ドコモを普通に使っているだけではdポイントを貯められません。
ドコモの利用でdポイントを貯めるためには、利用料金の支払いにdカード/dカードGOLDを使わないといけないなど別サービスの契約が必要です。
これらを考慮すると、ドコモよりも楽天モバイルのほうが効率よくポイントを貯められるといえるでしょう。
通話料|完全無料で使える「Rakuten Link」を利用できなくなる
キャリア | オプション | 通話時間 | 月額料金(税込) |
ドコモ | かけ放題オプション | 24時間 | 1,870円 |
5分通話無料オプション | 5分/回 | 770円 | |
楽天モバイル | 10分(標準)通話かけ放題 | 10分/回 | 1,100円 |
楽天モバイルとドコモで音声通話をすると、30秒あたり22円(税込)の通話料が発生します。
上記のかけ放題オプションを付けると通話料がお得になりますが、楽天モバイルは10分電話かけ放題があるのに対し、ドコモでは5分・24時間かけ放題しかありません。
また、楽天モバイルでは「Rakuten Link」アプリを使うことで、国内通話料を完全無料にできます。
そのため、楽天モバイルからドコモに乗り換えると、これまでよりも高額な通話料が発生する可能性があるので要注意です。
楽天モバイルからドコモに乗り換えるメリット6選
続いて、楽天モバイルからドコモに乗り換えるメリットについて確認していきましょう。
取扱端末|最新のモデルから、少し前の機種まで選べてスマホの種類が豊富
ドコモではiPhoneをはじめ、様々なAndroidスマートフォンを取り扱っています。
ドコモオンラインショップを見てみると、最新のiPhoneやAndroidスマホにくわえて、少し前に発売された端末を格安で購入可能です。
Androidの対象機種を購入する場合は、最大で33,000円(税込)の割引を受けられます。
また、ドコモに乗り換えることでキャリアメールアドレスを使えるようにもなります。
楽天モバイルからドコモに乗り換える際、端末を買い換えようと思っている人には大きなメリットといえます。
サービスエリア|ドコモのほうが安定して利用できる
楽天モバイルからドコモに乗り換えると、日本全国の幅広いエリアで、NTTドコモの快適なネットワークが利用できることがメリットです。
楽天モバイルは2020年から第4の携帯キャリアとしてサービスを提供していますが、ほかの3大キャリアと比較して、サービスエリアはまだまだ狭めです。
2022年2月4日、楽天回線のサービスエリアが人口カバー率96%を達成しましたが、ドコモは2014年度末に4Gの人口カバー率で99%を達成しています。
くわえて、5Gエリアの拡充もドコモのほうが進んでいるため、楽天モバイルからドコモに乗り換えることで、幅広いエリアで安定した高速回線が利用できます。
通信速度|実測値はドコモのほうが優れている
項目 | ドコモ | 楽天モバイル |
平均Ping値 | 53.7ms | 50.16ms |
平均ダウンロード速度 | 163.32Mbps | 35.36Mbps |
平均アップロード速度 | 17.31Mbps | 18.65Mbps |
※執筆時点における直近3カ月間の平均
※参照:みん速
「みんなのネット回線速度」に投稿されているドコモと楽天モバイルの通信速度を比較してみます。
平均ダウンロード速度に関してはドコモのほうが圧倒的に優れており、平均アップロード速度に関しては誤差レベルの差となっています。
楽天モバイルからドコモに乗り換えることで、ストレスなくインターネットを利用しやすくなります。
時間帯別の通信速度|ドコモに乗り換えれば日中を通して常に快適なスピードでネットが使える
続いて、時間帯別の通信速度についても比較してみます。
キャリア | ドコモ | 楽天モバイル | ||||
項目 | 平均Ping | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | 平均Ping | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
朝 | 55.19ms | 193.88Mbps | 21.33Mbps | 51.57ms | 33.22Mbps | 19.77Mbps |
