携帯審査に通らない理由と対処法を紹介します。
携帯審査に通らない理由と対処法について知りたい方は、参考にしてみてください。
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携帯審査の種類｜一括・分割など支払い方法でも違いがある
まずは、携帯審査の種類をみていきましょう。
新規契約審査：携帯を利用するための確認であり、個人信用情報は関係ない
「新規契約審査」とは、携帯回線を契約するための審査です。携帯会社が独自に保有している顧客情報をもとに、主に次のような基準で審査されています。
- 過去に自社サービスを強制解約された人物ではないか
- 過去に自社サービスの支払いを延滞していないか
- 過去に自社サービスの短期解約を繰り返していないか
このように新規契約審査のポイントは、携帯会社のサービス利用に関する利用履歴が、チェックされる点です。
新規契約審査は、携帯会社が自社のサービスを適正に使用してもらえるのかを審査するため、個人信用情報は関係ありません。
分割審査：スマホを分割払いで購入するために必要
「分割審査」とは、携帯端末を分割払いで購入する際に、必要となる審査です。
分割払いの際に審査が必要な理由は、「割賦販売法」という法律の第三十八条で、事業者が消費者に対する過剰与信を防止するよう、義務付けられているためです。
第三十八条（支払能力を超える購入等の防止）
割賦販売業者及びローン提携販売業者は、共同して設立した信用情報機関（信用情報の収集並びに割賦販売業者及びローン提携販売業者に対する信用情報の提供を業とする者をいう。以下同じ。）を利用すること等により得た正確な信用情報に基づき、それにより利用者又は購入者若しくは役務の提供を受ける者が支払うこととなる賦払金等が当該利用者又は購入者若しくは役務の提供を受ける者の支払能力を超えると認められる割賦販売又はローン提携販売をおこなわないよう努めなければならない。
※引用：割賦販売法（e-Gov）
携帯会社は、CICやJICCといった信用情報機関の個人信用情報を照会し、携帯の申し込み者に適切な年収や支払い能力があるか、審査をしています。
個人信用情報とは、クレジットカードやローンの返済遅延、自己破産や債務整理の金融事故など、個人の金融に関する実績記録のことです。
分割審査の基準は10万円以上
携帯の分割審査は10万円以上・10万円以下で基準が異なるといわれています。
割賦販売法では、例外的に比較的少額（10万円以内）の生活に必要な耐久消費財（家電、携帯電話など）について、支払可能見込額を超える場合でも分割払いができるとしているからです。
そのため、10万円以上のスマホを分割払いにしようとすると、契約審査落ちの可能性も高くなるということは覚えておきましょう。
一括審査：不要だが、利用するための確認はおこなわれる
携帯端末を一括払いで購入する際は、分割払いのときのような、特有の審査はありません。
しかし携帯端末を一括払いで購入する場合であっても、携帯回線を契約するために必要な「新規契約審査」は、避けては通れません。
名義変更審査：手続き内容や、分割払いの引き継ぎの有無により異なる
まず予備知識として覚えておきたいのは、携帯の名義変更には、次の3パターンがある点です。
- 改称：結婚などで氏名が変わった場合の契約手続き
- 継承：契約者が亡くなってしまったなどの場合の契約引き継ぎ手続き
- 譲渡：家族や第三者の名義に契約を変更する手続き
携帯契約の改称の際には、書類に不備がないかの審査はありますが、内容に間違いがなければ審査落ちする心配はありません。
一方の継承と譲渡については、携帯の新規契約と同程度の審査がおこなわれると覚えておきましょう。
また継承・譲渡の際にスマホの分割払いも引き継ぐ場合は、信用情報に基づく分割払い審査もおこなわれます。
法人携帯契約時の審査：会社と代表者の情報が確認される
法人が携帯を契約する際には、個人の場合よりも厳格な基準で審査がおこなわれます。
なぜなら、法人携帯は契約回線数が個人携帯より多いケースが一般的であり、倒産などにより債権回収ができなくなるリスクも高くなるためです。
また法人が携帯を契約する際は、「犯罪に使用されないか」「暴力団関係者ではないか」といった信用度も審査で厳しくチェックされます。
これについては、健全な経営を続けている限りは通常は心配する必要はないでしょう。
