ゴリラ
感染症や食中毒などへの対策として「マスク」「うがい」「手洗い」が推奨されますが、より几帳面な方向けに「洗えるスマホ」が販売されています。
「えっ!?スマホを直接洗うの?壊れない!?」と驚くかと思います。僕も最初はそうでした。
そこでこの記事で、実際に洗えるスマホを洗ってみた感想や、洗う際の注意点、最新の洗えるスマホを紹介します!
「洗えるスマホ」と言っても基本的に泡のハンドソープに対応しているだけで、固形石鹸やシャンプーでは洗わないようにしましょう。
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スマホは本当に洗う必要があるのか?
一説によると、スマホは便座よりもきたないと言われています。
毎日、何回も手で触るので、大量の細菌やバイ菌がいるのは納得してしまいます。
また、2020年代初頭の世界的なパンデミックの広がりもあり、「洗えるスマホ」という市場が急に拡大しました。
「防水スマホ」と「洗えるスマホ」の違い
ゴリラ
この記事で強調したいのは「防水スマホ」と「洗えるスマホ」は別物ということです。
いまや最新のスマホはIPX5やIPX6のような防水の基準をクリアしたものがほとんどですが、これらは全て常温の水道水に対しての基準です。
「洗えるスマホ」とは水道水ではなく、泡タイプのハンドソープが使える設計のスマホを指します。
一般的な「防水スマホ」はハンドソープその他で洗ってはいけません。
実際にスマホを洗ってみた感想は
ということで実際にスマホを洗ってみた動画がこちらです。
洗ってみると「なんだか悪いことをしている」という気持ちになりました。
本来は絶対に水につけてはいけないはずの精密機器を水道水にさらし、泡まみれにするのは、背徳感というか非日常感を感じました。
ただし慣れてしまえば、ただの硬くて平面の物体を泡で洗うだけで、特に新しい感覚はありません。
洗えるスマホの洗い方
富士通のホームページに掲載されている、洗えるスマホの洗い方をザックリ紹介します。
▼洗えるスマホの洗い方▼
- 本体の電源を切り、SDカードやSIMスロットのキャップを完全に閉じる
- 手にハンドソープを取り、泡だてる
- 泡を本体に乗せ、前面と背面をこするように洗う
- 全体を完全にすすぐ
- 全体を乾いた布などで拭き取る
- 本体をしっかりと持ち、水滴がなくなるまで20回程度振る。逆向きでも20回ほど振る
- 本体から出てきた水分を拭き取り、自然乾燥させる(綿棒などは使わない)
とくに洗う前に本体の電源を切り、各種スロットをしっかり閉じることが重要です。
キッズ向けケータイを洗う習慣を取り入れるのもおすすめ!
洗えるスマホの中には、キッズ向けモデルもあります。
お子さんには外から帰ってきたら手洗い、うがいと一緒にスマホを洗うことを習慣づけさせるのも良いですね。
専用の泡ハンドソープを用意し、スマホを洗うついでに手も洗ってもらうなど、お子さんが楽しんで習慣化できる仕組みがつくれるといいですね。
「洗えるスマホ」5つの注意点
洗えるスマホの取り扱いについて、いくつかの注意点を紹介します。
▼洗えるスマホの注意点▼
- 使えるハンドソープ、洗剤は限られる
- 本体が濡れている状態では充電しない
- お湯、サウナ、海水は禁止
注意①使ってはいけない石鹸、洗剤もあるので注意!
洗えるスマホを洗うことができるのは「泡のハンドソープ」か「液体タイプの食器用洗剤」などです。
詳細は各スマホの取り扱い説明書やホームページをチェックしていただきたいのですが、基本的に「泡タイプのハンドソープ」なら問題ありません。
以下は推奨されません。
- 固形タイプのせっけん
- シャンプー
- 入浴剤の入った水(お湯)
その他の洗浄用品で洗うと、隙間から内部に水分が入り込んだり、思わぬ化学反応により故障やトラブルの原因になる可能性があります。
注意②本体が濡れている状態では充電しない
充電は十分に乾燥させてからにしましょう。
わずかでも水分が残っていると、ショートの危険があり、本体の故障、火傷や火事の可能性もあります。
スマホを洗った後は、1〜2時間くらいは時間を設けて十分に乾燥させ、乾き切ってから充電しましょう。
注意③お湯、サウナ、海水は禁止
お風呂場の利用(湯船に浸かりながら使うなど)は数十分であれば問題ありません。
ただし40°前後のお湯につけるとスマホ本体が高温になり、故障や誤作動の原因になります。
また「湿気の多い場所での長時間の利用」も推奨されていません。
サウナなど高温かつ湿度が高い場所は故障の原因になります。
どちらにしてもサウナ内ではスマホの利用が禁止されていることが多いです。プライベートサウナで使いたい場合も、基本的にサウナの外にスマホは置いておきましょう。
また洗えるスマホは「塩水」への耐性はありません。海での利用も注意してください。
【2023】洗える最新スマホ一覧
2023年4月時点で各社から発売されている洗えるスマホは以下のとおり。
- サムスン
Galaxy A23(22年10月) - FCNT
arrows N(23年2月)
arrows We(21年12月)
らくらくスマートフォン F-52B(22年2月)
arrows NX9(20年12月) - シャープ
BASIO active(22年10月) - 京セラ
かんたんスマホ3(23年3月)
キッズケータイKY-41C(23年2月)
Android One S10(23年1月)
DIGNO ケータイ4(22年9月)※ケータイ
かんたんスマホ2+(22年3月)
Android One S9(22年3月)
G’zOne TYPE-XX(21年11月)
中でもおすすめの3機種を紹介します。
arrows N F-51C【質の高い洗えるスマホ】
洗えるスマホの中でも比較的スペックが高く、同時に価格も高めなのがarrows N(アローズエヌ)です。
2023年2月発売の最新機種で、120Hzリフレッシュレート対応の有機ELのおかげで滑らかに美しい映像が楽しめます。
部品の約67%にリサイクル素材を使用するなど環境にも配慮されており、サスティナブルを意識しています。
arrows We F-51B【2万円台で買えるハイコスパスマホ】
arrows We(アローズウィ)はドコモ、au、UQモバイル、ソフトバンク、いずれも2万円代で買えます。
指紋認証など各種機能は不便なく使うことができ「洗えるスマホを一度使ってみたい!」という方におすすめです。
「より綺麗な映像が観たい!」とか「もっとカメラの性能が欲しい!」という方にはもの足りませんが、価格を考えると十分な性能を持っています。
キッズケータイKY-41C【洗えるキッズケータイ】
ドコモから発売されているキッズケータイ「KY-41C」も、ハンドソープで洗えます。
2023年2月発売の最新機種で、小学中学年〜高学年のお子さんに向いています。
ちなみに旧機種の「キッズケータイSH-03M」もハンドソープで洗えますが、多くの性能で「KY-41C」の方が上回っています。
まとめ:洗えるスマホを使うにも十分注意が必要!
洗えるスマホについて解説しました。
ハンドソープに対応しているからといって、石鹸やお湯を使うと故障する可能性があります。また、洗う前に電源を切り、各種スロットをキッチリ閉じるのも大切です。
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