昼 | 50.83ms | 187.29Mbps | 18.26Mbps | 50.76ms | 32.65Mbps | 18.35Mbps |
夕方 | 52.61ms | 169.07Mbps | 17.29Mbps | 51.44ms | 33.54Mbps | 18.16Mbps |
夜 | 57.85ms | 113.97Mbps | 13.59Mbps | 50.87ms | 32.87Mbps | 18.94Mbps |
深夜 | 53.27ms | 132.11Mbps | 16.11Mbps | 50.46ms | 42.41Mbps | 17.69Mbps |
※執筆時点における直近3カ月間の平均値
※参照:みん速
「みんなのネット回線速度」で紹介されたドコモの平均データを参照すると、ほとんどの時間帯において100Mbps以上の速度が出ていることがわかります。
楽天モバイルと比較した場合、全時間帯で通信速度が3倍以上となっているので、これまで以上に高品質な速度でインターネットが利用できるようになるでしょう。
端末保証サービスがある|ドコモは端末故障時や子供向けのオプションが豊富
ドコモでは、スマホに関するどのようなお悩みごとでも、オンラインチャット・ドコモショップ・電話など、様々な形でのサポートが充実しています。
その他にも、ドコモには故障や水濡れなどのトラブルを保証してくれる「ケータイ補償サービス」、スマホのセキュリティを強化できる「あんしんセキュリティ」などがあります。
子供がスマホを使う際に安心の「あんしんフィルター for docomo」といったオプションも充実しているので、親子で安心してスマホを利用できます。
割引サービス|家族でまとめてドコモに乗り換えれば通話料&利用料金が割引される
楽天モバイルからドコモへ乗り換えると、豊富な家族割引サービスが利用できます。
- ファミリー割引:家族内の国内通話料金が無料になる
- みんなドコモ割:同一ファミリー割引グループ内の回線数に応じて最大1,100円(税込)割引
- ドコモ光セット割:ドコモ光とドコモスマホをセットで利用すると最大1,100円(税込)割引
- home 5Gセット割:home 5Gとドコモスマホをセットで利用すると最大1,100円(税込)割引
- dカードお支払割:dカード/dカードGOLDで利用料金を支払うと187円(税込)割引
- ハーティ割引:身体障がい者手帳などの交付を受けていて、利用者登録をしている人を対象に利用料金が割引
- 子育てサポート割引:ひとり親世帯の人を対象に利用料金が割引
- U30ロング割:30歳以下の人を対象に利用料金を割引
- はじめてスマホ割:はじめてスマホプランに加入で最大12カ月間は550円(税込)割引
- U15はじめてスマホ割:U15はじめてスマホプランに加入で最大12カ月間は550円(税込)割引
- 月々サポート:購入機種に応じた月々サポート適用金額が毎月の利用料金から割引される
さらに、家族でまとめてドコモの利用料金を「dカードGOLD」で支払うことで、1,000円(税別)につき1ptのdポイントが貯まっていきます。
楽天モバイルから家族でまとめてドコモに乗り換えれば、これらの割引を適用することができ、1カ月あたりの通話料金や月額料金を大幅に節約できます。
キャリアショップ|ドコモのほうが実店舗は圧倒的に多い
楽天モバイルからドコモに乗り換えれば、日本全国の場所に設置されているドコモショップで、専門スタッフによる対面サポートが受けられます。
2021年10月時点において、NTTドコモは全国に2,325店舗のドコモショップ/d gardenを設置しています。
一方、楽天モバイルは2021年10月時点で244店舗と、10分の1程度の店舗数しかありません。
ちなみに、楽天モバイルは日本郵便株式会社と提携し、都市部の郵便局を中心に申し込みやサポートが受けられる専用カウンターを設置しています。
2022年3月末までに、全国285の郵便局に楽天モバイルの申し込みカウンターを設置すると公表していますが、それでもドコモの店舗数には遠く及びません。