法人が携帯を契約する際には、資本金や設立年数、口座など会社の情報のほか、代表者個人の情報も審査に影響を及ぼす場合があります。
こういった法人としての信頼性を確認する審査は、「与信審査」と呼ばれるものです。
分割・新規契約・名義変更審査で落ちた理由と対処法6選
続いて、分割・新規契約・名義変更審査で落ちた理由と対処法をみていきましょう。
申し込み内容に不備がある｜まずは問い合わせて確認しよう
携帯審査に通らない理由は、意外と基本的な部分にあるかもしれません。たとえば、申し込み内容に不備がある場合に、携帯の審査に落ちる可能性があります。
具体的には、入力した生年月日と本人確認書類の情報が違っていたり、本人確認書類の住所が最新のものでなかったり、といったケースが考えられるでしょう。
携帯の審査に落ちた理由や基準は、基本的には教えてもらえません。
しかし、申し込み内容の不備が原因で審査に落ちた場合は、カスタマーサポートへ問い合わせてみると、問題のある部分を教えてもらえる可能性があります。
サポート担当者に正しい申し込み方法を教えてもらったら、再びインターネットなどで申し込むとよいでしょう。
アップロードした本人確認書類が不鮮明｜まずはサポートへ問い合わせてみよう
オンラインで携帯を申し込んだ場合、スマホで本人確認書類を撮影して、そのままアップロードして提出できることがあります。
もしネットでアップロードした本人確認書類が不鮮明だった場合には、携帯の審査に落ちる可能性が高いです。
本人確認書類が不鮮明なことで携帯審査に落ちた場合、カスタマーサポートへ問い合わせをすれば、その旨を教えてもらえるかもしれません。
再び申し込みをおこない、スマホで鮮明な本人確認書類を提出すれば、問題なく契約審査に通るでしょう。
クレジットカードやデビットカードに不備がある｜選べる支払い方法を再確認しよう
携帯を申し込みの際に、登録した支払い方法に不備がある場合、審査に落ちる可能性があります。
たとえばクレカの番号が間違っていたり、対応していないデビットカードを選択していたり、口座振替に対応していなかったりといったケースに注意が必要です。
支払い方法に不備がある場合、カスタマーサポートへ問い合わせてみると、その旨を教えてもらえる可能性があります。
または携帯会社の公式サイトで支払い方法を再確認し、使いたいデビットカードが対応しているかチェックしてください。
過去にクレジットカードやローンを滞納した｜分割審査が不要な一括払いを検討しよう
過去にクレジットカードやローンの支払いを滞納してしまった場合や、自己破産・債務整理などをした場合は、個人信用情報にその履歴が残っている可能性があります。
思い当たる節があれば原因は理解できますが、ときには知らず知らずのうちに支払い遅延が発生し、ブラックリストになっている場合があるかもしれません。
もし分割払いの契約審査に落ちたにもかかわらず、思い当たる節がないようなら、まずは自分で個人信用情報の開示請求をするとよいでしょう。
個人信用情報は、本人なら自分でネットで照会できます。審査落ちの原因を見つけるためにも、チェックしてみるのがおすすめです。
ただし、個人信用情報を自分で照会するには、手数料がかかります。たとえば、CICへネットで開示請求をした場合、1,000円（税込）の手数料が必要です。
もし個人信用情報に問題がある場合、残念ながら携帯会社へ理由を説明しても審査に通る可能性は低いでしょう。
対処法としては、一括払いでの端末購入を検討するのがおすすめです。一括払いで購入すれば、分割払いのための契約審査がなくなるため、契約ハードルは低くなります。
他社の借入金額が大きい｜できれば先にローンを完済、難しいなら一括払いを検討
他社からのローン借入金額や、分割払い・リボ払いの残額が大きいと、支払い能力が足りないと判断され、携帯端末の分割払いの契約審査に落ちる可能性があります。
もし思い当たる節がある場合、可能であれば他社のローンや分割払い・リボ払いを、先に完済するのがおすすめです。
他社のローンや分割払い・リボ払いの利用履歴があっても、遅延なく完済していれば、個人信用情報としては問題になりません。
しかし、他社のローンや分割払いを先に完済するのが難しいようなら、携帯端末の一括払いでの購入を検討してください。
携帯端末を一括払いで購入すれば、分割の契約審査は不要のため、他社からの借金の金額は関係なくなります。
回線契約数の上限に達している｜基本的は5回線まで、それ以上は他社を検討
もし同じ携帯会社の回線を複数契約している場合、契約できる回線数の上限に注意が必要です。
振り込め詐欺などの犯罪を防ぐために、大手キャリアでは、個人による携帯契約の回線数の上限は「5回線まで」と定められています。
そのほかの携帯会社でも同様に回線数に上限があるため、ひとりでそれ以上の契約をするのは難しいでしょう。
どうしても何らかの理由で複数回線が必要な場合は、他社の携帯を契約するのがおすすめです。
一括払いでも審査に通らない！落ちた理由と対処法2選
ここでは、携帯一括払いで落ちた理由と対処法をみていきましょう。
過去に携帯料金を滞納した、強制解約させられた｜不払いが残っている場合はまず完済
携帯会社によっては、ひとつの会社が複数のサービスやブランドを展開している場合があります。
もし同じ会社が提供する別サービスの支払いを、滞納した・強制解約させられた過去がある場合、一括払いでも契約審査に通らないリスクに注意してください。
なぜなら、社内で顧客情報が共有されている可能性があり、その場合は別サービスの審査にも影響を及ぼす心配があるためです。
たとえば、携帯会社大手のドコモ・ソフトバンクは、次のように多彩なサービスを提供しています。
| 会社 | 展開しているサービス・ブランドの例 |
| NTTドコモ | ドコモ、ahamo、ドコモ光など |
| ソフトバンク | ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMO、SoftBank 光など |
もし同じ会社の別サービスで過去にトラブルがあった場合、新しく契約審査に通るのは難しいかもしれません。その場合は残念ですが、別のスマホのサービスを検討してみてください。
また、過去に滞納した携帯料金が不払いのまま残っている場合、まずは未納料金を完済する必要があります。
なぜなら携帯料金の不払い情報は、下記2つの団体に登録され、ほかの携帯会社と情報共有されているためです。
- 電気通信事業者協会（TCA）
- テレコムサービス協会（TELESA）
上記の不払い情報は、未納料金を完済すれば抹消されるようになっています。もし過去の未納料金がある場合はまず完済し、携帯会社に不払い情報の抹消を求めましょう。
過去にキャンペーン目当てや転売目的で短期解約を繰り返した｜他社を検討しよう
携帯サービスでは、他社からの乗り換えがお得になる高額なキャンペーンや割引が実施されているときも多いです。
過去にキャンペーン・クーポン目当てや転売目的などで、契約と短期解約を繰り返した場合、一括払いでも新たな携帯の契約審査に通らなくなる可能性があります。
もし短期解約が原因で携帯審査に落ちる場合、カスタマーサポートへ問い合わせても、審査落ちの理由は教えてもらえないでしょう。
現時点で携帯を契約するのは難しいので、他社のプランを検討するのがおすすめです。
ただし、1〜2回など自然な範囲での短期契約での解約は、それほど問題にならない場合があります。
念のため商品を一括払いに変更して申し込んでみると、審査に通るかもしれないので、チャレンジしてみるのもおすすめです。
法人契約の携帯審査に通らない！落ちた理由と対処法3選
ここでは、法人契約の携帯審査に落ちた理由と対処法をみていきましょう。
ほかの携帯会社での不払いが残っている｜未納料金がある場合は先に完済する
ほかの携帯会社での未納料金がそのまま残っている場合、別のキャリアで法人携帯を申し込んでも、審査に通らない可能性があります。
なぜなら法人携帯の過去5年以内の不払い情報も、電気通信事業者協会やテレコムサービス協会を通して、携帯会社同士で共有されているためです。
もし過去の携帯料金の不払いがある場合は、まずはそちらの完済をおこないましょう。
不払いが残っていないか確認したい場合は、以前契約していた携帯会社に連絡すれば、情報を照会できます。
また法人の代表者が個人で契約した携帯料金の不払いについても、法人携帯の契約時の審査に影響を及ぼすため、注意してください。
所在地や住所に問題がある｜バーチャルオフィスを利用している場合は犯罪歴を確認
法人携帯を申し込む際に申請した、会社所在地や住所に問題がある場合、審査に落ちる可能性があります。申請した住所に誤りがないか、今一度確認して申し込んでみてください。
またバーチャルオフィスの住所を契約している場合、過去に犯罪歴のある住所だった場合など、こちらには非がなくても携帯審査に落ちる可能性があります。