これらのことから、店舗での対面サポートを期待している人にとっては、楽天モバイルからドコモに乗り換える大きなメリットといえるでしょう。
楽天モバイルからドコモに乗り換える手順と必要なもの
次に、楽天モバイルからドコモに乗り換える手順と必要なものを見ていきましょう。
1. 必要な持ち物をそろえる|楽天モバイルでMNP予約番号を発行する
楽天モバイルからドコモへ乗り換える際には、以下の持ち物が必要です。
- 本人確認書類:運転免許証、マイナンバーカードなど
- 支払い方法:クレジットカード、またはキャッシュカード
- MNP予約番号
- dアカウント
本人確認書類
楽天モバイルからドコモへ乗り換えるには、具体的に以下の本人確認書類が必要です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 身体障がい者手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 療育手帳
上記を持っていない場合、健康保険証や住民基本台帳カードに加え、公共料金領収証などを一緒に持っていくことで手続きできます。
クレジットカード、またはキャッシュカード
ドコモの毎月の支払い方法の設定のため、クレジットカード、またはキャッシュカードも必要です。
上記を持っていない場合は、預金通帳+お届け印が必要です。
MNP予約番号
楽天モバイルの電話番号をそのままでドコモへ乗り換えたい場合、初めに「MNP予約番号」を発行しておきましょう。
取得方法はウェブからのみなので、電話や店舗では発行できません。
- 「my 楽天モバイル」にログインする
- メニューの「契約プラン」を選択
- 「各種手続き」の「その他のお手続き」を選択
- 「他社へのお乗り換え(MNP)」を選択
- 必要事項を入力してMNP予約番号を発行
楽天モバイルの受付時間は24時間年中無休なので、好きなタイミングで発行手続きを申し込むことが可能です。
なお、MNP予約番号には、取得当日を含めた15日間の有効期限があります。
期限が切れてしまうと、そのMNP予約番号は使用できなくなり、楽天モバイルで再発行する必要があるのでご注意ください。
dアカウント
ドコモのd払いやdポイント、、My docomoなどを利用するときはdアカウントが必要です。
乗り換え後でもdアカウントを作成できますが、事前に用意しておくとスムーズに乗り換えることができて便利です。
2. ドコモオンラインショップにアクセスする|購入予定の商品を選択して申し込みを進める
必要な持ち物がそろえたら、ドコモオンラインショップにアクセスして、購入予定の商品をお選びください。
ドコモオンラインショップでは、iPhoneやAndroidスマートフォンはもちろんのこと、SIMのみ契約も可能となっています。
購入予定の商品を選ぶと、申込画面に切り替わるので、画面の表示に従って申し込みを進めていきましょう。
なお、ドコモショップでも申し込みができますが、事務手数料3,300円(税込)が発生してしまいます。
そのため、特別な理由がない限りは、ドコモショップではなくドコモオンラインショップから乗り換えの審査手続きをしてください。
3. 本人確認をして申し込みを完了させる|画像のアップロード・eKYCの2パターン
次に進むと、本人確認書類のアップロード画面に移ります。
自分の契約者情報を入力すると、本人確認書類の確認画面へと切り替わり、「オンラインでの本人確認(eKYC)」か「本人確認書類画像をアップロード」から選択ができます。
eKYC(eSIM限定)で申し込みをすると、アプリから最短5分程度でドコモ回線が開通するので、今すぐに使い始めたい人にはおすすめです。
また、「本人確認書類画像をアップロード」では、運転免許証やマイナンバーカード(個人番号カード)の表面と裏面を撮影し、アップロードしてください。
4. 商品を受け取って開通手続きをする|ドコモオンラインショップの購入履歴から簡単に切り替え可能
楽天モバイルからドコモへの乗り換え申し込みが完了すると、2〜3日程度で商品が手元に到着します。
商品が手元に到着したら、最初に「開通手続き(回線切り替え)」をしましょう。