もしバーチャルオフィスを利用していて、法人携帯の審査に落ちた場合は、住所自体に問題がないか調べてみましょう。
電話番号やメールアドレスなどに問題がある｜申し込み内容に間違いがないか確認
申し込みの際に申請した、電話番号やメールアドレスに問題があると、法人携帯の審査に落ちる可能性があります。
スマホの電話番号やメールアドレスの問題は、多くの場合に入力ミスであるため、契約内容に間違いがないかよく確認するとよいでしょう。
【ドコモ・ソフトバンク別】審査に通るか確認する方法があるか調査
続いて、携帯審査に通るか確認する方法があるかどうかをみていきましょう。
ドコモ：通過するか確認する方法はある（機種変更のみ）
ドコモは、現在すでに携帯回線を契約中の人が機種変更をする場合に限り、端末の分割払いの審査に通るか事前に無料で確認する方法があります。
その方法とは、ネットで会員サイト「My docomo」内にある「電話機購入時確認サイト」を利用する方法です。
電話機購入時確認サイトを利用するには、まずは契約中のドコモの携帯を使って、My docomoにログインします。
その後、画面を下までスクロールすると、「電話機購入時確認サイト」という文字があるので、そちらを選択してください。
あとは画面の指示に従い、必要事項を入力すれば、携帯の分割払い審査に通るか簡易的な確認ができます。
ただし、「審査に通過します」などの明確な回答が得られるわけではないため、注意してください。
もし下記のように契約不可の文章が表示された場合、残念ながら審査に通過するのは難しいと判断できます。
- 「審査基準を満たしておりません」
- 「端末の分割払い契約件数を超えています」
上記のような利用不可のメッセージが出なければ、契約審査に通過する状態にある可能性が高いと考えてよいでしょう。
︎ソフトバンク：通過するか確認する方法はない
残念ながらソフトバンクでは、携帯審査に通るか事前に調べる方法はありません。分割払い審査だけでなく新規契約審査についても、基準は非公開のため、実際に申し込んでみるしか方法はないです。
ただし、個人信用情報を自分で調べることだけはできます。携帯の分割払い審査に通るか不安な場合は、個人信用情報をチェックしてみるとよいでしょう。
審査に通りやすい？審査が甘いおすすめ携帯サービス3選
次に、審査が甘いおすすめ携帯サービスをみていきましょう。
具体的に、以下3つの審査内容を紹介します。
楽天モバイル｜新しいキャリアのため通りやすい可能性がある
ドコモ・ソフトバンクやそのサブブランドの審査に不安がある場合、楽天モバイルに申し込んでみるのをおすすめします。
なぜなら楽天モバイルは新しいキャリアのため、初めて契約する人も多いためです。
ドコモ・ソフトバンクは以前から多彩なサービスを提供しているので、知らず知らずのうちに悪い履歴が残っている可能性もあります。
一方、楽天モバイルなら初めて利用する人のほうが多いでしょうから、悪い履歴が残っていない可能性が高く、審査にも通過しやすいでしょう。
また審査基準は公表されていないため断言はできませんが、楽天モバイルは新規ユーザーの獲得に積極的なので、他社と比較して審査基準が甘い可能性もあります。
携帯審査に通るか不安な人は、ぜひ楽天モバイルを契約してみてください。
IIJmio｜TELESAに加盟しているが、不払者情報の交換には参加していない
IIJmioは、他社で携帯料金を延滞してしまった場合にも、比較的審査に通りやすいサービスです。
IIJmioの運営会社はテレコムサービス協会（TELESA）に理事として加盟していますが、不払者情報の交換には参加していません。
未納料金を完済しても不払者情報が更新されるには時間がかかるため、そういったケースにはIIJmioに申し込んでみるとよいでしょう。
IIJmioは、希望に応じて月間データ容量を細かく選べるプランが特徴です。携帯プランとしても魅力があるサービスなので、ぜひ契約してみてください。
イオンモバイル｜TELESAに加盟しているが、不払者情報の交換には参加していない
審査の甘い携帯サービスをお探しなら、イオンモバイルを検討してみるのもおすすめです。
イオンモバイルの運営会社は、テレコムサービス協会（TELESA）に加盟はしているものの、不払者情報の交換には参加していません。
他社で携帯料金の滞納があって審査に落ちる場合でも、イオンモバイルならスマホを契約できる可能性があります。
未納料金を完済しても情報が反映されるまでに時間がかかるケースはありますが、その場合であってもイオンモバイルなら契約審査に通る可能性はあるでしょう。
携帯審査でよくある質問
最後に、携帯審査でよくある質問を見ていきましょう。
具体的に、以下7つの質問に回答していきます。
それぞれ順番に確認していきます。
子供名義で携帯を契約できる？
子供（未成年）の名義で携帯を契約することは、12歳以上・中学生以上であれば可能です。契約時に必要な書類は、親権者同伴の有無や支払い方法によって異なりますが、親権者の同意書などが求められます。
ドコモ・ソフトバンクは、公式に「未成年名義でも契約は可能」としているので、条件さえ満たせば契約審査にも問題なく通ります。
ただし分割払いの場合は、支払い能力がないと判断されれば、審査には通らないため注意が必要です。
プリペイド携帯・レンタル携帯は審査なしでもてる？
プリペイド携帯は、契約する業者により審査の有無が異なります。
ソフトバンクのプリペイド携帯では、審査の有無や基準は非公開ですが、過去に支払い遅延がないか、犯罪目的での契約ではないか、などの簡易的な審査は実施されるでしょう。
実際にネット上では、「プリペイド携帯でも審査に落ちた」という口コミが、ごく一部に寄せられています。
ただし大手キャリアとは別に、審査なしのプリペイド携帯を提供している業者は存在し、そちらは審査なしで利用可能です。
レンタル携帯についても同様で、「審査なし」と明記されている業者を選べば、審査を受けずに契約できるでしょう。
購入料金が10万円を超えると、審査の厳しさが変わる？
携帯端末を分割払いで購入する際は、「端末代金10万円」がひとつのボーダーラインとなります。
なぜなら端末代金が10万円以下の携帯は、「少額店頭販売品」と呼ばれる、割賦販売法の例外措置に該当するためです。
法律では少額店頭販売品は、過剰な借入や延滞がない場合は、利用者の支払い能力を問わずに分割払いができることになっています。
もちろん最終的に審査結果を出すのは携帯会社なので、10万以下の携帯端末を選べば、必ず分割払い審査に通るとは限りません。
しかし、審査の厳しさは変わってくるので、場合によっては検討するとよいでしょう。
MNPで一括0円の契約でも携帯審査はある？
MNPで一括0円の携帯端末を購入する場合でも、回線を新規契約するための審査はおこなわれます。
分割払いの審査はありませんが、過去に延滞などを起こしていると、審査に通らない場合があるため、注意が必要です。
審査なしの携帯サービスはある？
大手キャリアで契約する場合は、原則としてすべての契約で何かしらの審査がおこなわれると考えてよいでしょう。
しかし、プリペイド携帯やレンタル携帯などを提供するキャリア以外の事業者では、「審査なし」と謳っているところがあります。
公式サイトで、明確に審査なしと記載されている業者なら、プリペイド携帯やレンタル携帯を、審査なしで利用できるでしょう。
新規契約の審査が甘い携帯サービスはある？
年収など携帯会社の審査基準は公表されていないため、明確に審査の甘い・厳しいを断言することはできません。
ただ、電気通信事業者協会やテレコムサービス協会の「不払者情報の交換」に参加していない業者であれば、他社での不払い情報は共有されていません。
そのため、比較的審査に通りやすい可能性があります。
機種変更でも携帯審査はある？
機種変更の場合であっても、基本的に契約審査はおこなわれると考えましょう。分割払いで携帯端末を購入する場合は、支払い能力があるかの確認も実施されます。
なおドコモに限っては、会員サイト内の「電話機購入時確認サイト」のページで、機種変更の際に分割払いの審査に通るかどうか、事前に調べることが可能です。
携帯の審査はどれくらいかかる？
楽天モバイルやイオンモバイルなど、格安SIMの携帯審査は最短即日で完了します。
一方で、ドコモなど大手キャリアは2日程度、ソフトバンクは最短即日で審査が完了します。
上記はあくまでも目安で繁忙期や本人確認書類に不備があった場合、審査が長引く可能性もあります。
まとめ：携帯審査に通らない理由に注意！一括・分割など、支払い方法の変更も検討しよう！
携帯審査に通らない理由と対処法を紹介しました。
通らない場合は、一括・分割など、支払い方法の変更も検討してみてください。
もし思い当たる節がある場合、可能であれば他社のローンや分割払い・リボ払いを、先に完済するのがおすすめです。