ドコモオンラインショップにアクセスして、画面上部の「購入履歴(またはお申込履歴)」を押し、受付番号や電話番号を入力してログインしてください。
ログイン後、画面に表示されている「切り替え(開通)のお手続きへ」を押すことで、楽天モバイルを解約してドコモとの契約がスタートします。
ドコモインフォメーションセンター(0120-800-000)への電話連絡でも開通手続きが可能ですが、受付時間が9時〜20時までとなっているのでご注意ください。
5. 端末本体の初期設定(APN設定)をする|端末の種類によって設定方法が異なる]
開通手続きが完了したら、ドコモの初期設定をします。
端末の種類によって設定方法が異なるので、商品に同封の設定マニュアルを見ながら設定を進めてください。
6. 旧端末から新端末へバックアップの引き継ぎをする|データ移行はクラウド経由だと簡単
端末本体の初期設定が終わった後は、旧端末から新端末へデータの引き継ぎをします。
データの移行方法は、旧端末と新端末の種類によって次の方法が挙げられます。
旧端末 | 新端末 | データ移行方法 |
iPhone | iPhone | クイックスタート(iPhone同士を近付けるだけ) iCloud iTunes |
Android | Android | ドコモクラウド Google Drive ドコモデータコピー SDカード経由 |
iPhone | Android | Google Drive ドコモデータコピー |
Android | iPhone | Move to iOS Google Drive ドコモデータコピー |
iPhone同士の場合は、初期設定時に旧iPhoneと新iPhoneを近付けるだけでデータ移行ができる「クイックスタート」機能が利用できます。
Android同士の場合は、ドコモが提供する「ドコモクラウド」や「ドコモデータコピー」、Googleの「Google Drive」経由でデータ移行が可能です。
OSが異なる端末を利用する場合も、基本的にはクラウドストレージ経由でデータ移行をするのが手っ取り早い方法といえます。
楽天モバイルの端末はSIMフリー?
楽天モバイルで販売されているスマホ製品は、全てSIMフリーとなっています。
そのため、楽天モバイルからドコモに乗り換えてもSIMロック解除する必要はありません。
ただし、楽天モバイルからドコモに乗り換えた後は、SIMカードの返却が必要です。
SIMカードは郵送で指定の住所に送り、返却費用は契約者負担となります。
楽天モバイルからドコモに乗り換えるおすすめのタイミング
続いて、楽天モバイルからドコモに乗り換えるおすすめのタイミングを見ていきましょう。
月末近辺での乗り換え|楽天モバイルの利用料金は日割り計算されない
楽天モバイルからドコモへの乗り換えは、月末近辺で申し込みをするのがおすすめです。
その理由は、楽天モバイルの解約月の日割り料金は日割り計算されないためです。
楽天モバイルからドコモへの乗り換えを月初めに申し込むと、楽天モバイルの利用料金が1カ月分余計に請求されてしまうので注意してください。
ドコモのキャンペーン期間中に乗り換え|iPhoneやAndroidスマホが最大33,000円(税込)割引で購入できる
ドコモオンラインショップでは、「オンラインショップ限定 機種購入割引」や「5G WELCOME割」といった割引キャンペーンを実施中です。
iPhoneやAndroidスマホが最大33,000円(税込)割引で購入できるお得なキャンペーンですが、キャンペーン終了日が未定となっています。
突然、キャンペーンが終了してしまう可能性も考えられるので、キャンペーン期間中に楽天モバイルからドコモへMNP乗り換えで申し込むようにしましょう。
通信速度に不満を感じたタイミング|ドコモのほうがサービスエリアは広い
楽天モバイルでインターネットの接続が不安定になったり通信速度に不満を感じたりしたタイミングは、ドコモへの乗り換えがおすすめです。
楽天モバイルのサービスエリアは、2024年4月時点で人口カバー率96%となっており、一部の地域では未だ快適にネットを使えないことがあります。
一方のドコモは、すでに人口カバー率99%を達成しており、高品質なネットワークを日本全国で利用できます。
楽天モバイルよりドコモのほうが通信速度も速く、非常に快適にインターネットが使えるので、動画視聴やゲームアプリを楽しむ際にストレスを感じることがありません。
楽天モバイルからドコモへの乗り換えで利用できるキャンペーン
ここでは、楽天モバイルからドコモへの乗り換えで活用できるキャンペーンを見ていきましょう。
オンラインショップ限定 機種購入割引|最新のスマホ端末をお得な価格で購入できる
キャンペーン名 | オンラインショップ限定 機種購入割引 |
キャンペーン期間 | 2021年6月21日(月)10時〜終了日未定 |
特典内容 | 対象機種の故意入代金を割引 |
割引金額 | ・Xperia 5 Ⅱ SO-52A:33,000円(税込)割引 ・Xperia 1 Ⅱ SO-51A:30,030円(税込)割引 ・Galaxy S20 5G SC-51A:26,400円(税込)割引 ・arrows NX9 F-52A:25,300円(税込)割引 ・AQUOS sense5G SH-53A:22,000円(税込)割引 |
対象者 | 対象機種の購入(機種のみ購入も含む) |
注意点 | ・おひとりさま1回線につき1台までの販売 ・複数注文が確認された場合は注文がキャンセル |
「オンラインショップ限定 機種購入割引」は、ドコモオンラインショップでAndroidスマホを購入する際に、最大33,000円(税込)が割引される特典です。
なお、本キャンペーンは、ドコモの回線契約をしなくても、対象のAndroidスマホを購入するだけで割引価格が適用されます。
ただし、1回線につき1台までの販売となっているので、家族分をまとめて購入したい人は注意が必要です。
5G WELCOME割|最新のiPhoneシリーズや5G対応スマホが22,000円(税込)割引で購入可能
キャンペーン名 | 5G WELCOME割 |
キャンペーン期間 | 2020年3月25日(水)〜終了日未定 |
特典内容 | 対象の5Gスマートフォンを購入する際に機種代金を割引またはdポイントで還元 |
割引金額(乗り換え) | ・iPhone13 Pro:22,000円(税込)割引 ・iPhone13 Pro Max:22,000円(税込)割引 ・iPhone13:22,000円(税込)割引 ・iPhone13 mini:22,000円(税込)割引 ・iPhone12 Pro:dポイント20,000pt進呈 ・iPhone12 Pro Max:dポイント20,000pt進呈 ・iPhone12:dポイント20,000pt進呈 ・iPhone12 mini:dポイント20,000pt進呈 ・Galaxy A22 5G SC-56B:16,500円(税込)割引 ・arrows We F-51B:16,500円(税込)割引 ・らくらくスマートフォン F-52B:16,500円(税込)割引 ・あんしんスマホ KY-51B:16,500円(税込)割引 |
割引金額(新規) | ・iPhone13:dポイント20,000pt進呈 ・iPhone13 mini:dポイント20,000pt進呈 ・arrows We F-51B:dポイント11,000pt ・Galaxy A22 5G SC-56B:dポイント11,000pt |
対象者 | ・ドコモの新規契約で対象機種を購入する ・ドコモへのMNP乗り換えで対象機種を購入する |
注意点 | ・dポイントが付与される対象機種を購入する場合は年齢制限がある(30歳以下または15歳以下) ・dポイント還元時にdポイントクラブもしくはどこもビジネスメンバーズ会員であること ・付与されたdポイントは24カ月間の有効期限がある ・はじめてスマホ購入サポート、端末購入割引との重畳適用は不可 |
5G WELCOME割は、5G対応のiPhoneやAndroidスマホが、最大22,000円(税込)割引で購入できるお得なキャンペーンです。
2021年に発売されたiPhone13シリーズはもちろんのこと、2020年発売のiPhone12シリーズもお得な価格で購入できます。
また、大人気のGalaxyシリーズやarrowsシリーズのAndroidスマホも割引価格で購入できるので、端末の買い替えを検討中の人におすすめです。
いつでもカエドキプログラム|残価設定型24回払いでおよそ半額の支払いが不要になる
キャンペーン名 | いつでもカエドキプログラム |
キャンペーン期間 | 終了日未定 |
特典内容 | 残価設定型24回払いで購入した機種を返却することで、24回目の残価支払いが不要になる |
対象機種 | ・iPhone13シリーズ(2021年発売) ・iPhone12シリーズ(2020年発売) ・AQUOS sense6 SH-54B ・Xperia 5 Ⅲ SO-53B ・Galaxy Z Flip3 5G SC-54B ・Galaxy Z Fold3 5G SC-55B ・Lenovo ThinkPad X1 Nano |
対象者 | ・対象機種を残価設定型24回払いで購入 ・対象機種を返却する |
注意点 | ・返却機種が故障、水漏れ、破損、改造などなく正常に動作すること ・その他ドコモの査定基準を満たしていること ・dポイントクラブもしくはドコモビジネスメンバーズ会員であること |
「いつでもカエドキプログラム」は、端末代金のおよそ半額の支払いが不要になるお得なプログラムです。
たとえば、総額105,500円(税込)の端末を「いつでもカエドキプログラム」で購入すると、48,000円相当の支払いが不要となります。
昨今のスマートフォンは、10万円を超える高価な端末も数多く登場しているので、約半額が支払い不要になる本プログラムは非常におすすめです。
ただし、本プログラムを利用する際には、購入した機種をドコモにおかえしする必要がある点にはご注意ください。
楽天モバイルからahamoへの乗り換えもおすすめ!
楽天モバイルからドコモへ乗り換えを検討している方は、ahamoへの乗り換えもおすすめです。
ahamoはドコモが打ち出した新料金の格安プランのため、ドコモと同じ回線を使うことができるからです。
楽天モバイルからahamoへ乗り換えるメリット
- ドコモ回線を使えるので回線速度が安定する
- ドコモ回線を使えるので利用できるエリアが広くなる
- 標準電話が何度でも無料で5分かけ放題になる
- 家族割引の対象になる
- 海外ローミングで使えるデータが増える
実際のユーザーが計測した、楽天モバイルとahamo、参考情報としてドコモの通信速度を比較すると、次のようになります。
キャリア | 平均Ping値 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
楽天モバイル | 50.17ms | 35.42Mbps | 18.68Mbps |
ahamo | 49.71ms | 117.5Mbps | 15.37Mbps |
ドコモ | 54.07ms | 162.8Mbps | 17.43Mbps |
参照:みんそく
楽天モバイルと比較すると通信速度にストレスを感じることなく使えるでしょう。
また、家族にドコモユーザーがいれば「みんな家族割」における家族回線の人数にカウントされるので、ドコモ側の料金には割引が適用されます。
楽天モバイルからahamoへ乗り換えるデメリット
- データ通信量が無制限でなくなる
- Rakuten Linkアプリが使えなくなる
- 楽天ポイント還元率が下がる
- お得な乗り換えキャンペーンが少ない
- 楽天モバイル端末は動作が未確認
- 店頭アフターサポートが有料になる
楽天モバイルからahamoへ乗り換える最大のデメリットは、1カ月間に使用できるデータ容量が無制限ではなくなることです。
楽天モバイルは、1カ月間のデータ使用量が20GBを超えると、どれだけデータを使っても月額料金は一律3,278円(税込)です。
一方、ahamoの20GBの月額料金は2,970円(税込)で、楽天モバイルならほぼ同程度の月額料金でデータを無制限に使用可能です。
また、ahamoは基本的にオンラインが前提のサービスなので、実店舗は存在しません。
3,300円を支払えばドコモの店舗でサポートを受けられますが、楽天モバイルのように実店舗でのサポート無料で受けることはできなくなります。
楽天モバイルからドコモへの乗り換えでよくある質問
最後に、楽天モバイルからドコモへの乗り換えでよくある質問を見ていきましょう。
ドコモへの乗り換えがおすすめな人は?
楽天モバイルからドコモへの乗り換えがおすすめな人は、次のとおりです。
- 端末を買い替えたい人
- 高品質なインターネットを利用したい人
ドコモでは、iPhoneをはじめ、数多くのAndroidスマホを取り扱っています。
最新のスマートフォンを安く購入できる割引キャンペーンも多いので、端末を買い替えたい人におすすめです。
また、日本全国で高品質なネットワークが利用できるので、快適にインターネットを利用したい人にも向いています。
楽天モバイルで購入した機種はそのままドコモ乗り換え後も使える?
楽天モバイルで購入したスマホは、ドコモに乗り換えた後も原則そのまま使えます。
ただし、一部の機種においては、NTTドコモで動作保証がされている訳ではありません。
端末に何か不具合があった場合でも自己責任となるので注意してください。
ドコモに乗り換える際、手数料はいくらかかる?
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、契約期間の縛りがない料金プランです。
そのため、楽天モバイルからドコモへ乗り換える際に、楽天モバイルの契約解除料が発生することはありません。
また、ドコモオンラインショップでMNP乗り換えをすれば、事務手数料3,300円(税込)も無料となります。
ただし、ドコモショップ(店頭)で申し込みをすると、通常どおり、事務手数料3,300円(税込)が発生するので気をつけましょう。
ドコモに乗り換えると違約金がかかる?解約金はいくら?
楽天モバイルは、いつ解約しても契約解除料は発生しません。
ただし、楽天モバイル解約時に端末の残債がある場合は継続して支払う必要があります。
また、キャンペーンなどを利用して申し込んでいる人も注意が必要です。
楽天スーパーポイントが還元される前に楽天モバイルからドコモへ乗り換えると、特典対象外となってしまうのでご注意ください。
ドコモへの乗り換えは店舗でできる?
楽天モバイルからドコモへの乗り換えは、店舗でも可能です。
店舗で乗り換えをしたい場合は、「本人確認書類」をはじめ、「契約者名義のMNP予約番号」が必要になるので、あらかじめ準備しておきましょう。
また、ドコモの店頭で乗り換えをした場合、契約事務手数料として3,300円(税込)がかかります。
ドコモオンラインショップで申し込みをすれば、事務手数料が無料となるので、特別な理由がない限りはオンラインからの手続きがおすすめです。
ドコモに乗り換える際、SIMロック解除が必要?
楽天モバイルで販売されているスマートフォンには、SIMロックがかけられていません。
そのため、SIMロック解除の手続きは不要で、楽天モバイルからドコモへのMNP乗り換えが可能です。
機種代が残っている場合、ドコモへの乗り換え後に端末代金の支払いが必要?
楽天モバイルで購入した端末の機種代が残っている場合、ドコモに乗り換えた後も継続して支払いが必要です。
分割払いでの請求が継続されるので、あらかじめ確認しておきましょう。
ドコモへ乗り換える際、オンラインと店舗のどちらから手続きがおすすめ?
楽天モバイルからドコモへ乗り換える際におすすめなのは「オンライン」です。
手続きが簡単なことにくわえて、店舗での長い待ち時間が必要ありません。
また、オンライン限定の割引特典や事務手数料無料といったメリットも豊富なので、特別な理由がない限りはオンラインで申し込むのがおすすめです。
まとめ:楽天モバイルからドコモへの乗り換えはかんたん!手順と注意点を要チェック!
楽天モバイルからドコモに乗り換える手順とデメリットを紹介しました。
楽天モバイルからドコモへの乗り換えは、かんたんにできます。
楽天モバイルの利用料金は日割り計算されないため、月末近辺での乗り換えがおすすめです。